ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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連想したのはハリウッド版、尾崎豊の世界。
のっけから富士重工。
主人公が次々、乗り継ぐ車のチョイスがいい。
それほど詳しくはないけれど、ありきたりな一般車両でないことは何となくわかる。
そんなイカした走れる車両をかっ飛ばして、最高の音楽に身をゆだねながら
途切れることなくカマす、超絶ドライブテクニック。
唸るエンジンとギアボックスのガツガツ。
一般道もサーキットへあっという間に、様変わり。
この爽快感に悪事を加えたなら、アドレナリンは出るしかない。
同時に「盗んだバイクで走りだす」
なんて一瞬、尾崎豊を連想してしまった本作。
複雑な過去に家庭、そして問題を抱えた主人公のナイーブで、
それでいてどこにでもいる青年という優しい側面がしっかり描かれているところも、格別なスパイスだろう。
悪事に加担しつつも、見てしまえば応援せずにはおれなくなる。
裏切り、裏切られ、血みどろで破滅的な犯罪物語ながら、
そんな両面があいまれば残るのは甘酸っぱくも爽やか、オサレな後味。
見終わったあと、悪夢から覚めたような開放感残る1本だった。
舞台ミュージカル的な美術と、キレキレチェイスシーンのソリッドなカメラワーク。
このメリハリも、いいんだよな!
心に刺さる物語
冒頭のシーンでもうこの映画は「自分が好きなやつや!」と断定しました。笑
リズミカルかつポップでさらには カーアクションと言ったロマンが詰め込まれた冒頭であった。その後からは目が釘付け。
中盤から気付いたけど、ただ単に適当に発砲してるかと思いきや、 銃声と音楽が重ね合わされてマッチしていて、とても爽快感に似たものを感じました。(笑)
耳が聞こえなく車椅子生活の親戚と一緒に暮らし看病をしている。
もうこの時点でベイビーは善良的であることが分かった。終盤にかけてもそう感じる場面が多々ある。
嘘をついてまで身の回りの人を守る主人公。自分に立場を置き換えたらペラペラと言ってしまいそう笑 もちろん、それは"嘘"をつきたくないし、相手を傷付けたくないからだ。世の中には"付いていい嘘"と"付いて悪い嘘"の2つがある。ベイビーが置かれた境遇は"付いていい嘘"なのかもしれない。恋人に言えよーーーこらおい…。と思ったがあれはあれで良かったのかも!? 「大切な人」を護ったベイビーいい男すぎる。
またベイビーの恋人 デボラもいい人すぎる。ベイビーが約束を破りさらには 強盗のグルだと知っているのにも関わらず、一切切り捨てることをしない。やはり結果的には全て【愛】が勝つのだと思いました。そして【寛容性】も大事だなと…。
ベイビーの善良的な行為を見習いたいものだ。全てが全てベイビーみたいな人ではないが強盗にも "善"と"悪"の2種類に別れると思う。ベイビーみたいに葛藤してる人も多いだろうなー…。ほんとは皆いい人!と信じてみたいものだ。
現在高校生だが、1980s っぽさを感じた。
分かる。俺もQueen大好き!
ちなみに私の夢は彼女と大瀧詠一の「A面で恋をして」を聞きながらドライブすることだよ!
ネトフリのサムネイルがお洒落で気になったため鑑賞。
良かったです。音楽好きやユーチューブで良く投稿されている音ハメ動画が好きな方なら絶対楽しめると思います。
さて。この映画の一番の魅力であるであろう音楽とカーアクション。最高ですね。テンションがブチ上がること間違いなしの選曲にアクションです。個人的にはneat neat neatが流れるシーンが一番かっこよく鳥肌が立ちました。そしてカーアクションもワイルドスピード等とは違うリアル感があるアクションになっているのでそれがより一層ベイビーのかっこよさを際立ててるんですよね。勿論ワイスピも好きですけど。
そしてストーリーも面白い犯罪&ラブコメ映画でした。犯罪映画としてもちゃんと闇の組織の怖さもイカスところも描かれていて面白いですし、ラブコメとしてもヒロインは美人で魅力的ですしクスクス笑えるシーンも多いです。
前評判通りの名作でした。是非ご覧ください。
タイトルからは想像出来ない、超ド級のカーアクション。街中を爆走する...
タイトルからは想像出来ない、超ド級のカーアクション。街中を爆走するドライブテクニックと、駆け抜ける音楽の融合。ストーリーはありきたりだけど、好きなジャンルがガッチャンコしてて、やられた。
爽快アクション映画!
スピード感とスリル感があって
淡々と進んでいく感じ!
最高のアクション映画だった!!!
そこまで言葉数が多いわけじゃないけど
ストーリーもしっかりしてて
主人公の根の優しさや正義感が
悪事を働いてるのに
応援したくなる気持ちでいっぱいになった!
爽快なドライビングと音楽
映画タイトルからわかるように、主人公のドライビングが超かっこいい。音楽に乗りながら運転する様には思わずにやけてしまう。
ストーリーは私的には辻褄が合わないかなと思うところがあった。
りょうたのおすすめ。
何せヒロインが可愛い。
若林顔の青年の延々タラもどき(それ系音楽と編集で似せるもシナリオが決定的に浅い)に辟易したが、
気付けばあの「ウィズダム夢のかけら」(DVD化を熱望)な熱に乗り痺れていた。
快作と言おう。
何せヒロインが可愛い。
テキーラ!しかわからんw しかし、曲とのシンクロ率が半端ない作品
出だしからスタイリッシュで見ていて非常に楽しい。
しかしながら洋楽を全く聞かないのでピンとこないw
かなり損をしてるが、それでも十分楽しめた。
まあ途中で突っ込みたい所満載だが(逃走車が真っ赤とか→これは理由があった)魅力的なキャストにどんどん引き込まれていく。それにしても出演者が豪華すぎw
特別目を引く内容はないが、新しい試みとして新鮮だし、恋愛のゆくえもじれったい感じがまた、、w
やはりエンターテイメントはこれくらいワクワクさせてくれなきゃだめですねー。
エンディングもベイビーの人となりを表していてしっくりくる。
カーアクションに合わせての音感も良いが、街中を快走しながらパルクールでのアクションも音楽と合わせて欲しいと思った。
近いようなシーンはあったが、、。
スカッとする良作に出会えた。
アクションではなく恋愛映画
お金返済のため悪い仕事をこなしている。と、普通に鑑賞していたら、良い子!素直!誠実!男気あり!
中身はまるで違っていて、しかも彼女のため自分を犠牲にしたり久々キュンキュンした作品でした。
意外と出演者が豪華!
お洒落カーアクションドンパチ
年少期に車事故で両親を亡くし、その反動で耳に障がいを持つ男性が、強盗犯の一味として敏腕なドライバーになるが、色々と葛藤があり一悶着する話し。
主人公の耳の特性が映画のBGMとして機能しており、彼の聴いている曲と銃声がリンクしたりと、なかなかのドンパチ具合だけど何故かお洒落に見える。
音だけでなく映像も非常にシャレオツ。ドラム洗濯機がレコードになったり、サングラスに映る景色に入りこみ次のシーン入ったりなど、普通のシーンでも表現豊かで観ていてワクワクした。言動にも洋画特有の言い回しをたっぷり。
ストーリーは結構ぶっ飛んでる。前半に人が撃たれるところを見せなかった(みたくないという心理かも)とは思えないほど、後半の怒涛のドンパチに「あれ?いつの間にギャング映画になってた?」と錯覚してしまった。
想像してたよりちょいグロだけど、清々しい気持ちになれる作品でした。
フルコースの映画!
あんなに可愛いくていい子が、あんなにすごいドライビング・テクニック駆使!ギャップに萌えつつ、悲しみが離れなかった。
強盗カップルの彼女が撃たれて倒れる場面、映像的にとても美しく、フェイ・ダナウェイがすぐに頭に浮かんだ。といっても「俺たちに明日はない」は見ていないのですが、森村泰昌の作品で見た、というだけです。それだけ鮮烈な写真でした。
映像と言えば、コインランドリーの場面がとても良くて、乾燥機の中でくるくる回っている色鮮やかなリネンが、レコードがくるくる回る音楽とシンクロして、ベイビーとデボラの出会いを見守っているみたいで、あったかいシーンだった。
銀行強盗、カーアクション、音楽、子どもの頃の辛い経験、里子に出される、養父の介護、手話、ラブストーリー、撃ち合い、法廷…と、全てが上等のフルコース映画でした!堪能!
最初がピーク
オープニングの超絶ドライビングテクニックと主人公が聴いている音楽とBGMがシンクロして非常に期待できるスタートだった。
しかし、最初がピークで残りはそんなに凄いシーンは無かったし、そもそも後半はカーアクションじゃなくてパルクール。
主人公のカーアクションに期待していたので、銃使ったりしたのはちょっと残念。
音楽も洋楽の知識が無いからかそんなにノレなかった。
ケビンスペイシーの心変わりも急で、ちょっと違和感を感じた。ワンエピソード挟んで理由を少し詳しくして欲しかった。それと、変化前をもっと非情に描くとギャップが出て良かったのではないかと思った。
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