祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
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東野圭吾原作の映画でドラマ新参者の集大成という、かなり難しい立ち位置から作成しなければならない事が推測されます。単に原作を映像にしただけではない苦労が垣間見え面白いなぁと思いました。具体的には、ドラマ、麒麟の翼を回想させるようなカットが入ったり、松本清張の作品の「天城越え」、「砂の器」のシーンや音楽の雰囲気を彷彿させるオマージュと思わせるカットもあって、いい意味で遊びがあって、かなり深いなぁと感心しました。テーマが砂の器とダブルのですが、あまり言うとネタばれになるのでやめます。小日向さんの演技は、助演男優賞もので、松嶋菜々子さんもかなり凄みがあり、昔の可憐なイメージはなく、いい女優になったと感じました。邦画の推理小説を原作とするもの、東野圭吾原作もの、どちらも大体観てきましたが、最近5年間の中では、一番いい出来だと思います。自分の目で確かめるのが一番です。
原作で涙を流しすぎたので映画で泣けなかった。
以前住んでいた事の有る人形町が舞台となっているので、加賀恭一郎シリーズは大ファンであり文庫本ながら原作本を全て所有してテレビシリーズ・映画も観ていますが、今回は原作本で涙したせいか、松嶋菜々子の子供時代役・少女時代役に突っ込みを入れてしまうせいなのか、映画鑑賞で宣伝文句のように涙は出ませんでした。
話が良いのは原作の力。わざわざ映画にする事での魅力はナシ。
原作が面白いのは言うに及ばず。映画として退屈極まりない。序盤のテロップやナレーションで説明を重ねる演出に辟易とし、まったく入り込めないまま終盤の怒涛の泣きメロ演出に突入。久しぶりにこんなに嫌悪感を抱く映画を観た。観客の想像の余白をコテコテに埋める監督の手腕は、テレビドラマのヒットメーカーだからこそなのか。問題は、なぜこんなに評価が高いのかということ。観るべき映画は山ほどあるのに不思議でならない。ドラマ半沢ファン層にしっかりとリーチし、取り込み、うるさい映画ファン層を近寄らせない、東宝のマーケティングが功を奏したからなのか。日本でヒット作をつくるには年間で映画を1〜2本観るかどうかのお客さんをいかに呼び込むかが鍵だという。その意味では成功なのだろう。そして、この監督もドラマのヒットメーカーから映画のヒットメーカーへと階段を登り、日本を代表する監督として重宝されていくのだろうか。しかし、同時期にも、根っこから映画を志し、映画ならではの表現を追求し続けている監督作が上映している中、そうした気骨のある映画に光が当たらない日本の現状を憂う。
集大成
原作を読み続け、映像化されたものも追いかけ文章をイメージしながら読み耽り、後の映像化されたものとアジャストしながら今日完結を迎えました。
想いは様々ありますが、涙腺崩壊させられながら今日という集大成を迎えさせてもらい感謝です。
泣けた
泣けたと言うより大泣きした。TVシリーズは数話しか観てないし映画も観ていなかったが、完結編でしかも泣けると云う前評判もあり劇場へ足を運んだ。後半は涙が止まらず、期待以上で逆に心地よく裏切られた気分だ。阿部さん他共演者スタッフならびにこの映画に携わった全ての方に感謝。
丁寧な。
映画全体に最近のTBSドラマの好調さを示すような、丁寧な作り、そしてキャストの素晴らしさが映画に重厚さを与えてました。
それにしても、伊藤欄さんの美しさ演技にはびっくりしました。
親の子に対する愛の深さが感動しました。
初「新参者」、号泣・・・。
「祈りの幕が下りる時」鑑賞。
*概要*
阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化。
*主演*
阿部寛
*感想*
「新参者」シリーズは恥ずかしながら、1ミリも知らなかったので、スルーしてましたが、レビューでかなりの高評価だったので、鑑賞しました。急遽、公式サイトにて、「5分でわかる動画」を拝見して、新参者の主要人物をある程度知ることができました。
いやぁ~邦画でこんなに泣かされるとは…他のレビューを見て、泣いた方が結構いらっしゃってたので、あまり期待せず観ましたが、もう…切なすぎます。。小日向文世さんと桜田ひよりさんの演技に脱帽されました。素晴らしいです。
事件の内容は少し、複雑。加賀恭一郎の過去が関わり、人間関係も複雑でしたが、あのシーンは号泣。あまりにも切ないですし、思わず涙流しました。我慢してましたが、、耐えられません。。
「新参者」のテレビドラマやスペシャルドラマは見てませんが、良作です!
阿部寛の演技が凄く上手かったですし、小日向文世さん、桜田ひよりさんの演技も素晴らしかった。とても感動しました。
テレビドラマが観たくなりました!\(^^)/
親子の愛が切なくてちょいと涙、砂の器を思い出した。しかし替え玉の死...
親子の愛が切なくてちょいと涙、砂の器を思い出した。しかし替え玉の死体のトリックは容疑者Xの献身などの常套手段で新鮮味は無し
楽しめました
レビューの評価が高かったので、観に行く事に。
このシリーズ 初めて観たのですが、なかなか楽しめました。
最近、コミカルな演技の阿部さんが多かったのでシリアスな阿部さんも良かったです。
サスペンスとしては良く出来たストーリーですが、全然内容が読めませんでした。
小説の映画化なんだろうなという内容でした。
家族の幸せとは何か?
それは簡単に感じられるものではない。
幸せを感じることができるのなら、安易に手放すものではない。
仕事で有能であることが幸せではない。
家族同士の関わりこそが大事なのだ。
この映画ではどのような関わりが幸せなのかは示されていない。
どの様に幸せを感じるかは、観た人それぞれ感じ、考えるのだ。
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