劇場公開日 2018年8月24日

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「木村拓哉 二宮和也の凄さ」検察側の罪人 Dさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0木村拓哉 二宮和也の凄さ

Dさん
2018年8月26日
iPhoneアプリから投稿

不気味なBGMから始まり対立する二人の出会い。今回のこの映画はPARTに分かれていてストーリーがわかりやすくなっていて
原作を読んでいなくても理解できるなと思った。
話が進むにつれて吉高由里子さん演じる立花沙穂や松重豊さん演じる諏訪部利成が出てきて「ある殺人事件」をきっかけに二人の検事は対立していきます。
吉高さんはボブヘアーが可愛くてすごく似合っていたのと松重さんは「孤独のグルメ」のイメージがあったからギャップがあって良かった。

予告編でも流れているけど沖野が松倉を
取調室で罵るシーンは迫力があり圧巻でした…。演技でも恐い!と感じた。

私情が絡む過去の事件。時効で逃げ切った
そのときの犯人。
今回の犯人に仕立てて罰する最上の正義は
許されるべきではないが同情してしまうと同時に観ている自分は最上のしていることは
正義じゃないか?と思った。
最終局面の二人の対決。緊迫感があったが原作とは
違う終わり方とスッキリしない感じが
モヤモヤ…。 途中の最上の友人の議員はなぜ自殺したのか?
葬儀のとき変なダンスしていた黒い軍団は?
そして沖野と橘が結ばれて寝そべって
会話してるときの寝方の不自然さ
などちょっとわからない部分があったけど
緊迫感があって全体的に良かったし、このエンディングは個人的に好きでした!
全部わかった上でもう一回観たい映画でした!

D