「「フライト・ゲーム」と一長一短!!」トレイン・ミッション アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
「フライト・ゲーム」と一長一短!!
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「フライト・ゲーム」の監督×主演作で、劇場ポスターを観て「また来たか!」と期待していました。悪くはないですが、今回は普通でした。列車内が思ったより暗かったです。主人公の職務意識が非常に強く、密室だった「フライト・ゲーム」に比べると、緊迫感や没入度がイマイチに感じました。ずっと謎解きで展開してきて、この人が探している人物か?と思わせて、即座に列車アクションに入ってしまうのは置いてきぼりを食らった感じで乱暴に思いました。大筋は森友問題と一緒でリアリティがあり、これは犯人側の動機や時事的な背景よりも、緊迫感を優先した「フライト・ゲーム」と比べて本当に一長一短でした。現実の日本と違って正義が存在し、警察やマスコミが正常に機能していました。事情を知って心ある乗客がみなプリンを名乗るシーンも良かったです。仕事や家族についての説明は足早で取って付けたような感じで、脚本が下手でした。元刑事だというのも今は警備員なら分かりますが、10年間保険の営業をやってまた刑事に復帰とか無理がありました。色々書きましたが、次回作も楽しみです!!
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