「開始1秒でテンションMAX」バンブルビー kuma(白サフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
開始1秒でテンションMAX
開始一秒でセイバートロン星のドンチャカバトル!
ラチェットが!ゴングが!アイアンハイドが!スタースクリームが!サンダークラッカーが!スカイワープが!アーシーが!ショックウェーブが!サウンドウェーブが!クリフが!そしてオプティマスが大暴れ!
しかもちゃんとG1アニメから逆算してあるデザインで動き回ってくれるのでもっと見たかった!!
地球に降りてからはスキャンを駆使して逃亡劇、今度はブリッツウィングの登場(どう見ても色がスタスク)ですが、きっとあの時点で死んでしまうのがスタスクではまずいってんで名前変わったんでしょうね。ブリッツウィングには三段変形を見せてほしかった。
ここからチャーリーの話に切り替わるのですが、ちょっとグダグダしてた気がしますね。母親との溝が判明するまではなんでこんなにこの子浮いてる扱い受けてるんだろうという疑問符もありました。
大人は何も理解してくれないんだ!という点はエルドラン三部作のような感じ。
そこからビーが出るまでがとにかく長い!!もっと縮めてほしかった気もします。見たかったのはビーの日常なので。
そして機械いじりの風景が結構あるのですけど、この場面がなにか違和感があるんですよね。きれいすぎるというか、ネジを外す占めるの描写が薄いというか。
ビーを治すというシーンは感電しそうとハラハラしたりもしました。
今回の映画はバンブルビーが地球を守るっていう話ではありましたが、多分これは1作目以前の話とリンクしない気がします。
なぜかと言うと最後のシーン。既にオプティマスが来ています。
カマロになりはしましたが、その隣には既に見慣れたトラックの姿が。
おそらくリブートする方向にかじを切ったと思います。
マイナス1点の理由はチャーリーを軸にして話が進んだこと。
この点だけが消化不良に思いました。
トランスフォーマーは機械じゃないです。生きてます。役者です。キャラクターです。バンブルビーが軸になる話になればもっと良かった。
人間ドラマは他でもできるのですから。
内容としてはベイマックスが近いように思いました。
チャーリーの孤独をビーの無垢さが埋めていくというかんじ。
今後の映画も予定にあるそうなのでそちらも期待してしまいますね。