「これこそ、ワイルド・スピード ATLANTA DRIFTぉォン!🚗🌪✨ ハイ・ヴォルテージでぶちかませ!地獄のハイウェイ‼︎💀💥」ベイビー・ドライバー たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
これこそ、ワイルド・スピード ATLANTA DRIFTぉォン!🚗🌪✨ ハイ・ヴォルテージでぶちかませ!地獄のハイウェイ‼︎💀💥
「逃がし屋」として働く天才ドライバーのベイビーが、自由と愛する人のために地獄のドライブを繰り広げるピカレスク・アクション。
監督/製作総指揮/脚本は『ショーン・オブ・ザ・デッド』『アントマン』のエドガー・ライト。
主人公のベイビーを演じるのは『ダイバージェント』シリーズや『きっと、星のせいじゃない。』のアンセル・エルゴート。
組織のボスであるドクを演じるのは『セブン』『ユージュアル・サスペクツ』の、レジェンド俳優ケヴィン・スペイシー,KBE。
ベイビーと恋に落ちるウェイトレス、デボラを演じるのは『シンデレラ』『二ツ星の料理人』のリリー・ジェームズ。
組織の一員である凶暴な男、バッツを演じるのは『アメイジング・スパイダーマン2』『ANNIE/アニー』の、オスカー俳優ジェイミー・フォックス。
組織の一員である粗暴な男、グリフを演じるのは『ナイト ミュージアム2』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のジョン・バーンサル。
いや〜、これは凄いっ!👏
没頭からクライマックスまで、カーアクションとガンアクション、そしてファンキーなミュージックで彩られている!
難しい思想や深淵なテーマなどは本作には皆無。ただただ映画的な楽しさのみを追求する、サイコーにHAPPYな映画だぜBABY💕
シナリオははっきり言ってしっちゃかめっちゃか💦
特に、ヒロインの扱いに関しては色々と筋が通って無さすぎる…🌀デボラが命懸けの逃避行に身を投じる理由が無いんだよなぁ…。
出会って間もない男の為に命を投げ捨ててくれるなんて、なんて都合の良い女なんだろう☹️
ケヴィン・スペイシーの任侠浪花節的な展開も…ねぇ。
全部お前のせいじゃろがいっ!💢
まあ無様に散って逝ってくれたので溜飲は下がりましたけど、クライマックスへ向かうに従って、どんどん脚本は雑になってくる。
警官?ただのカカシですな。
しかし、それが決してマイナスに働いていないのがこの映画の凄い所。
ベイビーの置かれる異常な状況、そしてそれにより発生する地獄のような緊張感がどんどん高まっていく様が、整合性を無視した話運びによって見事に表現されている。
無茶苦茶なんだけど、その無茶苦茶さにある種の必然性がある。実はものすごくレベルの高い脚本なのかも…?
アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシーと言ったキャストのアンサンブルも見事👏
特にアンセル・エルゴートの、ベビーフェイスなんだけど無茶苦茶デカいという異物感が、ベイビーというキャラクターにマッチしていて最高でした。
しっかし、アンセル・エルゴートと言いケヴィン・スペイシーと言い、なんか色々と疑惑のある人物が集まってるなぁ。そんな所もこの映画っぽいっちゃぽい。
これぞハリウッドの娯楽映画だっ!
これこそが真の『ワイルド・スピード』だっ!
と思ったのは自分だけでは無いはず。
スリルあり、バトルあり、ロマンスあり、勝利ありの、王道中の王道ながら、どこかネジが抜けている狂気の一本!
ポップコーンをバリバリ食いながら観たい最高のエンタテイメント🤩
体感時間がベイビーの運転並みに早いぜっ!
当時、音楽のノリノリとワクワクとドキドキハラハラで流してましたが、よく考えたらヒロインの扱い、雑でしたねw
事故りそうで事故らないドライビング、影響されて本気でベイビーになれると思う人がいませんように…www