今夜、ロマンス劇場でのレビュー・感想・評価
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『映画』のロマンスが詰まった素敵な作品
綾瀬はるかさんの映画では久々のいい映画。
モノクロから鮮やかな色に
映画好きにはお薦め
今夜、ロマンス劇場で
65歳男です。期待せず、映画を見ました。この齢で、純愛映画に涙するとは思いませんでした。 映画終了後、スタンディングして拍手をしたかったのですが、それは自重しました。とにかく私はこの映画好きです。主役の綾瀬さんに好感はもっていましたが、映画を見終わった今なら、「好きな女優は?」と聞かれたら、ハッキリと綾瀬はるかと強く大きな声で答えられます。
良い点・・・
① 純愛で泣ける点(私のような煩悩満載人には・・・)
② 綾瀬はるかが素敵。
③ 悪人(意地悪含め)が一人も出ていないストーリー
④ 美しい花と風景
⑤ 綾瀬のファッション(登場場面で次々に変るドレス)
⑥ 楠本明 加藤剛(砂の器が好きで・・・)
⑦ 坂口健太郎 とても良かったです。特に鼻水を流し・・・
⑧ とにかくよかったです。
みなさん、どうぞ映画館にカップルで足を運んでください。映画後のお酒が美味しいですよ。
純愛。思ったよりも良かった。
モノクロ映画の登場人物であるヒロインと、映画監督を目指している現実世界の青年の切ない恋を描いたファンタジー。季節柄、バレンタインデーが近いですからね。
時代設定は、1960年代。まだ映画産業は隆盛ですが、テレビ放送も始まり、その陰りが懸念され始めた頃。映画を愛する青年が主人公の作品の設定としては、良いのではないでしょうか?
映画から出てくるヒロインがモノクロであるためか、現実世界側の色合いは、意識的に鮮やかな色を使っている事に気づかされます。いや、必要以上に色鮮やかなのを、目立たせていたかも(笑)
この作品、やっぱり何といっても、綾瀬はるかに尽きますね。彼女、バラエティ番組とかでは、とんだポンコツな訳ですが(失礼)、ひとたび作品の世界に入ると、キッチリと演じてくるところが凄い。どっちが本当の彼女なんだか。って言うか、今回のヒロインは、お転婆なお姫様と言う事なのですが、キッチリとそう言う雰囲気だしてきますからねぇ。凄い女優さんです。
相手役の坂口健太郎ですが、なるほど。こう言う優しい男の役、似合いますね。まぁ、元々優しそうな人な訳ですが、お転婆なお姫様に振り回される優男を非常にうまく演じています。
結ばれぬ愛?いや、あれは“結ばれた”のかな?リアル純愛だな。行く前は正直、「まぁ、ファンタジーだしねぇ。」と半分斜に構えていたのですが、予想以上に良かったです。主題歌を歌うシェネルも良かったです。うっかりすると泣きます(笑)
綾瀬はるかが愛おしい!
フジ制作映画はコメディを入れてくる作品が多い。
だが、この作品はコメディ要素は極力少なめ。
ラブストーリーの方がメインである。
スクリーンから飛び出した王女様。
その王女様に一目惚れする若き助監督。
綾瀬はるかと坂口健太郎と言う組み合わせなので、「歳の差を考えると綾瀬は姉さん風か?」と思っていたら大正解。
あまり綾瀬はるかのしっかりした年上女性役を観た事が無かったので逆に新鮮だった。
人物設定として異種の2人が簡単に結ばれるはずが無い。
後半になって分かっていく原因と結末。脚本のスパイスが効いている。勝手に涙が流れてしまった。
綾瀬はるかの王女様は反則級。うっとりした。
見終わった後も愛おしくなった。
坂口健太郎の泣き顔も反則級w。
音楽と衣裳が秀逸。
綾瀬はるかの役柄や服装七変化ならぬ25変化⁉️などがオードリーヘップバーン作品を連想させてくれる。
この他にも名作映画へのオマージュが沢山詰まっている。
プロデューサー稲葉氏いわく、「映画館を舞台にした映画を作るのであれば、映画愛にあふれるものにしたい」と思い、このオマージュ溢れるものに仕上がったとの事。
(落雷シーンは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。ガラス越しのキスシーンは「また逢う日まで」など。)
また、映画全盛期時代(1960年日本映画製作数547本)、当時の製作会社や映画の作風、看板役者などコメディながら上手く取り入れた内容。
映画館は個人経営が多くチケットをもぎって貰うシステム。その気になれば何度も同じ映画を観れちゃう一日中居座りシステム(笑)。
今やシネコンだらけ&製作会社の優劣決定で味気ない世の中になってしまったが、映画館には昔ロマンが詰まっていたのだよ。色々と。
そんな映画愛を知らないとこの映画の楽しさは分からない。
残念な点と言えば、王女様がスクリーンから出るキッカケ、冒頭のシーンをより詳細にして頂きたかった。お馬鹿三家来シーンなんて少し短縮して、、、。
それと、白黒姿をもう少し有効活用してもらいたかった。
私はとしては大満足です。
9年の時を経て完成したオリジナルラブストーリーを是非映画館の大スクリーンにてご賞味ください。
〜補足2020.5.15 上記修正及び下記補足追記〜
今回、一部地域除きコロナ禍による自粛が解除になり、ようやく映画館も再開し始めた。
そして明日フジTVにて地上波初放送するという。
(グッドタイミング👍。出来るならば最後のエンドロールは切らずにお願いしたい‼️シェネルの「奇跡」で泣かせてくれ❗️w)
(お先に本日リピート鑑賞して)やはり、この映画は映画愛が溢れている。
また全国の劇場に人が戻ってきて頂きたい。
そう願わずにいられない映画である。
王道のラブコメディ、主人公の決断に涙!
王道のラブコメディながら、
人間味のある作品で最後はホロリ。
映画で泣くのは久々だった。
映画のお姫様(綾瀬はるか)に恋する、
映画監督志望(坂口健太郎)のファンタジーラブコメディ。
SF的要素が強いので、
この世界に入れないと楽しむのは難しい。
ただ、主演綾瀬はるかの衣装は
どれも可愛くオードリーヘップバーンを彷彿とさせる。見てて楽しい❤
更に、秘密を知った主人公が
どんな結末を選ぶか。。
その選択に、涙!!!
試写会中もすすり泣く声が聞こえ、
上映後、拍手も湧くなんて本当にいい映画じゃないと起こらない。
そのくらい感動し、心温まる映画❤
久々に気持ちいい涙を流せる
心温まる映画でした。
家族でも、友達とも恋人とも
どんな相手でも楽しめる映画☆
まさに「笑って泣ける」間口の広い日本映画
「映画の中からモノクロのお姫様が出てくる」というかなりファンタジックな設定だから、リアルに考えると「?」ってなる所もあるんだけど、観てるうちにだんだん気にならなくなって、いつのまにか2人の恋物語に入り込んでしまう。
この「映画の嘘」に観客が没入できるのは、やっぱり役者の力が大きいと思う。
主要人物のキャスティングがことごとく抜群!
今の日本でこんなにコテコテのじゃじゃ馬プリンセスを演じられるのは綾瀬はるかしかいないと思うし、健司(というか「しもべ」)役の坂口健太郎はその喜怒哀楽がいちいち可愛らしくて魅力が爆発してる。
2人とも、今作が代表作になるんじゃないかな。そのくらいのハマりっぷり。
そしてなんといっても「ハンサムガイ」役の北村一輝!
「羊の木」での人殺しのチンピラとのギャップの凄まじさ。役者ってすごい…。
もうほんと、「ラブとかロマンスとか興味ないわー」って人にもハンサムガイのシーンだけでも観てほしい!
試写室は超満員だったし、マスコミ試写だからそれなりに目の肥えた関係者が多かったと思うけど、後半はあちこちから本気のすすり泣きが。
ラブストーリー以外にも、遠い過去に思いを馳せたり、映画の価値について考えてみたり、散りばめられた名作のエッセンスを探してみてもいいし、人によって色々な楽しみ方ができる。
本当に間口の広い映画なので、デートムービーとしてもとてもおすすめだし、例えばおばあちゃんと孫が一緒に楽しめる貴重な映画じゃないかと思う。
優しい流れ
「SF=すこしふしぎ」な映画
フジTVドラマも映画も絶不調~
近年フジテレビのドラマが面白くない。社長を交代してもさっぱりである。演出家の力が落ちているとは思えず、不可解なキャスティングミスも多く謎は深まるばかりだ。その最大の原因は脚本力不足だと思える。本作は不振のフジテレビが起死回生を架けて人気俳優の綾瀬はるか&坂口健太郎をW主演に組んだ意欲作である。しかしあまりにも酷すぎる内容にただ呆れてしまった。観客が映画を見終えた瞬間、なるほど~!ポンと膝を叩いて合点がいき、劇場を出た時には満足感でお腹一杯になれるのが映画の醍醐味である。しかし本作はお金はかかっているが実態は大学の映画研究会が8ミリで作品を作り学園祭で木戸銭を頂き上映するレベルとさほど変わりなかった。もし手塚治虫先生や石ノ森章太郎先生がご存命で漫画で本作を描くとしたら、もっと残酷で、もっとスリリングで、泣かせるエンディングへ落し込むはずだ。昨秋上映されたガッキー主演の映画『ミックス』がそこそこ楽しめただけに残念ですね。
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