検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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惜しむべくはストーリーの奥深さ
映像、設定、演者がとても良かっただけに、もう少しストーリーに奥深さがあれば良かったなと思いました。
「どうせタクちゃんが主役だし。ジャニーズだし」と先入観ありありで観ましたが、主人公の闇落ち、不幸さが究極的で感嘆しました。
二宮くんと吉高さんがなぜひかれあったのか、主人公があれほど過去の事件にこだわったのか、主人公が疑われた理由(あまりに偶然が多いのと謎解きが簡単すぎ!)がもう少し深く描かれていたら。
松重さんは恐ろしく謎めいた存在で素晴らしき。芦名星さんとの匂わせシーンがあったらもっとときめいたかも。
キャストや雰囲気と比べてストーリーが。。。
お粗末すぎる気が。。。
せっかくキャストや演出等が豪華なのだから、構成をもっと練ってほしかった。
最後に向かって尻すぼみで、前半と後半でストーリーの展開速度が全然違う。
内容もあれこれ盛り込みすぎていてどれも中途半端になってしまっている。
特に正義の意味する内容が、最初は時効制度で訴追できない悪に対する制裁だったのが、途中から大政翼賛(戦争軍備)への経済支援反対?も入ってきてぼやけてしまったのが、一番微妙に感じた。
個人的には、前半30分くらいで最上の同僚弁護士が言ってた、世の中を動かすのは経済であって正義じゃないというところを掘ってほしかった。
国家にとっては時効制度も戦争軍備も、共に経済的理由からも推進できるものだが、それは正義に適うのか、そしてそれをその国家の機関である検察が追及していいのか?というようなところで悩んでほしかった。。。
解釈が難しい
過去に起こらなわれた殺人事件があった。
それは、かつてとても親しくしていた人だった。
その犯人は、未だに捕まらず悠々と過ごしていた。
それから何年か経ち、犯人を捕まえる機会を得た。だがしかし、犯人を立証出来る証拠が見つからない。
そんな中別の事件が起きる。
そいつは、自分で犯行を周りに風潮していた。
こいつを利用しよう!
これが物語の大筋かなと思います。
この作品は、正義とは?
という所かと思いました。
正義とは、自分が信じるもの、正しいとありたいと願うもの、間違ってはいけないと思うもの。
それぞれの考え方があると思います。
この作品は、自分なりの解釈をつけて観るものだと思える。
役者の演技は、とてもすごいと感じた。
素人でも分かるくらい物語に引き込まれるような。
ストーリーが難しいので、ゆっくり見直して考えてみてもいいかも知れない。
完全なる人選ミス。
キムタクとか二宮とかジャニーズファンにはたまらないかもしれませんが、
ここまでキムタクの演技がウザいと思う作品もない。
観た人なら分かりますが、とにかく会話の中身が頭に入ってこない。
キムタクの演技の端々に見えるカッコつけ感が脳が言語を処理するのを邪魔してくる。
言葉をより使う作品ということもあり、この配役は失敗としか言いようがない。
迫力はすごいがよく分からん
最初映画館で見た時、
なんのこっちゃ‥と思いながら
帰った記憶があります
特に葬式の変な舞いとラスト。
そのあと配信で見て、ようやくなんとなく話がつかめた(というか聞き取れた)ような。
とりあえずキムタク節が堪能できます。
ニノをはじめ、ほかの共演陣も
迫力があってよかった!!
検事である意味は・・・
原作は未読。
事前のCMなどではキムタクVSニノみたいな構成、しかも検事の話なのでもっとバチバチ(口論で)やり取りするのかと思いきや、意外と全体を通して静か。キムタクは囁きすぎて、時々セリフがわからない。キムタクは法を司る検事という立場と正義のために罪を犯すことへの葛藤などをあまり感じられず、ニノも上司を気にするあまり真実を追求しようとすることを当初ためらっていたりと、「検事」であることの意味があまり感じ取れなかった気がしました。吉高も潜入取材だし。
ストーリーとしては楽しめたのですが、最後の終わり方もなんか中途半端で、え、これで終わりという感じでエンドロール突入でした。
いつか晴らすための復讐のために、職業的な地位をつかうっていうストーリー多くないですかね。。。
ジャニタレと邦画を叩いておけば映画通だと思う人には向かない
映画館では2018年9月17日イオンシネマ石巻で鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読
原田眞人作品
そういえば彼の作品で他人に薦めたくなるほど面白い作品は無い
かなりのベテランで作品数も多いのだが
意外にもキムタクとニノくん初共演
ダブル検事
ヒロインは吉高由里子で事務官だが実は潜入ジャーナリスト
キムタクが主演のためか今回もキャスト陣は豪華な顔ぶれだ
特に松倉役の酒向芳が良かった
彼の一番の当たり役ではないか
キムタクが大根役者だと言い張る人はこの作品も観る資格はない
どういうわけかそういう人ほどキムタクの映画を毎回毎回必ずしっかり観てわざわざネットで酷評するが読む価値はない
馬鹿馬鹿しい
キムタクが主演だがそのわりには話全体が暗く重く硬い
原作を読んでないからなんともいえないが他人のレビューを参考にするとこの作品に加えられた原田色に無駄が多いようだ
役者さんたちの芝居は楽しめた
キムタクが検事役でありながら殺人を犯すのがショッキングだ
動機がなんであれ
武士役で敵を斬り殺すのとはわけが違う
殺し屋役の芦名星が全部やってくれたらいいのにね
ニノくんと吉高由里子のベトちゃんドクちゃん状態は印象的
ストーリーは非常に良い
タイトルにもある通り、まずストーリーが筆者好みではあったので評価に関しては私情が含まれていることをご理解頂きたい。
木村拓哉演じる最上検事と、二宮和也演じる沖野検事、そして吉高由里子演じる事務の橘の3人が中心人物となって物語が構成されていく。
「検事において最も大切な事は定義を信じることだ」と最上からあるべき検事像を教えられそれを守っている沖野ではあったが、ある事件をきっかけに最上の行動がおかしいと感じ、後に最上が検事として重大な過ちを犯している事に気づく沖野。検事としての正義か、はたまた己の正義か。正義が歪んでいく姿が観ていて非常に面白い作品
70点
まだあまり劇場に足を運んでまで映画を鑑賞していなかった頃、何かの節にこの作品が目に留まり劇場でみた作品。
評価か低いみたいですが、個人的には面白かった。
どうやら声が聞き取りずらかったり、ニノと吉高由里子のタオル一枚掛かっていたシーンで物議を起こしたみたいだが私はそれに対して何も感じなかった。
ロケ地が馴染み深い所だったり、まだ映画をしょっちゅう観に行く頃じゃ無かったから多少思い入れも入っているかもしれないけど、なにやらせてもキムタクな所とか迫真的な問い詰めのシーンのニノ。それぞれの演技も良かったし感情移入も出来た。
評価に騙されないで一度見て欲しい。
松重さんのかっこよさ!
期待を超えるおもしろさでしたよ。
「それぞれの歴史」と、そこから生まれる「それぞれの正義」が絡み合う妙。
主演2人も吉高由里子も良かったけど…
松重豊の存在感が凄かった。
単なるクセの強いチンピラかと思わせておいての… ねえ。
かっこよかった。
いまいち
キムタクのやってる作品しっかりと見た事なくほぼ初めて見ました。
初の汚れ役、よかったしこの主役には合ってたけど、映画自体いまいち。セリフ詰め込み過ぎてみーんな声低くて聞き取りづらいったらない。
何度も巻き戻しました。わかっても意味が難しすぎる。視聴者のこと考えました?
議員自殺が唐突で意味不明。
白衣装黒衣装ダンサー意味不明。
政治、戦争、正義って何ですか?という壮大なテーマなら時間足りなすぎる!
観客の脳がフル回転で疲れます。
ニノは熱演でした。吉高さん髪型めっちゃ変。
葬式で東風さんの後ろにいる変なメイクの人何ー?ほんと意味不明。
大倉孝二さんは最高の演技だった。あの雰囲気彼しかいないなぁ。
こんな検察官はいない
ストーリーが支離滅裂で理解できません。木村さんや二宮さんなど主役の主人公の演技には感心しました。あの複雑な法律用語や法律哲学を台詞として役を演じるのは大変だったと思います。しかし検察官が殺人を犯してまで犯人をしたてあげるなどということは、映画がフィクションであるという前提においても絶対ありえないことであり、法曹界が映画の題材になっている以上、やはりいくらかのリアリティーは必要だと思います。
つまんない
何か小難しくて感動も無く共感も出来ないし、疲れた&胸くそ悪い(すっきりしない)映画でした。どうせ胸くそ悪い映画見るなら始めから解りきっている監督(園子温とか)で心して観たかったな。まぁそこまで振り切った内容でも無かったけど、後内容が深いんだか薄いんだかって印象。中身詰め込みすぎて結局ペラッペラになっちゃった感じ。結構良い俳優さんばかりだから期待した分ハズレたな
スッキリしない
ずっと見たかったんですけど上映のタイミングを逃してからDVDもなかなか借りにいけずにいたらAmazon primeで発見して鑑賞しました。
先に感想を言うとあれだけのCMや番宣映像などを流していたわりには…という感じでした。
俳優陣がよくてギリギリ見ていられた映画かなというのが正直な感想です。
どうしたどうした?となる部分が多いなと思いましたし、このシーン削ってもっとあのシーンを広げて欲しかったなーと思う部分も多かったです。
特に過去の事件の部分はもう少し濃く触れてほしいところでした。
出演者の方々のファンではありませんが、この映画はニノじゃなければキムタクじゃなければ保たない映画だと思いました。
1番スッキリしないのはラストですかね…。正直未だによくわかっていません。
この映画は全体的に視聴者に考察させる場面、察してもらう場面が多いです。単純に見ているだけでも迫力がありハラハラするので面白いですが、映画のラストでスッキリしたい方などにはお勧めできません。
個人的にはハラハラ感のあるものが好きですがもやもやしまくりなのでこちらの評価にさせて頂きました。
キムタクぽくない…
過去に友人を殺した容疑者に、真犯人を殺してまで、強引に罪を被せようとする悪の検事役。変にカッコつけて無くて自然な演技で良かった。二宮はその部下であり、検事を辞職した後も、もっと対決姿勢を見せてほしかった。取調室で捲し立てるシーンは長台詞だが、何か迫力不足。吉高由里子が週刊誌のスパイという役柄も中途半端で、演出が勿体無い。松倉役の酒向芳が一番目立ってた、まさに怪演。松重豊、大倉孝二も良かった。結構、これ関係ある?と無駄なシーン多いと感じた。
ストーリー 4 演技 5.5 芸術 4 エンタ 5 総合 4.5 ...
ストーリー 4
演技 5.5
芸術 4
エンタ 5
総合 4.5
コメント ニノくんの恫喝長セリフよく頑張った。これくらいかなぁ、後は、酒向さん、松重さんのトンガリ演技と、芦名星がいたなぁ。
中盤取調室の二宮和也の激演。
中盤取調室の二宮和也の激演を映画史に残したい。
「マルサの女2」の大地康雄の怒鳴り、同作津川雅彦と小松方正 の泣き落し、「復讐するは我にあり」の緒形拳と三國連太郎の唾ぶっ掛けに比肩する、観客も震え上がる名シーン。
本年日本映画の収穫の一つ。
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