ミッション:インポッシブル フォールアウトのレビュー・感想・評価
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情にもろい頑張り屋のドジ
アクションシーンは派手になればなるほど諸刃の剣のようにストーリーを停滞させてしまうことがあるのだが、本作についてはほとんどその停滞を感じなかった。始まった時からずっと状況が切羽詰まっていて(シーンごとに毎度毎度強引にピンチを設定されているのは確かなんだが)、アクションにも演技にもやむにやまれぬ切迫感が途切れないからだ。
それはイーサンというキャラの扱い方にも表れていて、これまで以上に「失敗も多いけど絶対に諦めない」という異常に強運な熱血キャラを押し出しているのがいい。イーサンのノープランっぷりは既にギャグとしても機能してきたが、このキャラの本質であり、映画の推進力にもなっているのだ。
今までは「有能」と「ドジ」がバッティングして整合性が取れずにいた部分を、本作は明確に「情にもろい頑張り屋のドジ」と認めてみせた。これってシリーズにおいてもプチ革命な気がするし、一観客として自分もイーサンに付いていこうと決意を新たにしました。
スパイ物のライバル「007」に大きく水をあけたシリーズ最高傑作
「ローグ・ネイション」の壁を超えその品質に磨きをかけた本作は、もはやシリーズ最高傑作として認定しうるほど一つの高い山を登りきった。
「ユージュアル・サスペクツ」の時代から続くクリストファー・マッカリーの脚本術は今回さらに研ぎ澄まされ、ダイナミックで知的な走行を続ける。そして監督としても前作以上の凄みを見せ、放たれるセリフと映像は寸分の無駄もなく想像効果を上げ、とてつもない密度で胸に迫ってくる。
何より圧巻なのは、トムとマッカリーが決して守りに入らないところだ。生身の身体でどれだけCGを超えた表現を追求できるのか、その限界を果敢に押し広げる姿は、魂を揺さぶるほどエキサイティング。様々な要素や試練を掛け合わせることで「人間イーサン・ハント」をまた一段と掘り下げ、彩っていく筆致も鮮やかだ。この完成度。スパイ物のライバル「007」シリーズに現時点で大きく水をあけたと言っても過言ではないだろう。
トム・クルーズには死ぬまで走って欲しい!!
今年56歳になるトム・クルーズのスタントシーンがいつも話題になる本シリーズ。今回もバイクにカーにヘリに最後は断崖絶壁にと、危険度はいつもにも増して高めだが、確かにそれは、超人という設定の主人公が地球さえ滅ぼしかねないスーパーパワーを炸裂させる場面に慣れたファンの目を、人間による人間のためのアクションがもたらすカタルシスへと引き戻してくれる。でも、クルーズが本当に凄いのは、俳優として動きの基本である"走り"を、間違いなく自分自身で体現しているところ。ガニ股走りがチャームポイントでもあるハリソン・フォードは別として、これ程までダイナミックに、見ようによっては笑っちゃうくらい一生懸命に、全力疾走して、それが絵になるスターは他にいない。その走りが災いしてのビル激突&骨折事故ではなかったか。だから、このジャンルの偉大な先人たち、バスター・キートンやジャッキー・チェンとトム・クルーズを同列で語ることは、とても理に適っているのだ。どうか死ぬまで走って走って走り抜けて欲しい。渾身の最新アクションに接して、心からそう思った。
集大成にして総決算。トムの挑戦どこまで続く
これが完結編だとしても悔いのないように……そんな覚悟でトムが本作に臨んだ気がする。もちろん今も体力の衰えを感じさせないトムなら、まだまだ挑戦を続けるだろうが、7作目以降も同じ意気込みでイーサンを演じ切るのではないか。
シリーズのお約束、トム自身の超絶スタントは、前宣伝でイチオシのヘイロージャンプに、ヘリコプターにロープでぶら下がりよじ登ってからの操縦、ビルからビルへの跳躍など、これでもかとてんこ盛り。過去作の名場面のオマージュも数多く、フリークライミング、バイクのチェイスは第2作、敵役がヘリで逃げおおせるショット、サイモン・ペッグの遠隔ナビでトムが走るシークエンスは第3作といった具合。ミシェル・モナハンも同窓会よろしく再登場する。
これだけの要素をよくも詰め込んだものだと感心するが、ストーリーの新鮮な驚きはやや弱いか。トムの超絶スタントを期待するファンは決して裏切らないが。
僕は失敗しますんで
5作めを観てない上、展開が早くて、やはりついていけない。まあ、スピードが命のシリーズなので、早いのはデフォルトだけど。シリーズ初めの頃は、失敗しないイーサン・ハントであったが、だんだん人間くさくなってきた。やはりジュリアを愛して変わったのかな。
レベッカ・ファーガソンきれいだなー。アクションも決まってたし、ライダースーツ姿がかっこいい!
テレ東午後のロードショーを録画で視聴。
わかりやすいストーリーと激しいアクション、多彩なキャラで見どころの...
わかりやすいストーリーと激しいアクション、多彩なキャラで見どころの多い作品。
特にラストはカウントダウンも相まってかなりハラハラする展開に。
前作から引き続き登場のキャラがいるので復習必須。
トム・クルーズ自身のスタントは以前からすごいが、それを見せようとし過ぎてかカメラの構図が映画向きじゃ無いシーンがあるのが気になった。
今作からジェレミー・レナーが出ていないのが残念。
その代わり、ホワイト・ウィドウ役のバネッサ・カービーが魅力的でいい。
前の作品を観ていないと
分かりにくいと思う。レーンとの関係など。
前の奥さんとの関係も?前作観ていないからなのか、奥さんの話は知らなかった。
話の流れもよくわからなかった。
だいぶ走らされたり、ヘリのアクションも凄い。
ただ、テレビ放送の吹き替えは、DAIGOやアリスは別の人の方がよいと思った。特にアリスは入ってこなかった。
午後ロード 録画視聴にて。地上波初とのこと。
トムクルーズのアクション、最高傑作
期待通りの面白さ。
臨場感があって、見応え最高です。
とにかく、アクションシーンがカッコいいです!
不可能を可能にする、超人的な体を張ったシーンの連続で惹き込まれます。
あっという間の2時間。
安定のミッションインポッシブルシリーズ。おすすめです!
キーワードは3D。空間を最大限に使ったアクション。
ミッションインポッシブル覚書。
過去鑑賞作だが、記憶曖昧なところがあったので配信で復習。レビュー投稿多数につき、気になったポイントだけ。
・レーン生きてたか。まあ前作の終わり方があっけなさ過ぎたからなあ。
・小型核兵器か。ベタなネタだな。どう展開する?
・超高高度からダイブ!やめなさいよ、死ぬって!
・トイレのアクションは見物。背景白でピカピカにしたのは大正解。リアルさよりもアクションの見栄えに拘った背景作り。
・ホワイト・ウィドウ。ほんと謎の女。目力が強すぎ。
・どうも古都でカーチェイスするのが好きらしい。パリど真ん中でよく撮影できたな。
・どうも屋根の上を全力疾走するのが好きらしい。どういう趣味?
・ベンジーの「ごめん、2Dで見てた!」ウケる。
・長官死ぬところで一旦話が切れたな。そこからクライマックスに向かうと。
・ヒロイン交代。2人は出会ったばかりで仲良し?
・イルサ弱くなった?
・ヘリはちょっとやり過ぎ感が・・・。ヘリ出てきたら墜落するのがお決まりなんだけど。
ストーリーは前作よりもひねりが入っていてよかったと思う。ただ尺がちょっと長い。
個人的には、シリーズの中では前作のローグ・ネイションか今作のどちらかがベストではないかと思います。が、2025年公開予定の最終作に期待します!
いや〜、トム・クルーズやるもんだ!!
7月13日(木)今日はイーサン・ハントの誕生日と言う事で1日限定公開の「ミッション:インポッシブル フォールアウト」をTOHOシネマズ新宿のIMAXで。
第6作は観ていなかったので、来週の新作公開に向けて丁度良いと思っていたら2時間27分全然飽きなかった。カーアクションも展開も今回のインディよりはるかに良い。とにかくトムが走る、走る。あれでビルにぶつかれば骨折するわけだ。今日81歳になったハリソン・フォードとはダンチだな。
「トップガン」でジェット機に乗っていたトムがヘリの操縦に苦労するのも可笑しい。でも2,000時間訓練して自分で操縦しているらしいから、やっぱり凄いな。
友人が送ってくれたトムと顔がそっくりなスタンドイン(が3人いるらしい)らしき人がパリのオートバイのチェイスシーンに登場か?顔や髪が本人とは微妙に違うカットがあった。
来週公開の最新作がさらに楽しみになった。
Iさん、1日限定IMAX公開情報ありがとう。
傑作が観られました。
満足の出来
ミッション・インポッシブルである必然性は、
・不可能だと思われる指令であること
・トムがキレッキレのアクションをこなすこと
・身内に裏切りがあること
・変装や痕跡を消すガジェットなど最新のテクノロジーの割に、アナログ的に走り回ること
などがあると思います。
これだけ長い期間、一線級の活躍を続けていられるトム・クルーズには、賞賛しかありませんが、今回は特に落下のアクションを数多くこなしており、迫力はかなりのものがあります。個人的には、冒頭の格闘シーンでいきなりスイッチが入る展開で、ハートをわしづかみにされました。
正直言って、ストーリーはどこかで聞いたような話で、特に『ピースメーカー』には酷似していると思いました。皮肉にも、元嫁のニコール・キッドマンが主演した映画で、かなり面白かったのに、評価はそれほど高くありませんでした。
今回は、続投したキャストが大活躍で、特にベンジーはこのシリーズには無くてはならないキャラクターに成長しました。
ただ、M:I3で登場したイーサンの妻と、イーサンを追うCIAのエージェントが、外見がそっくりなのでかなり混乱しました。
また思ったけど、ほんとにアクションが凄すぎ。
ヘリのアクションとかもう色々凄すぎて、凄いとしか言いようが無い。
50代も半ばで、足首骨折して6週間で復帰するのも意味わかんないし、アクション凄すぎて、すげー!って笑っちゃうほど。
このアクション観ちゃうと、他のアクション映画ちっぽけに感じちゃいそう。
ストーリーも面白いし、最高!
シリーズの中で一番面白い!
昨年公開されたミッション・インポッシブルデッドレコニングPart1も面白かったが、今回のフォールアウトも面白い。御馴染みのトム・クルーズをはじめキャストが豪華。
特にデッドレコニングPart1でも出演したレベッカ・ファーガソンやヴァネッサ・ガービーも出演していたので見応えあり。
ハラハラドキドキが満載なのはこのシリーズのお家芸。一番面白いシリーズだと伝えたい。
ストーリーはわからんが面白い!
このシリーズはアクション作品の方向に舵取りしてから前作のローグネイションで頂点を極めたくらいに面白かったのだけれど、それを越えて更に面白くなったと思う。
落ちる、落ちる、落ちる、走る、走る、走る、飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ、と正に息もつかせぬアクションの連続。格闘アクションも良かったし文句をつけるところがありません。
ただ、アクションてんこ盛りによる弊害もあって、それは、ストーリーがよくわからなくなってしまうこと。今、直近で何をしているのかはわかるけれど、何でやっているのかわからない。途中で何でこうなった?と疑問に思っても自分の頭を修復するより早く次に進んでしまい、まあどうでもいいかという諦めの境地に達するしかない。
個人的にはサイモン・ペッグ演じるベンジーはお気に入りキャラクターで、彼が相変わらずひょうきんな一面を見せながら現場のエージェントとして頑張っていたのが嬉しい。活躍したのかと言われるとちょっと返答に困るけれど、行き当たりばったりで勘頼りも多いイーサン・ハントのチームメンバーが務まるのはベンジーくらいしかいないはず。だから存在するだけで活躍したと言えなくもない。
あと、これはシリーズもののアクション映画の宿命みたいなものだと思うけど、すごく面白くても半年後くらいにはすっかり忘れちゃってるだろう事が悲しいね。
現にローグネイションのレビューがなかったから書こうかと思ったけど、水の中でグルグルしてたことくらいしか覚えてなかった。
まあ面白かったという記憶だけは残るのでそれで良いだろう。
それと、どうでもいい余談だが、妻がウォーカーに対して「目からビーム出せ!」と言ったのがツボだった。確かに彼はスーパーマンだけどさ。
身を張ったアクションてんこ盛り
この映画は、ただトム・クルーズの自身のアクション・スタントシーンと、あり得ないようなストーリー展開と、相手をやっつけるシーンのそう来たか感とを楽しむ映画と割り切っている。国際政治におけるCIAやMI6、秘密のエージェントやシンジゲートの暗躍活動は、ダブルスパイ、かなり複雑な政治事情、相互のフェイクの情報操作を含んでいると思われるので、切り離してみている。
最初の輸送機からのスカイダイビング、トイレでの格闘シーン、バイクでのチェイス、カーチェイス、建物の屋上を疾走するシーン、ヘリから垂らされたロープをよじ登ってからのヘリでのチェイス、崖をよじ登るシーンとてんこ盛り。自分の場合は、もうハラハラドキドキはなく、いたって覚めた目でみている。
トム・クルーズは、体を張っていて凄いとは思うが、こういう映画が与えるメッセージが、アメリカが裏で暗躍しているのは、世界の平和のためっていうのが胡散臭すぎて、やはり冷めた目で見てしまう。
都合がよいストーリー展開が気にならず、純粋にアクションだけで見るので満足できる人には、良い映画なのでしょう。取ってつけたように元妻を持ってくるのは、ストーリー的に必要だったのか?客寄せパンダかな。
絶対スタッフ泣かせですよね
シリーズ六作目は、前作に続きクリストファー・マッカリー監督。
トイレでの一抹は面白い仕込みでした、それにウィドーの存在感も良かった。
でもそんな事よりもう作品の目玉でしょう、今回も超絶アクションがすごかったです。
ヘイロージャンプにヘリへぶら下がりからの乗っ取り、骨折事故に繋がったビルへの飛び移り、パリでのバイクチェイスなど本当に見所が多かったです。
スタントマン泣かせって言われますが、このノースタントのアクションは絶対スタッフ泣かせですよね。
毎回毎回、大事故になるんじゃ無いかって胃が痛いと思います。
いや、これは面白かったですね。
「デッドレコニング」の前に始めた「インポッシブル」マラソン。
公開前には終わっていたのですが、レビューをまとめていたらこんな時期になってしまいました。
早く新作「デッドレコニング2」が観たいものですね。
ヒロインが多いんじゃ
前作で倒したはずのシンジケートがまだ存在しており、リーダーも生きていたという設定。前作の悪役と今作の悪役は同一人物であり、髭が生えてたりメガネを外していたりと気付くのが難しいっす。
アクションはとてもよく、特に最後のシーンが良かった。雪山を背景にヘリを操作するシーンがとても映ていて美しいアクションシーンだなと思います。
ただ前作や前々作よりもシリアスになった、雰囲気が暗くなったという印象。勢力も大きく、登場人物も多くなっておりどんどん進化していってることがよく分かる。
こちとらマーヴェリックだぜ!?
7月13日はイーサンの日!と、日本人らしいバカげた広告戦略にまんまと引っかかり、本作のIMAX特別上映を鑑賞してきました。このために、慌てて過去5作品見たもんね。U-NEXTでも配信しているのに、わざわざ映画館で見る必要なんて...とか思ってたけど、鑑賞後はありがとうという気持ちでいっぱい。はい。バカげた広告戦略とかいってすいませんでした。映画館で、しかもIMAXで見れて最高でした。
間違いなくシリーズ最高の出来。
ストーリーもスケールもこれまでとは段違い。前作もめちゃくちゃ面白かったけど、本作は映画館で見たおかげか比にならないくらい面白かったもんね。シリーズどころか、生涯好きな映画ランキングに君臨しそうなくらい、自分のツボにバッチリハマった。人間が楽しいと思える要素全盛りしてるじゃん。面白すぎると、人って笑い止まらなくなるんだね。
トム・クルーズの壮大なアクションには今回も驚かされるばかり。このシリーズの撮影中に死なないか、本当にヒヤヒヤする。その甲斐あって、他では見れない大興奮がある。バイクもヘリも臨場感半端じゃないです🚁🏍 ヘリのシーンでは、なんとIMAX仕様で画面が大きくなった!IMAX用で撮影された作品は初めて見たかも?スクリーンパンパンに埋まる映像は、お家のテレビでは味わえない破壊力!はい、2000円の価値大ありです。いや逆に、2000円だけでいいんですか?
前半は頭をフル回転させて推理・謎解きをたっぷり楽しませ、後半は思いっきりアクションを堪能させる。このバランスが絶妙で、伏線回収も気持ちよくて仕方ない。なんて秀逸な脚本なんだ!ちょくちょく挟まるベンジーのおっちょこちょいシーンには笑わされ、作品をいい感じにまとめてくれる。ごめん、2Dで見てたは傑作でしょ笑笑
こんだけ面白かったら、次回作不安になっちゃいます。だけど、ロッテン・トマトでは本作超のシリーズ最高評価らしく、期待が高まるばかり。ん〜、来週まで待ちきれない!!!
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