「音楽がずっと流れていて疲れる。」ベイビー・ドライバー タブローさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽がずっと流れていて疲れる。
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冒頭30分くらいが一番面白い。
その後、男性の願望丸出しなヒロインといい感じになったけどまたドライバーをやることなって仲間割れが始まった辺りから安っぽいクライム映画になってしまう。
主人公が元は善良で強迫されていたとはいえ、特に抵抗する様子もなく言われるがままに凶悪犯罪に荷担してしまっているため共感はできない。
結局、いい感じになったヒロインとも時間の経過によって疎遠になる未来しか待っておらず、後味も悪いラストだった。
音楽もずっと流れていて疲れる。
良かったのは最初のジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの曲だけ。(そういえば、昔ディスクユニオンであの曲が入ってる銀色テカテカなジャケットのレコードを買ったのを思い出した。)
劇伴はここぞというところでメリハリをつけて流して欲しい。ずっと流れっぱなしはストレス溜まる。
途中から、大して仲良くないやつの車に乗った際に、永遠にそいつの好きな曲をずっと垂れ流し聞かされているような気分になった。
「モンスターズ・インクのセリフは止めろ」って言うケビン・スペイシーは面白かった。
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