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映画「single mom 優しい家族。 a sweet family」 single mom 優しい家族。 a sweet family
劇場公開日 2018年10月6日
解説
北海道ニセコ町を舞台に、シングルマザーとその子どもたちの現実を、実話に基づいたエピソードをもとに描いた内山理名主演作。娘のエミリーと2人で暮らすシングルマザーの空愛実は、なかなか仕事も見つからず、貯金を切り崩しながらの、けっして楽ではない毎日に疲弊していた。愛実の母・実幸も愛実と同じシングルマザーだった。母との衝突、そして母からの暴力。愛実は不安な現実を前に、かつて自分が母からされたように我を忘れて娘を怒鳴り散らしてしまう。最後の頼みの綱である町役所に相談に行った愛実はシングルマザーの職員・犬塚優子と出会う。そして娘のエミリーもまた、人と関わることを拒絶して生きてきたミニカー職人の大西鉄二に出会う。さまざまな人との出会いが、愛実たち親子を少しずつ変えていく。内山が主人公・愛実を演じるほか、木村祐一、石野真子らが顔をそろえる。監督はマツモトキヨシの創業家に生まれ、本作が初長編監督となる元衆院議員の松本和巳。
2018年製作/98分/日本
配給:渋谷プロダクション
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2018年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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見終わってから、色々疑問点が出てくるが、それだけ後までじわじわ心に残る、とゆうか、気になるし、
監督の作戦なのか、他の作品と違って、気付くと仲間内の会話の中で、映画の話から、社会問題を熱く議論してしまう事が増えました。
本来、観る人が想像する貧困問題の生々しい残酷描写なら、泣ける話で終わりだし、それは、いくらでも華飾できます。
この作品は、逆に、現実味がありました。
食に困っても、子供にスマホを持たせたり、生活保護を断っても食料配給に行ったりと、ある意味矛盾してますが、実際の現代人のプライドや、感覚を捉えている話だと思います。
他にも気になる場面もありますが、シングルマザーだけでなく、子を持つ親には、共感できる場面も多々あり、考えさせられる映画です。
観方は色々ですが、観る価値はあると思います。
また、ニセコの美しい自然の映像と音楽、それだけでも価値はあると思います。そして人の優しさは、いろんな形があることで人は救われる。相互扶助の精神が残るニセコ町にも是非訪れたいと思います。
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なぜキム兄の様な怪しい人の家に女の子が遊びに行くのか不思議な場面もありましたが、実際にシングルマザーが体験した内容を演じる内山理名さんの演技力が素晴らしくニセコ町の美しい自然にも癒されます。内山さんファンとしては嬉しい作品です。
2018年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
シングルマザーや生活保護の現状にまったく興味のない監督が撮った愚劣な作品。
生活保護は、そんなに甘いものではない。
内山理名の無駄遣い。
嫌われ松子の一生で、渾身の演技をやりぬいた内山が、
監督が変わると、こんなにぬるくなってしまうなんて。
監督は、生保の辛さ、貧困層の苦しみをまるでわかっていない。
見て、損しました。
入場券代返してください。
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