今夜、ロマンス劇場でのレビュー・感想・評価
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切ない
綾瀬はるかの可愛さと一昔前のファッションを楽しむラブコメディかと思っていたら、後半から怒涛の切なさで号泣しました。ずっと泣いてました。笑
登場人物全員がいい人で見ててすごく気持ちいい映画。綾瀬はるかは本当に美しくて予想以上だったけど、坂口健太郎がとっても可愛くてかっこ良くて素敵!
触れられないし、一緒に年を取れないってすごく辛いのでその選択が正しいのかはわからないけど、彼らにとってのハッピーエンドなのでしょう。
フィルム映画って味があっていいですよね。
純愛
純愛。
ただ、それだけ
最後に強く抱きしめて消えると選択した美雪
大好きな人と触れなくても一緒にいる事を選んだ牧野
今までの恋愛映画は美雪のラストが多く
儚く消えた愛する人を思って生涯を終えるか
新しい人生をリスタートするかのパターンが多かった気がするのですが…
または、触れたらけど何らかの奇跡で消えない的な
(記憶なくなる系は何年後かに再会的な)
まさかそんな美談ではなく、切に一緒にいる事を選択し触れたら消えるというルールは守り
お互い側にいるということで愛し合う。
ハンカチで手を繋ぐシーンはとても感動しました。
静かに浜辺をデートする2人…
最後の最期に初めて触れ合う2人…
どうか…牧野が描いたラストで第二の人生をリスタートしてますようにと願ってしまいました。
綾瀬はるかの姫
綾瀬はるかの姫役、ぴったり。
どこか俗世間とは離れたところにいるような雰囲気持ってる人なので、これ最高に当たり。
映画の中から登場人物が出てくる設定。
これってよくある設定。
その世界のギャップで笑わせてもらう映画の一つだと思うが、綾瀬はるかでぴったり。
ファンタジーなのでなんで出てこれたかとか、触れると消えちゃう設定とかは何故かは追求しないこと。
一個一個の場面が後に意味を持ってくる作り方はとてもよかった。
あとになって、あのシーンはこういう意味か、とわかったときの楽しさや、微笑ましさ、切なさはいい。
凄くよかった訳じゃないけど、いい映画ではあった。
めちゃ良い
おてんば姫(綾瀬はるか)が映画から出てきて、坂口健太郎をめちゃくちゃ振り回す。でも実は綾瀬はるかは人のぬくもりに触れることができなくて、色々辛い、
本田翼めちゃ演技下手。
あり得ない設定やけど引き込まれる
あり得ない設定と時代設定も謎。
映画のフィルムの中の
綾瀬はるかに恋をする坂口健太郎。
触れる事もできない
それでも一緒にいるとゆう選択をして
年をとる者と取らない者
純愛。ってかんじ。
愛の深さてきな?
思ったより面白かった
ファンタジー
この世で触れてしまうと消えてしまう映画から飛び出した王女と映画助監督のファンタジー。
数々の映画のオマージュが散りばめられているという、映画好きにはさらに面白くしてある映画とのことで、『ローマの休日』や『ニューシネマパラダイス』くらいしか私はわからなかったが、
人魚姫がハッピーエンドになったような物語でもある。監督は私と同世代で原作と脚本は15歳年下の男性である。この世だけでは足りずに時代を超えて祝福される。三つの時代は昭和35年と
戦前なのだろうか。それと現代。しかし、この二つの時空を超えていく二人を見ることで、現代が忘れてしまった精神的な愛情が忘れられないという永遠の美がなにか懐かしく初めて思い出すのだろうか。清廉な人だったらしい加藤剛の遺作映画となった。名優の最後の作品として恥ずかしくない作品だったかもしれない。
主役のふたりが好き
もともと坂口健太郎が好きで、それだけの目的でレンタルしました。
案の定というか、予想通り坂口健太郎がカッコいいです。
綾瀬はるかを前にニヤニヤしすぎでしょってくらい緩んだ顔笑
モデル出身のスタイルの良さを生かして、レトロな服装もばっちり似合ってました。最高。
作品の設定もあってだと思いますが、坂口健太郎の衣装が割と落ち着いた色味で統一されているのに対し、綾瀬はるかの衣装は場面場面でカラーリングがとにかく変わる変わる。
でも衣装に負けない華やかな美貌。綾瀬はるかって美しい...と再確認しました。
ストーリー的には、設定こそちょっとユニークでしたが、展開はかなりベタ。
ストーリーの振興も結構読めちゃって、もう少しひねりがあったほうが好みでした。
予告やCMで触れたら消えるってことは散々言ってたけど、それ以上の驚き・秘密が特になく…なんかもったいない!
ただ、ガラス越しにキスするシーンはきゅんとしました!以上!
綺麗な映画でした
坂口健太郎も綾瀬はるかもとても綺麗でストーリーの流れとしても概ね良かったと思いますが逆にそういうところがありきたりなような気がしてしまいました
ありきたりなものも映画として見ていて楽しめるのですがいろいろ突っ込みどころが多くて(主人公とヒロインがお互いを好きになる過程があっという間であまり感情移入できない、映画から出てきたヒロインをあっさり受け入れてしまうのにあとで触れられないと知って悲しむ主人公、柄本さん結構重要だと思うのに気付いたら亡くなってた、看護学生だからかそんな看護師いないよ!と何度も思ってしまったり、などなど)星は低いです、、。
もっと長編でじっくり進まないと共感しにくいキャラクター設定なのかなと思いました。
予想外のエンディング
普通のラブストーリーとは違うエンディングに驚きました。まさかの展開でした。
良い意味で期待を裏切るエンディングだったと思います。
一人の人をずっと想い続ける・好きな人の側にいたいという想いに感動しました。
2回目でも最後は涙が止まりませんでした。
下僕目線か、姫目線か・・・
私は姫目線で観てたんですけど、どちらに感情移入出来るかで印象ガラッと変わります。
年老いた下僕の所に姫がまだ居ると気づいた時は、その壮絶な生活に胸が詰まりました。
アグレッシブで芯の強い性格の姫、下僕と共に生きると決めた後は一生懸命誰にも触れないように気をつけていたでしょうね。
落し物を拾われても「そこに置いてください」と言わなければいけない心苦しさや、それによって人から嫌われたり変な目で見られたり...
数年で引越しを繰り返す生活や、毎日肌色を塗るのにも疲れ、私なら徐々に引きこもって孤独になると思います。
そのストレスは唯一の理解者の下僕にもわかってもらえず(「もういいよ」と抱きしめることもなく年老いているのだから)それでも下僕を憎まなかった姫に同情してしまいました。
表面だけなぞればロマンチックで素敵なハッピーエンドかもしれませんが...
姫からしたら何十年も待ち焦がれてやっと訪れた安堵の一瞬で、これはハッピーエンドなのか?ともやもやしました。
とはいえ、途中観るのをやめようと思いましたが最後まで観て「思ったよりよかった!」と言えたので星3つです。
ラストに「タイタニックじゃん^^;」
とツッコミを入れましょう 笑
胸があったかくなる
すごい話。
綾瀬はるか演じる映画の姫が映画から出てきてしまう。
坂口健太郎演じる助監督が、その映画を愛していたからだ。
モノクロの女優と恋した助監督。
ただ彼女は人の温もりを感じると消えてしまうという悲しい設定。
助監督が死ぬ時に2人はようやく触れ合える。
ほとんどの映画はやがて忘れ去られてしまう。
そんな中で愛してもらった映画は映画からも愛されるということだろう。
また映画から出てきた女優と実際の人間の恋という切ない設定も良い。
200516
土曜プレミアムで2回目
やっぱり良き映画!
ホタルのシーンはうるっとくるね。
みゆきが人の温もりを感じたら消えてしまう事を伝えるシーン。
何故映画の世界から飛び出したのか伝えるシーン。
一度お前(けんじ)に出会ってみたかったんだ。
すごい設定だと思う。
最後に触れられるというのも素晴らしい。
名作
もっとロマンスが欲しかった
綾瀬はるかは綺麗で、坂口健太郎は可愛いくて、純朴な感じで、昭和の古きよき時代を懐かしく感じた。しかし、ファンタジーならそれらしく、映画の世界に帰るとか、劇的な場面が欲しかった。叶わないから美しいという恋を描いても良かったんではないかと思う。
映画スターが介護してる姿は滑稽だった。
燃えカスの様な映画!!
映画史とは全然関係ないのに、出だしで玉音放送が流れて気持ち悪いです。綾瀬はるかだと顔も体もごつすぎて、白黒時代の美人女優には見えません。初々しさも無いので、全くときめきませんでした。劇中映画は下らなく、本編のストーリーも短編向きだと思うのですが、予告編以上のものはなく、単調で観るのが苦行でした。タイタニックのようなラストもありふれていて、結局最初から最後まで恋愛ごっこから先に進めないので薄っぺらいです。
カラフルで温もりに溢れた、映画と恋を
綾瀬はるかと坂口健太郎の美女&イケメン共演のラブストーリーで、フジテレビ・ムービー。
ボロクソ叩く材料が揃っているが、しかしこれは良かった!
邦画良質のロマンティック・ファンタジー。
様々な感情が溢れ出てきた。
入院中の老人が、若き日の事を思い出す…。
映画監督を目指す青年・健司は、助監督として撮影所で毎日悪戦苦闘。
そんな彼の楽しみは、馴染みの映画館“ロマンス劇場”で戦前に作られたモノクロ映画『お転婆姫と三獣士』を観る事。劇中の姫、美雪に憧れ、恋をしていた。
ある夜、不思議な事が起きる。いつものように映画を見ていたら、映画の中の世界から美雪がこちらの世界に飛び出して来て…!
映画ファンならすぐ察しが付く通り、この設定は『キートンの探偵学入門』『カイロの紫のバラ』『ラスト・アクション・ヒーロー』などなど。ロマンティック・ファンタジーなので、特に『カイロの紫のバラ』を彷彿させる。
映画ファンなら誰もがある筈。映画の中の世界に憧れたり、映画の中の人物を好きになったり…。
夢だけど、映画の中の人物と至福のひと時を。甘いひと時を。
そんな夢を叶えさせてくれる『カイロの紫のバラ』や本作は、映画ファンの心を掴むに充分。
…でも、健司の場合、そんなんじゃなかった!
周囲に知られたら、大変! 自分のオンボロアパートに住まわせるのだが…
とにかくこの美雪姫、メチャメチャ気が強いじゃじゃ馬。
しかも、「お前」「しもべ」呼ばわりで、あれこれこき使われる。
トラブル続出、振り回される毎日…。
前半はお転婆美雪とドジ健司のドタバタ・コメディで、少々ベタ。
北村一輝演じる往年の銀幕スターの描写も典型的。往年の銀幕スターって、本当にあんな感じだったのかな…?
ある日、健司ら助監督に監督デビューの機会が。
健司は、美雪との事を題材にした脚本を書く。
一緒に過ごす内に、次第に二人の心が色付いていく…。
が、美雪にはある秘密が。それは、触れられると消えてしまう…。
ドタバタ・コメディから切ないラブストーリーへ。そして、意外性のある結末へ…。
劇中の健司さながら、綾瀬はるかの魅力にうっとり。お転婆な面も儚い面もキュート。品のある美しさも。
坂口健太郎もピュアな青年像もハマっている。
映画会社の社長令嬢の本田翼の役回りも案外良かったが、他キャスト陣で印象残ったのは、やはり先日他界した加藤剛だろう。
敢えて役柄は伏せるが、演じた役柄と加藤剛本人の最期が何だかダブって…。
本作の最大の醍醐味の一つは、“映画”だろう。
姫の生活にうんざりのヒロイン。彼女が着こなすファッションの数々…。これらは言うまでもなく、『ローマの休日』で、オードリー・ヘプバーン。
“触れられないロマンス”は『シザーハンズ』を思い起こさせる。
そんな二人がガラス越しに口づけを。邦画往年の恋愛映画の名作『また逢う日まで』へのオマージュ。
かの名作の名シーンを再現するなんて嬉しいが、今の若い人たち、知ってるのかな??
映画全盛期の時代が主な舞台なので、撮影所の雰囲気とか堪らなく“あの時代”を醸し出す。
ポスターや小道具など、こっちが映画の中の世界に入って、じっくり見物したいほど。
美雪が活躍するモノクロ映画『お転婆姫と三獣士』のチープで古ぼけた作りも上々。
北村一輝演じる銀幕スターの“ハンサムガイシリーズ”など、劇中映画が大衆娯楽映画なのもいい。
って言うか、これらの映画、本当に見てみたいぞ(笑)
さて、健司が書いた脚本の結末は? 本作の結末は?
ネタバレチェックを付けるので触れるが、
終盤見舞いに現れた“孫”は、実は美雪。
二人は、触れ合わないで、共に歩んでいたのだ。
病院のあるシーンで助けてやる事も出来ず陰口叩かれても、仕方ないのだ。触れられないのだから。
遂に二人に別れの時が。健司は静かに息を引き取る。美雪は最期の最期に健司に触れ、消える…。
切なく悲しくも、美しく幸せな結末で、とてもいい。
でも、こんな結末でも良かったと思う。
あのシーンで、健司は美雪に触れ、美雪は消える。
消える運命にあるのなら、愛する人に触れられて、消えたい…。
健司は社長令嬢と結婚。幸せな人生を送った。
すでに妻は他界し、健司も病床で最期の時を待つ。
美雪との恋や自分の人生の思い出を綴った未完の脚本を完成させて、健司も旅立つ…。
本作はどんな形になっても素敵なハッピーエンドになっていたと思う。
そんな幾つもある中から、美雪と健司が二人で選んだハッピーエンド…。
映画は観客を楽しませてくれる。時には、自分の人生を決定付け、影響すら与えてくれる。
それは、映画にとっても同じ。観客が、私を(映画を)見つけてくれる。
語り継がれる名作や今も尚多くの人に愛される映画がある一方、埋もれ、忘れ去られた映画も山ほど。
そんな中から…。
見た映画全てを覚えてるなんて、到底不可能。(タランティーノは覚えてるらしいが…)
忘れた映画、覚えてない映画も多い。
例え忘れても、その時見た感情は本物だ。
それを忘れない為に、残す為に、思い出として、駄文であっても短文であっても支離滅裂であっても、こうやって映画レビューを書き続けている。
映画との出会いも、人との出会いも、一期一会。
映画を愛し、愛する人に出会い…
その世界は輝き、カラフルな温もりに満ち溢れている。
綺麗なシーンがたくさん
映像の色味というか綺麗なシーンがたくさん。
好きな人に触れられないって辛いなあ…
それでも最後まで一緒に過ごした2人はあっぱれ。
綾瀬はるかさん、オードリーみたいな格好が良く似合う!!
映画愛
坂口健太郎が演じる牧野と言う名前、あのマキノ監督(津川雅彦さんのおじいちゃん)をリスペクトしているんですね。牧野は現実の世界ではずっと一人で映画の仕事に打ち込んでいて、幻想の中、いいえ牧野の中では映画(美雪)に恋してしまい人生を映画に捧げて一生を幸せに終えたのかもしれません。そんな映画人は多いのでしょう。
オマージュ。そうですね、久我美子と岡田英次のガラス越しの接吻、武内監督、時代を良く表現してました。でも今の人にはちょっとわからないでしょうけどね。映画を知っている人にとって◯の映画です。
やっぱり邦画に期待は出来ない。
端的に言うと全てがチープ。
グレイテストショーマンを観た直後ということもあり、余計につまらなかった。
少なくとも映画にする価値はない。
脚本は分かりやすさ重視なのかとてもうすっぺらく序盤で結末(泣かせたいであろうところ)が予測出来る程。
いい意味で観客を裏切ることもなく進行するストーリーは大団円に向かう面ではいいのかも知れないが、その分必要な感情や動作に細かな意味を持たせることもなく、ご都合主義に流れていくだけ。
評判がよかったので機会あって観ることになったが、やっぱり邦画に期待することは無理だと思った。
おかしい点、くだらない点
・人を殺しかねない行動をお転婆の表現としていること(ダイナマイトや橋の欄干を歩かせたり)
・それを一瞬咎める程度で結局自ら咎めたことを謝ってお転婆が大事なものと言うお守りを探してあげる主人公
・そのお守りも進行上大した意味を持っていない
・化粧の仕方はわかると言って、経験したことないはずの白黒の肌(首下〜手足まで)まで塗り込むお転婆の気概
・その塗り込んだ化粧がすっごいウォータープルーフ
・そのくせちょっとこすると落ちる
・毎日違うお転婆のオシャレ服(撮影所から拝借しているならば毎日主人公が泥棒している)
・更には勝手に主人公のカバンで盗品の服を荷造りして出て行くお転婆
・しょうもない主人公に惚れて最後まで身を呈する人のいい本田翼を捨てて顔が好きなだけのお転婆と添い遂げた主人公
・後に本田翼は親の事業が破綻したり、報われなさすぎて、そちらに感情移入する
・前に虹を見た場所をお転婆がたまたま通りがかって同じように虹が見えただけで、それを虹を見ただけで超能力で感じ取った主人公
・主人公に触れて消えようともせずに商店街でよく知らない人に触れて消えようとする気は触れているお転婆
・実体験をおとぎ話のように語る使い古されたストーリーテリング
・容態が急変した連絡を受けて病院に行っても病院関係者が誰もいない
・死にかけの年寄りの温もりを感じて満足するお転婆
・患者が死んでいるのにサボったことや職務を全うしなかったことに何も感じずに死体の前でヘラヘラしている無責任な看護師
・終始ガヤに甘んじていたキャストを最後に集めて華やかに終わらせればいいだろうという安易なラスト
予算がない邦画は演出や脚本、感情の機微を伝えることで戦わないといけないのにこれではまるでダメ。
綾瀬はるかが死にかけのおじいちゃんを抱きしめて、温もり云々言いながら天に召される映像がシュール過ぎてやばい。
泣ける映画は大好きだが、取り敢えずこの映画は笑える。
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