パーフェクトワールド 君といる奇跡のレビュー・感想・評価
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とにかく杉咲花ちゃんがひたすら健気で可愛い。
あー……。 そういや見たいと思いながら見そびれてたヤツだったなー……と思い出してレンタルしたヤツです。 ぶっちゃけると見ようかどうしようか迷いました。 というのも、この作品に出てる岩ちゃんのお芝居に一抹の不安が💧。 別の映画で「別に彼のファン以外は許せないレベルの下手くそさではない、だけどなーんかビミョーに鼻につくんだよなー……」という、上から目線ですみませんがそう感じてしまったお芝居を見てしまったので。 でも、ま、見たいのはこの作品そのものと杉咲花ちゃんだし……と鑑賞しました。 確かこの作品はもう10年ぐらい経ってるんだけど、花ちゃんが全然変わってない。 相変わらずちょーんとしてるというか、小動物系の可愛らしさ全開。 ……一方、心配だった岩ちゃんは。 あー……お芝居上手になったなー……と、今回は気になることは特になく見ていられました。 話そのものは身体的ハンデを背負う人が出てくるならよくある展開なのでそこになにか奇抜さを求めるなら多分なんにも面白くない作品です。 でも、花ちゃんと岩ちゃんの王道を行くコイバナを丁寧に演じている姿はずっと見ていられました。 花ちゃん演じるつぐみのひたすら健気で可愛い姿を、岩ちゃん演じる樹の絶望や哀愁の中にある強さや途中にある切なくて悲しいまでのつぐみへの想いを是非とも見て欲しいなと思います。
恋愛映画の王道の中に光る新しさ
少し前の恋愛映画であれば、形勢逆転させるのは「奇跡」だろう。 二人を祝福するかのように起きる奇跡は行く先を暗示し、それが映画ならではという特殊感がでる。 それがいいとか悪いとかは視聴者側の受け取り方だ。 この作品も2018年と数年前の恋愛作品ではあるが、少しずつ世の中が変化してきた兆候が見られた。もちろんいい意味で。 この作品自体は概ね単なる恋愛もの。 ディズニー作品の○○姫シリーズと同じ型。 主人公のカワナは高校時代の憧れの先輩を離れて見ていることしかできない。 社会人となり再び出会った先輩は車いすに乗っていた。今でも先輩が好きなカワナにチャンスが訪れたと考えるのはごく普通のことかもしれない。 しかしそれはヘルパーのナガサワが言ったように、並大抵のことでは務まらない。 介護だけもそうなのに、そこに二人の気持ちが強く結ばれ続けることは、本当に、考えれば難しいことだというのは察しが付く。 それでもそれを乗り越えていくという、基本形の恋愛ものだ。 車いす生活者との恋愛、親の反対、自分自身の疲れ… 何の手術かわからなかったが、生命にかかわることだったのだろう。ここで奇跡が起き歩けるようになるわけではないことが、この作品の良かったところだ。 二人がたどり着いた答えは、「二人でいられるならそれだけで世界は完ぺきだ」 高校に佇むシーンは冒頭と同じで、冒頭、カワナがあの桜を見ながら高校時代から今までを回想するのが映画の大半となっている。 登場したイツキ。車いす。何も変わっていないかのようだ。 しかし、そこにあったのは変化した二人。二人が変化したことで様々な障害を乗り越えたのだ。 変化とは、周囲や環境ではなく、観察者である「私」自身が変化することをいう。 この真理が描かれていたのがよかった。
負担の多い障害者と恋愛する事の是非
杉咲花扮する川奈つぐみは仕事先の飲み会で、岩田剛典扮する高校の先輩で初恋の人であった一級建築士鮎川樹と再会した。ところが樹は大学3年生の時の事故で車椅子の生活となっていた。 負担の多い障害者と恋愛する事の是非。如何にあこがれていようが、ヘルパー並みに面倒をみる事は覚悟がいるし、強い精神力も体力も必要だ。果たしてふたりはこれを乗り越えられるのか? 岩田剛典も良かったけどさらに杉咲花が素晴らしかったな。一途に初恋の先輩を思い健気に尽くす姿とその想いを一心に見つめる眼差しに女優を感じた。嫌み無くセーラー服も似合うし、父親曰く末っ子で甘やかされて育ち体力が無いと言う設定にぴったりだったね。
2人でいられれば、それだけで世界は完璧。
2018年。原作:有賀リエ。監督:柴山健次。 障害を抱える若者の恋を爽やかに描いた純愛ラブストーリー。 初恋の先輩は再会した時、車椅子生活の人だった。 高校の先輩・鮎川樹(いつき)を岩田剛典が、後輩のつぐみを杉咲花が扮しています。 純愛の障害は恋人が事故で脊椎損傷して車椅子生活になった事。 親の反対や恋人いつきの、つぐみを幸せに出来るのか?と言う、ためらい。 いつきを想うつぐみのまっすぐな想いに打たれます。 たまにはこんな純粋なラブストーリーもいいかな。 鮎川樹に能力と生活力があり、つぐみも家庭がしっかりしている。 やはり応援する体制が整っていると、当人たちも安心して結婚出来ますね。 (ただ、つぐみが最後までいつきのことを先輩と呼んでいるのは、 ちょっとだけ変ですよね)
少女マンガの王道
ドラマを未鑑賞で鑑賞しました。 岩ちゃんがとにかくさわやかでした。 杉咲花ちゃんの両親役の反応がとにかく胸糞悪くて ちょっと嫌な気持ちになりました。 何故か最後は二人を認めてハッピーエンドでした。 両親の気持ちの変化と花ちゃんにもっとライバルらしい人とバチバチさせたほうが話は面白かったのかなって感じました。
ドラマを先に観て、映画の順に。 ドラマの方が現実的に描かれていたと...
ドラマを先に観て、映画の順に。 ドラマの方が現実的に描かれていたと思いますが、映画はきれいにまとまっていました。 2人の空気が純で、とてもさわやかでこちらはこちらで良かったです。
岩田
映画だなぁ と言うご都合な脚本と岩田某のクサい演技で笑ってしまう なんでこの人はいちいちシーン毎にキメ顔らしいモノを作るんだろう? こうなるだろうなと思った通りの展開がただただ続いていく 車椅子の人は影を背負ってなきゃならないという固定観念が端々に見える作品 杉咲花の無駄遣い
愛を貫き通す覚悟
この作品、タイトルと題材が似てる作品があるなってずっと思っていて、原作が同じだと気付いたのが随分と後だったんです。 このサイトではドラマ版のほうが面白いという意見が多数見受けられますよね。 私は先に公開した映画版を鑑賞してからドラマ版を鑑賞しました。 映画では、実際に存在する生まれつきや事故により車椅子生活を余儀なくされた方々の大変さが強く伝わり、繊細に描かれていて素晴らしい作品だと思いました。 どちらも素敵なんですが私がどちらかというとドラマ版のほうが好きだと感じた理由は、やはりどうしてもドラマ版のほうが話数の関係上、映画よりも描ける幅が広がりますよね。 だから車椅子の障害の大変さ以外の部分、つまり恋愛での複雑な関係性など、様々な視点から楽しめた分、ドラマ版のほうが好みに感じました。 しかし映画版も杉咲花さんのお芝居の生っぽさが素晴らしくて、どちらも素敵な作品には違いません。
これでパーフェクトなんて笑っちゃう
松坂桃李、山本美月のドラマ版(おすすめ!)は鑑賞済み。 ドラマ版にはもっと障害によって生じる病気や弊害などが生々しくあったので、映画は薄っぺらく感じておもしろくなかった…。 でも、最大の要因は岩田剛典と杉咲花がカップルとして合ってない。高校生と大人にしか見えない。二人からも愛し合ってる感じが全然伝わって来なかった。 樹(岩田剛典)とつぐみ(杉咲花)の高校時代のエピソードがイマイチ。図書室での樹の態度は横暴で、イケメンだからでしょ…としか思えない。 あとは、当て馬役が雑過ぎ。急に出てくるので、なんなんだ感満載。尺が足りないのかもしれないけど、もっとしっかりした役ならよかったと思う。演じた俳優さんも当て馬感がすごくて残念。 足に障害のある辛さや本人や周囲の葛藤の上っ面は伝わりました。心に残らないのでライトに楽しみたい方向け。
映画よりドラマがいい
映画の尺度だけでは、細かい背景や葛藤が描写不足に。。 排泄障害や合併症の危険、時々襲う痛み、、好きな人だからこそ見せたくない事、言いたくない事への心の葛藤など、ドラマのようにもっと丁寧に描いて欲しかったですが、時間制約の中での限界でしょうか。 映画よりもドラマの方がオススメです。
今の先輩が好きなんです
優しい男役が似合う岩田。高校の図書室のふたりがキラキラして爽やか。
社会人になって仕事で憧れの先輩と出会う。変わらない爽やかさ。でも先輩は車椅子だった。相手に負担を掛けるから自分の方から身を引く親に反対されながらも先輩のことが好き……離れたくない
好きなのに一緒になれない
将来の不安もある
二人の切ない想いに目頭が熱くなる
あまりにも、優しいふたりを応援したくなる
桜の咲く体育館でプロポーズ
一緒になれてよかった
二人の自然で落ち着いた所がいい
感情を抑えたところ 好きという純粋さも
杉咲花の髪が長くて前髪もおばさんの様です
もっと前髪軽くして後ろ髪も肩ぐらいにして
そうすればもうちょっと可愛くなったかなぁ~
髪が重そうに感じる。
最近汚れた映画ばかり観ていたので、こんな清らかな映画も悪くない。 ...
最近汚れた映画ばかり観ていたので、こんな清らかな映画も悪くない。 杉咲花はすばらしい女優であることは周知の通りだが、岩田剛典も味のある演技をしていて悪くない。 じゃあ、どこが悪いんだというと、あまりにも予定調和的なところかなあ。 採点としてはちょっと甘いかな。
観覧車のシーン
中盤まででやっと2人の恋が成就したところで、後はどういう障害があって、それを乗り越えてハッピーエンド(あるいは悲劇)になっていくかと言うところが見所と想像できてしまう物語。案の定、大体のこの種の物語と同じように親の反対に会う。しかし、黙って別れたり、他に好きな人がいるとか嘘を言ったりして別れるのではなく、別れる前に最後のデートをするところがやや違っていたかな。ただ、このデート、特に観覧車のシーンでは大泣きしてしまいました。ここがいちばんの感動シーンなのですが、その後のシーンで結局別れてしまった事が分かり、やや拍子抜けの感あり。結局ハッピーエンドで締めくくったのはある程度は良かったと思うが。
最後になってやっとタイトルの意味がわかった。
純粋な恋愛映画
EXILEの人が出ている映画に信用かなかったのだけど、この映画は映画館で予告を見たときから なぜだが見ようと決めていた。 よくある恋愛映画なんだけど、良かったです。久しぶりに純粋に作られた映画の恋愛を二人を応援できた。
悪くないけど
なんだろう、岩田剛典さんも杉咲花さんも好きだし内容も悪くはなかったのに、物語に入り込めなかった。 この二人はカップルに見えなかったのもある。 童顔の花さんは高校生くらいに見えて、歳の離れた妹みたいだった。 もう少し登場人物が葛藤し、踏み込んだ内容かな、と期待していたので、思いの外あっさり。 観終わった後の余韻は悪くない。
ドラマ版はよかったのに
原作ありきであるという事はわかった上で、この映画においては健常者と障がい者の恋というプロットを全く生かせてないと思いました。
事故で半身麻痺になってしまって
「もう一生恋はしない」
と言っていたわりに告白された瞬間サクッと付き合ってサクッとキスする主人公。
いやいや、こいつ多分これまでもこういう事あっただろ。って勘繰ってしまいたくなるくらいノリが軽いです。
ヒロインが主人公のどこにそんなに惹かれたのかも、詳しい描写がないため、単に高校の頃のかっこいい先輩だったから、としか見えません。
2人の間に起こりうる問題に対して努力する描写がないため、
「私たちには乗り越えなきゃならないことが沢山ある。でも2人でなら絶対乗り越えられる。」
という自信はどこからくるのかが謎。
線路に落ちるほど無理してたか?その辺のサラリーマンの方が無理してるよってレベル。
ヒロインの両親も開口一番主人公責め出したりして、なんか色々と考えさせられました。
一応父親から反対された主人公から別れを告げられたり、主人公が命に関わる手術をする的なイベントもあるが、なんだかんだでさしたる葛藤もなくご都合主義的手術成功でハッピーエンドへ。
この辺のスピード感凄まじいです。
杉咲花の語りもイマイチでした。
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