累 かさねのレビュー・感想・評価
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2人の女優に吸い込まれました!
口紅を使い続けてしまう、いつまで。
人間の欲望や甘美な物に執着してしまう
のは解る。
でもそこは考えて、自分にもどらないと
いくら望みがかなっても 自分ではない
自分に満足するわけがない。
顔に傷がある 劣等感しかない累は
人と入れ替わらなければ 生きていけないのか
他の選択肢を最後に見せて欲しかった!
芳根京子どうなってるんだ
主演二人に拍手
原作を知らず鑑賞
何も心に響くものが・・・
評価がよかったので期待して観に行きました。
確かに女優さんの演技はよかったと思いましたが、残念ながら観終わって心に響くものがありませんでした。映画って娯楽に徹した作品は別にして、テーマがあり、製作者側はそれを効果的に観る側に伝えようとストーリーや演出を工夫し、役者は一生懸命演じようとするはず。映像や音楽もしかり。何か演技力や踊りをアピールするためのものだけになってしまったように感じてしまいました。
すさまじいパワーと衝撃
舐めていました。
対立のはずが始めから勝負になっていない
芝居の才能がなく好きな男にはふられ持病まであるニナがクライマックスで「私は内面まで醜いあんたとは違う」とここぞとばかりにタンカをきるけど人のこと言えるほど内面美しかったっけ?寝てる間の介護がなければそもそも命すら無いのに。
容姿以外何もない彼女が自分は醜くてもいいって一体何がどういいと言うのか。累は口紅がある限り究極ターゲットを若い娘に乗り換えながらさまざまな人間を演じることができるのに。
女優さん二人は美しくとても素晴らしかった。累はキャラクターとして完成しているのでニナの方の人間性にもう少し深みがあったほうがよかった。
土屋芳根コンビの奮闘と演出に拍手!
実写が原作を超えた作品
原作のネタバレもあります。
ご注意下さい。
虚構が真実を超える瞬間とか、広告や台詞であるけど、実際観ると、実写が原作を超えた作品になってました。
原作は最終巻を除き、全部読んでます。
原作ほぼ全て熟読した上の感想です。
やっぱりどうしても太鳳ちゃんのサロメの踊りが素敵すぎて…あの舞台実際にあるならいくらでも払うので観に行きたいです。
やらないかなぁ…ww
正直、原作と違う部分の方が面白いと思うところもありました。
本物のニナが稽古に参加するシーンとか、累とニナの差がハッキリと分かってしまう所でもあり、とても良いなと思いました。
あと、母親を家に呼ぶシーン、原作では母親は、本当のニナではないことに気づくのですが、あれもいいと思います。本物のニナの傷ついて苦しそうな所、本当にグッときました。
原作母「だって母親だもの、確証はないけど、分かるわ。」これがなくなっても、いや、正反対になっても、いい方向に行く実写。最高です。
ラストが1番ドキドキしました。
ニナ「口紅すり替えたのよね〜ww」
私「あれ?こ、これは、どうなるの?
原作では野菊がやることだけど、ニナが?え?こ、これは原作と同じ流れになるの?それとも実写は実写で本当の顔を晒してしまうの?どっち?どっちどっち⁉︎」
ってなりました。そして累のネタ明かしまで「?」が絶えませんでしたw
累がニナを演じてる時、「あ、この子、怖い」って感じました。
人の顔を被った化け物ってこんな感じなのか?と。
原作読んでる時、「累ちゃんって本当は可愛いんじゃ…」と思う描写(幾先輩に飲み物あげる時など)もあったので、累役、京子ちゃんで正解だったのではとも思っています。
漫画だから可愛く見えたりもしたのかな…。
でも正解だったと思います。
朝ドラの2ヒロインは伊達じゃありませんね。
もう本当に「実写=つまらない」は古いなと思いました。
実写が原作を超えているのは本当なので、ぜひ観てほしいです。
ブス役が全然ブスじゃない
この2人だから出来た作品
土屋太鳳の 代表作に
いい意味でゾクっとするような映画です。
主演の二人は、非常に良かった。
入れ替わりの演技も違和感なかったです。
ラストの展開が少し、えっ?という感じでした。
二人で落下して、また舞台?
ニナはどうなった?その辺がよく分からなくなってしまいました。
土屋太鳳さんの舞台があれば観たいと思います。
人に勧めたくなる映画でした。
久々に邦画で良いものを見れたと思った。 そんな作品。 思わず初めて...
悦びと没頭と恐怖
冒頭からたたみかけるような強引な展開に少し出鼻を挫かれるけど、一旦落ち着いてからはスリリングなドラマとして結構楽しめた。原作未読。
顔どころかスタイルも声帯も全部入れ替わっているじゃんとか、累の顔は傷があるだけですごく綺麗じゃんとか、実写映像ではなかなか難しい設定に細かなツッコミはどうしても入れてしまう。
けれど、入れ替わってもどっちがどっちだかすぐに分かることにゾクゾクした。
表情の作り方、目線、姿勢、話し方、色々工夫したんだろうな、撮影大変だっただろうな…と謎目線だけど変に感心してしまった。
累が演劇と丹沢ニナに没頭していく過程が好き。
初めて人と目を合わせて笑えたことへの感動や「他の人間」になる欲望を叶えられる悦びを一つ一つ重ねて、どんどん目に光が宿って変わっていく姿がとても美しかった。
最初は操る側に立っていると思っていたニナの焦燥と恐怖も強く伝わってきて、この二人が一つの空間に揃うだけで緊張感が走る。
終盤のゴリゴリのバトルには少し萎えたけど。
劇中劇が非常に魅力的だった。
土屋太鳳も芳根京子も今どきのキラキラした青春作品でフワフワしているイメージだったけど、迫力ある舞台演技が相当上手くて鳥肌が立った。普通に劇中劇を国立劇場で観劇したい。
累に火を付ける切欠の役割を持つ男達、烏合と羽生田に魅力が感じられなかったのが残念。
「〜だわ」「〜のよ」という、全くリアルじゃない女言葉がすごく浮いていたのも残念。
本筋が面白いし色々楽しめた作品だけに、粗の目立ち方が痛い印象も。
観たあとの余韻で背筋をこれでもかとピンと伸ばしてカツカツ大股で歩きたくなる映画だった。
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