ダウンサイズのレビュー・感想・評価
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中年の心にしみる良い映画でした
個人的には、すごく好きな部類だった。 本格インド料理店でカレーを頼んだら、 何故かプロ仕様の実家カレーが出てきて 妙に心に染みた、みたいな感じ。 良さがちょっと説明しづらいが、 突拍子も無いSFなら、 主人公が持っているだろうと思しき、 優れた決断力や才能も強い意志すら無い ごく普通の良き隣人な主人公に 親しみと共感を持った。 人間らしらが絶妙な映画だった。
コメディかと思いきや。
ポスターや宣伝でずっとコメディ系だと思っていて配信で観たんですが予想していた内容とは違いました。 気楽に観れるのを探していたんですが色々詰め込んだ内容でした。 宣伝が悪かったと思います。
予想外の着地地点
劇場公開した時に評価の悪さに観に行かなかった作品、正解でした 面白くない事はないけど、予告で期待していたようなコメディ色はなく、「えぇぇ、そっち…」というメッセージ性のある作品 ま、それはそれで良いんだけど 何者でもない自分より何かを成し遂げている自分より周りの人を助けてながら幸せな自分、それで良いのではないでしょうか
11時間に挫折
スモールライトの必要性はこういうことかッ!? 邪魔になったら踏み潰されて終わってしまう恐怖、何かを訴えたいのか、何を描きたいのかすら理解出来ない、少し難しさがある反面の物語展開は単純にも思え!? 普通サイズとミクロの二分されたような社会的問題は蔑ろに、新しい環境で生きる一人にされた男の珍道中を飽きない程度ギリギリで、コメディ要素に笑える緊張感はゼロ。 何がどう変わろうと貧富の差が埋まることはない世の中は現状維持なわけで、金持ちや愛する者同士の幸せな環境があるからこそ生き延びたい気持ちは死に物狂いに強くなるのかなぁ。 そんなことよりもアレクサンダー・ペインはこれからも新作が撮れるのかが何よりも心配な事柄??
タイトルなし
マット・デイモンが自分で小さくなり、妻に逃げられながらも、人々と交流しながら生きていくというコメディから、貧富の差、人種、環境など社会風刺を込めた映画?中盤からわけが分からなくなって残念。
【アレクサンダー・ペイン監督の奇抜なアイディアは面白かったのだが、鑑賞後、作品としての軽さを感じてしまった。ミニチュアだから?】
アレクサンダー・ペイン監督・脚本でマット・デイモン主演とくれば、期待しますよ。本国での評価などは一切、カット・オフして鑑賞。 肥大する世界を救うために、考え出された”13㎝の人生”。 その世界を満喫しているかのように見える人達(代表選手:クリストファ・ヴァルツ演じるドゥシャン)だが、彼らの豪奢な生活を支える貧困層が”13㎝の世界”にもいた。 ウド・キアの登場も嬉しかったが、アレクサンダー・ペイン作品としては、発するメッセージと作品内容のバランスが悪いと感じてしまったところと、矢張り、”13㎝の世界”がチープに見えてしまったところが残念だった作品。 面白かったのですが・・。 <2018年3月20日 劇場にて鑑賞>
あんまりにもファック連発するからPG12?
アメリカ人のファックは8種類 愛情 憎悪 体だけ お別れ 仲直り 酒の勢い 友達 同情 最後の夕日をみて私は人間は太陽なくして人は人たりえるのかって全然関係ない事考えた。 やっぱり挫折したろ笑 いやコメディちゃうんやけどね ホンチャウ(ノクラン)がチャーミング
どこまで飛躍できるか
人類がダウンサイズできれば、食料、資源、環境などあらゆる問題を解決できるのでは?空想を取っ掛かりとして展開するシナリオ。(現実的かどうかをこの映画で考えてもしょうがない) で、あとはどこまで飛躍できるか、に期待したいところだったわけで、奥さんは直前で逃げ、騒々しい隣人、そこで義足の家政婦と出会い、ノルウェーへ。このへんまでまったく先が読めない展開で良い感じだったわけだが、まあ、そのあとは真面目でまともな方向へ流れ、飛躍は終わる。おしい。もう少し飛べれば傑作もあり得たのでは。 あと、あのベトナム女性役はとてもいいんだけど、泣きの演技は抑えるべきだった場面もあるはず。何回か涙を見せるが、終盤の一度くらいのほうがアクセントになる。 ということで前半はおもしろかったです。
真面目なファンタジー
地球を維持するために人類を小さくすることに成功、しかし希望者は少なく、地球環境はどんどん悪化する。 主人公(マット・デイモン)は夫婦で申し込むが、妻は直前に逃げ出してしまう。 真面目に風刺を利かせているが、それかよ、と思ってしまう。
幸せのメジャーは...
マッドデイモン! 面白かった、ストーリーの発想もよくて、もしかしたら、なきにしもあらず的で、自分だったらと、考えてしまった。ダウンサイズ化された世界の中にも貧富の格差、人種差別がきっちりあり、誰もが満たされる訳ではないんだなと。 「わたしはわたしを生きる」 どんな状況下に置かれても、一度でも死を意識すると 周りが見えてくると。要らぬものが滑り落ち、要るものが(することが)見えてくるのかと。どんな辛い経験でも無駄ではなく、いつか再び前を向くための糧になる。 主人公の見方を変えたベトナム女性の心柱が潔よかった。尊敬してしまうなぁ それから、忘れてならないのはクリストフ・ワルツ。 クセのある役が今回もバッチリだ ^-^
個人的に好き
なんだか良かったです^_^ アジア人女性と白人男性の愛についても微笑ましく、 しっかりとしたベトナム人女性が白人男性に上から物言う感じに少し共感し、 勝手に笑ってました。 素直な映画でした。
意外な展開に興味をそそられた
ダウンサイズされた人々の生活を延々見せつけられるコメディなんて、馬鹿馬鹿しいだろうなと思っていたので、意外な展開に興味をそそられた。人生楽しまなきゃ損!というヨーロッパ人のドゥシャン、人生は戦い!というアジア人のノク・ラン、その狭間でなーんにも考えてないアメリカ人のポール。この3人の対比が面白かった。特にノク・ランを演じるホン・チャウの「うるさくて図々しいアジア人女性」のステレオタイプが完璧だった。オフビートなコメディを期待して観たのに倫理を突きつけられてうんざりしたというレビューが多かったが、そういう人たち観せるために作られた映画ではと思った。
デッカイアメリカの小さな正義と言う名の偽善??
私はM・デイモンが好きなので、本作を観る時ちょっと子供騙しみたいで馬鹿馬鹿しいかなと考えつつも映画館へ行ったら、案の定、彼が演じるポールがいよいよ小人に(こういう呼び方は今では差別的な表現と非難されるかな?)変身をするシーンになると、どっぷりと深い眠りの世界へと落ちて行きました!
気が付いた時にはラスト15分位だったので???って感じで、意味が判らずに映画終了。
DVDレンタル出来るようになったのでリベンジ!最後まで見届けましたが・・・
やはり寝落ちはしなかったものの、米国の頭デッカチのリベラル派の映画作家達が環境問題及び、世界の貧困問題、格差社会をコメディーに映画として作ったとしか思えない作品に感じた。
人間という存在はどうも自己の置かれている世界には常に満足をしない生物のようだ。
それだから、その不便さを改善すべく、様々な発明が繰り返され人類の文化は進歩してきた訳だから、決して現状に甘んじないと言う事は悪い事ではなく、良い面が沢山有ると思うのだ。
そして人間が培ってきたこの社会は、沢山の問題を残しているが決して悪い世界では無いと思う。しかし、現実の世の中の出来事は悪い面が目立つので、加速する環境破壊問題を改善すべく、何かと策を講じる中でこんな映画が作られるのだと思う。
本作が描いているダウンサイズした世界はエコ生活で、理想社会なら、わざわざ貧困世界のスモールワールドを作る必要性は皆無だと思う。
如何にもディズニーランド等、夢のテーマパークを作り1日だけの現実逃避と言う安価な体験をして、日頃のストレス社会の出来事を忘れさせようと画策する、米国人達が発想しそうな映画だと思う。
結果、サイズが変わり、生きる環境は変化しても、自分は自分、ポールは何処へ移動しようともポールのままで、その人間の人間性は変わらず、生き様は変化しない言う事が本作の教訓なのだろうか?
ならば、ちょっと優柔不断で気弱なグッドガイのポールのキャラを描くのでは無くて、もっともっとこの世界には良い面が有り、良い面を伸ばす事で未解決の社会問題を解決へと導くヒントを描いて欲しかった。
ポールのようなキャラではなくて、一寸法師のような勇気あるヒーローを描いて欲しかった!
「光を見つけるには暗黒に入れ」と言うけれど、それも確かだが、光を得るには暗闇から離れろ、脱出しろとはならないのか?
ガリバーや、親指姫はポールをどう見るのだろうか?疑問が残った・・・
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