「動き出した彼らは、もう彼らになっていた。」ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー hobbitさんの映画レビュー(感想・評価)
動き出した彼らは、もう彼らになっていた。
僕が今作で一番重要視していたのは、ソロやランドの言動、外見。旧三部作の伝説たちをけなしてしまうのではないかと静止画や予告編だけではやや心配していた。
だがあっという間にそれは消える。
もちろんそっくりそのまま完全に、というわけではないが、彼はハンソロなんだと心は受け入れたし、若い役者さんたちのキャラクターへの尊敬の意をひしひしと感じた。その点は非常にホッとした。
内容に関しては数多の意見が出ると思う。ソロを語る伝説は星の数ほどあるし、その中で自分が映像にして欲しい物語は人それぞれだからだ。ソロに思い入れが強い人々が、それぞれ自分のソロを抱いてこの映画を見にきた結果、賛否が分かれたのではないか。個人的にはアカデミーや歩兵戦の話をもう少し観たかった。
ともかく、この映画は特に評判で決めつけてはいけない映画だと思う。観た後には必ず自分だけのソロがそこにいるはずだから。
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