祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
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新参者シリーズ最後に相応しい作品
今までの新参者に比べて加賀さんの母親にまつわる話なので、シリアスな面が強調されています。内容が砂の器に似ていると思いましたが、他の方も書き込んでいますね。色々な事件の種明かしがパズルのように解き明かされて行く時、最後に泣ける作品です。
売切れ看板(笑)
せっかく並んで買えないのは
ヤダ〜‼︎
阿部寛に松嶋菜々子の
掛け合い
そして
ひよりちゃんが良かった‼︎
トンネルで去って行く
お父さんを
追いかけちゃうとこ
ヤバイ‼︎
テントのシーン
父娘愛
グッときちゃった(泣)
共感は出来ないけど
うーん…何だかなぁ
キャスティングも良いし、ヒューマンドラマなんだけど、原作で描かれている加賀の父との確執とか看護師さんとの恋愛とか浅井親子の過去が段々分かってくるところとか、先生がもっと複雑に絡むとか色々見所があるのに、映画はさりげなくはしょってる。
橋が大事やのに、中途半端やし、めっちゃ不完全燃焼でした。
これから観る人、原作を読まないことをお薦めします。
やっぱり泣くよね。
松嶋菜々子と阿部寛の演技がいいねー
思わず泣けちゃったよ。
出演する役者さんの全体的な演技のレベル感があがってくると本当に映画の中に入り込めるんだけど、上と下のバラツキがあるので-1の星4つにさせて頂きました。
つい
鑑賞前に、他の方のレビューを眺めていると『砂の器』と書いてる方が数人。
私、映画『砂の器』好きなんで楽しみになりました。
ただ、気になる点も。本作の福澤監督は中居正広さんの連ドラの『砂の器』を手掛けた人ですが、連ドラ版は良かったけどしっくり来ない印象もあったので、期待と不安が半々での鑑賞でした。
結果、期待以上に観て良かったと思いました。
映画『砂の器』で、実はキーパーソンではないかと思うのが、森田健作さんが演じた若い吉村刑事なんです。
真っ直ぐな彼が存在する事によって、対比として若い和賀の闇の部分が色濃く感じられたのではないかと。
連ドラ版は、渡辺謙さん演じる今西刑事が情熱的になった事で、対決としては面白かったけど、対比の存在が薄れてしまった気がしたんです。
結果、話の深みが少しだけ薄れたのかなと。
そして、この映画の場合、捜査する阿部さん演じる加賀と、される側の松嶋さん演じる浅居が、対比でも対決でもなく、対の存在になっているように感じました。
この二人を通して、親子の愛情を表現する。
それを、加賀と浅居の絶妙なバランスで、より濃く見せる事に成功したんじゃないかと。
殺人を正当化したくはありません。それでも、親子愛には心打たれる作品だと思います。
罪とは…何だろうと思いました
始めから、終わりまで気を抜かず観ることができてあっという間に終わってしまいました。それぞれ色々な物を背負って生きていていじわるをしたり嫌がらせをしたり小さな罪を犯すことがあります。
登場する人々は、小さな罪を犯したり傷つけられるうちに罪が段々大きくなり思いもしない方向へ行ってしまい、せつなく感じました。
本当に悪いのは誰?人ではなくて運命?
何が正しくて何が正しくないのか…
テレビの新参者も映画も面白かったのに、これが最後なのでしょうねぇ。
見応えがありました。
そして、普段はそれほど楽しめないエンドロールがテレビから観ていた方は楽しめるようになっていました。
一体 犯人は誰なんだ
初日 舞台挨拶を観に行きました。
2時間 飽きず ハラハラ しながら 観ることが
できました。
阿部寛さん 松下奈々子さん 溝端淳平さん 歌手のJUJUさん
役者が揃っています。
最高でした。
まさかの物凄い感動作!俳優さんはまり役ばかり!
かなり泣きました。
原作未読、シリーズ未聞の鑑賞で、振り返ってみるとやはり東野圭吾っぽい作品だが、そんなに泣いたとは...
俳優さんたちすごい演技を見せてくれたが、ただ意外と阿部寛の加賀役は存在感薄かった。
むしろ松島菜々子さん、小日向文世さん、桜田ひよりさん素晴らしかった。
トンネルで走る「父親」の姿、忘れられないぐらいにずっと頭の中に停まったまま。
小日向さんの演じた父親に本当に感動した...
生死を含め、色々感じさせられたり、考えさせられたり...
俳優さんの熱演だけでも映画館で見ることに値するもの。
それに加えて、
東野式の推理も健在。
日本橋にまつわる橋が重要な手がかりとなるのも、ロケーションをやるのも、かなり「今」現在という時間が感じられる。
ロジックにも、特に問題ない。
事件の関連人物がどんどん出てきて、全てが揃ったようだが、全ての要素を繋げる糸一本だけが欠けているような...捜査物語。
特に物語映画にナレーションのような字幕をつけるには珍しいことでもある。
その辺ドキュメンタリーみたいになってるのも面白いし、スクリーン上の時間もかからないし。
2時間もあるけど全く長いと感じなかった。
これぞ私の求めている東野圭吾映画化。
「祈りの幕が下りる時」
まさにそうだ。
長い間の悲劇、もう幕上がりだと...なんだか人にホッとさせたような気もする。
本も読みたくなるわー
泣けました
ドラマも、ある意味人情もので泣けましたが、豪華キャストと時間軸の壮大さに引き込まれて、泣きました。
日本橋近辺がもつ物語と、加賀がもつ物語がとてもよく絡み合っていて、面白かったです。
次に越すなら、人形町です。
もう、加賀はいないけど…
新参者の中でも一番良かった。お母さんの好きだった人を誰が演じるのか...
新参者の中でも一番良かった。お母さんの好きだった人を誰が演じるのか後ろ姿しかわからなかったので、この人ならと全てが納得いった。とにかく泣けて、泣けて、全て愛だなぁと思った。
16年も日本橋署に居続けた理由に、納得。
毎回、主役を食うほどの役者がでてくるこのシリーズだが、松嶋菜々子と小日向文世もよかった。松島の、顔の筋肉をひくつかせて感情をむき出しにする表情の秀逸なること、圧倒された。小日向の、人が良すぎて付け込まれる弱さと、娘の為なら覚悟を決める父親としての強さは、見事。トンネルのシーンでは涙を抑えきれなかった。ストーリーは、まさに「砂の器」。そんなヒューマンサスペンスの要素と、切れ者ながらときたまボケる加賀の人柄が見事にマッチしている。エンドロールで、これまでの出演者がちょこちょこでてくる演出のおかげで、いろんなエピソードが思い浮かんできて、ああ、これでこのシリーズも終わりなのだなと感慨が深まることしきりであった。
わりとよかった
久々の邦画
家出した母が心臓発作で死亡から始まり
母が付き合っていた謎の男
腐乱死体
焼けた死体
自殺した父
カレンダーに書かれた文字
最後まで、観ないと謎が分かりません(笑)
久々に感動しました
東野圭吾は何作か読んだつもりでしたが、この作品は抜けていました。ドラマも前作映画も全く知りません。公式ホームページでにわか学習後に鑑賞。ある有名な名作を彷彿とさせるのは皆さんの仰る通りです。俳優陣の演技も見事で見応えあり。現在を切り取っただけの予告映像も良いと思いました。
描かれた罪は悲しいですが、日本橋の明るさが救いでした。ぜひ大画面で見たい映画です。
なぜ殺す
どんなにつらい過去だろうと、その過去を隠すために殺人が正当化されてはいけない。
あの父娘に同情はできても共感はできないし、共感してはいけないと考える。
それは、名作とされる「砂の器」と同じだ。
だから点数をあえて低くした。
上記の点を考えなければ、単純に面白い物語だとは思うが。
このシリーズが好きなだけに、残念。
映画の力。
東野圭吾にとっても加賀恭一郎シリーズの集大成だったが、映画シリーズもその感が強い。
東野圭吾の小説はそれぞれ複雑なプロットなのだが、本作はそこも集大成的である。
加賀(阿部寛)の母親が事件に絡んでいて、そのことが情緒過多といってもいいくらいのミステリーになっている。
アリバイ崩しや密室などの趣向はないが、人がたどってきた道程がそのままミステリーになっている。相当の表現力を要する。
原作を読んだときに、東野版「砂の器」と評したものがあるといったが、映画はもっと「砂の器」寄りである。
冒頭の事件経過をテロップで紹介するあたりはそのままである。
道行きをしなければならなかった理由が、本作は少し弱い気もするが、福澤克雄はてらいもなく道行きをみせていく。映画の力である。
小日向文世と桜田ひよりのパートは、涙なしに見ることはできなかった。
「砂の器」のクラシックの演奏と捜査会議のカットバックに匹敵するシークエンスがあればいうことはないのだが、それは高望みというものであろう。
ドラマ「新参者」からずっと観てきてよかった。
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