「どう突破するのか?」トレイン・ミッション ノリック007さんの映画レビュー(感想・評価)
どう突破するのか?
原題は「The Commuter(通勤客)」で、鑑賞後に納得できるので、
原題のほうが良いです。
「なぜ、そうなるのか」ということを考えて鑑賞すると、楽しめない
映画です。
主人公と一緒になって「どう突破するのか?」ということを考えて
鑑賞すると、楽しめる映画です。
リーアム・ニーソンのファンを裏切る映画ではないので、安心して、
主人公と一緒になって「どう突破するのか?」ということを考えて、
映画を楽しんでください。
ニューヨークの電車の改札システムを予め知っておいた方が良いと
思います。
通勤客は定期券で通勤しますが、通勤客以外の乗客は車掌にお金を
支払い車掌は行き先までの切符に穴を開けて、座席に差すという
システムです。
グランドセントラル駅からコールドスプリング駅までは1時間ちょっと
なので通勤電車という閉鎖空間の中でリアルタイムに進行するミステリー、
アクション映画です。
ミステリー映画なので、謎解きを楽しむストーリーで、ストーリーの中に
謎解きの鍵あり、クライマックスへと近づくにつれ、「そうだったのか」
となる展開の映画です。
全ての謎解きをしてしまうと続編が製作できなくなることへの配慮からか、
全てが明らかにされないのがおしいところです。
リーアム・ニーソンが演じる主人公が、帰宅するためにグランドセントラル駅
からハドソンラインという通勤電車に乗り、謎の女性から
「コールドスプリング駅で下車する通勤客以外の乗客の中からプリン
という名前の人のバックにGPS発信機を取り付けるという」という依頼を
10万ドル(1000万円)で行うというストーリーです。
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