ザ・サークルのレビュー・感想・評価
全150件中、101~120件目を表示
SNS依存を見つめなおすきっかけに
社会がネット依存方向に突き進んだ時の一つのバッドエンドを見せられた感じです。急速に進むIT化,ネット社会,SNS依存に警鐘を鳴らすという意味では,意義のある作品だと思います。
劇中の「秘密は罪」という考え方には,共感するところも大きかったです。不謹慎狩りのように,正義感を振りかざして特定の個人や団体を責め立てる昨今の風潮は,どうにも好きになれません。これも匿名だからこそ強気な発言をしてしまうのだろうと考えると,究極の理想は「透明化」なのかもしれません。しかし,それはそれで問題も多く,現実にそうなることはないでしょう。コンピュータにせよ,ネットにせよ,せっかく手に入れた便利なツールなのですから,節度と思いやりをもって上手に使っていきたいものです。この映画を見た一人でも多くの人が,そんなふうに考えることができたらいいんじゃないでしょうか。
ただ,映画としては,ちょっと残念な作品だったという印象です。というのも,展開に唐突さを感じる部分や,登場人物の心情の変化に納得のいかない部分が目立ったからです。また,会話のつながりがよくわからないところも気になりました。脚本がよくなかったのか,翻訳がイマイチだったのかはわかりませんが,そんなところが気になってなかなか作品世界に浸れなかったのは残念でした。
SNS
ネットは
便利だけど
やっぱり
プライバシーは必須です。
知らないうちに
加害者にも被害者にも
なりうる怖さ....
現代の
サスペンスなのかな
お父さん役
今年亡くなった
ビルパクストンだった‼︎
遺作になるのかな?
技術革新の善悪
この手の作品は昔からありますし、現代の技術革新への牽制と期待を表していると思います。情報のクラウド化に対する懸念や、情報共有するからこそ生まれる疑似体験etc、現代人として分かる部分もありますし、逆に情報に支配されすぎてしまう怖さも感じます。映画としての題材はありきたりではありますが、キャストの豪華さを考えると、もう少しエンタメ的要素の強い派手さがあっても良かったのではと思いました。
過度なSNSの末路。
話題のSNS会社に入社したメイ。社員は自分のプライベートを次々とネット上に公開し、コミュニティを広げていっていた。メイもネット上にプライベートを流していくが、徐々に身近な人々を巻き込む事になる。
SNS会社が過剰に進んでしまったらこうなる!!と言う社会への警告を映画化した感じ。題材はとても身近で、サントラもポップなエレクトロで好印象。
ストーリーがもう少し広げられたら良かった。スッキリ終わらないのが残念。
あとは、サークル社員が洗脳されすぎて、親近感が湧かなかったな…(笑) 社長が良しなら皆んな何でもアリなのかよ!!
う〜ん、あと一歩 現代社会の問題SNSを取り上げ、キャストも豪華…...
う〜ん、あと一歩
現代社会の問題SNSを取り上げ、キャストも豪華…なのになぜか消化不良状態
主人公の友達が、ひとりは仕事に追い詰められ、ひとりは追いかけられて事故死
娘のおかげで幸せを掴んだかに見えた両親が、プライベートにずかずかと入り込むSNSによって、娘と音信不通になってしまう
まさに、現代社会を映し出しているような作品
あと一歩欲しい感じ!
プライバシーのない世界を作ろうという映画。これが現実世界で起きなくは無い、想像がつくというところがサスペンスなのかと解釈しました。ただ、風呂敷の回収はできていないので、もう一歩なにか案を出して欲しかったです。
変な企業の映画・・・
この手の作品っていなんて言っていいの分からないな・・・
サスペンスとも違うし、青春映画とも言い難いな・・・
現在のソーシャルメディアなどに対しての便利な部分、怖い部分などを訴えていたいと思う映画だと思うけど、しかし、その視点が少し飛躍し過ぎているし、「サークル」って言う企業って、なんか宗教団体みたいな企業にしか見えない。
なので、ソーシャルメディアの怖さと言うよりも、宗教的な存在の怖さを訴えてる映画にも見えるな・・・
ちょっと要所要所、大袈裟かな・・・・物語の展開が、無理やり過ぎるかな・・
ま、私的には、つまらないと思う程ではありませんが、少し難しいというより、理解して行くのかちょっと大変だったかな・・・
トム・ハンクスは出ていても出てなくてもどうでもいい役・・・
ある意味、スター俳優が出ていますが、特にその役者も使いきれていない印象もあるかな・・・・
ま、トム・ハンクス、エマ・ワトソンが出てなければ、ある意味、B級映画だったかもね。
さらに "前に進んだ" ソーシャルネットワーク
Apple Google Facebook Amazon などの企業が個人の情報をコントロールしている現在(2017年)。
性善説を前提に、今後より統合されていくであろう未来を描く。
強引な編集のためか、ジョン・ボイエガ(スターウォーズの黒人)の登場やマーサー(主人公の幼なじみ)が鹿殺しでネットリンチにあう理由が抜け落ちている。
前提となる現在の「ユーチューブ」「フェイスブック」「ツイッター」などのネットワークサービスを使っていない人には何の話かわからないだろう。
テーマはいいのだが、全体的に焦点が定まっていない印象。
キャストもよかっただけに残念。
64点。
うすっぺらい。
上映開始1時間たってまだこれだけ…残り30分しかなくて結局どうする、って思っていたらなんとも薄っぺらい終わり方に唖然…。あまりにストレートなひねりのなさに微塵の面白さもなかった。
題材は時節柄マッチしてると思うけど面白かったジムキャリーのトゥルーマン・ショーを思い出してしまった。比べもんにならんけど。
SNSの恐ろしさ
人生の色々なことをサポートしてくれる代わりに、プライバシーの保護はされないサークル。そんなサークルと主人公を描いた作品。
予告編から面白そうで、楽しみにしてたけど、実際そうでもなかった。
最後のシーンとか、なんの解決もしないまま物語が終わっていく。
全体的に面白くない。ま、プライバシーの大切さが分かるくらいかな、いいところは。
ザ・サークル
2017年109本目の劇場鑑賞。
デイヴ・エガーズの同名ベストセラーを映画化したSFサスペンス・ドラマ。
憧れの巨大SNS企業“サークル”に就職したヒロインが、
すべての情報が共有されていく社会の闇に直面する恐怖を描く。
原作は未読。
SNSに対する不安をピンポイントで直撃するような内容でした。
テーマが身近なことも魅力でしたが、
出演陣が非常に豪華なのも見どころです。
サークル社の社内はまさにSNS上での評価がすべてというのがユニークでした。
本作で「透明化」という言葉がしきりに前に出てきますが、
既に個人情報は透明化されているというのが、
「スノーデン」を鑑賞した人なら分かると思います。
本作はメイの父親ビニー役のビル・パクストンの最後の作品でもあります。
観たかったのは、そこから一歩先の世界
人気を集めるSNSの光と陰
なかなか評判の悪い作品だけど(笑)、元 IT中の人、現 ブロガーでSNS中毒者としては、見逃せない作品
しかし、観てみると、評判が悪いのも納得した。
監視社会の恐ろしさを描くエンターテイメントなら「マイノリティ・リポート」を観た方が楽しいし、監視カメラを使った犯罪予防システムならドラマの「パーソン・オブ・インタレスト」で、散々描いていた。
きっとこれは Google の検索システム独占に対する危惧から生まれたんだろうけど
その恐ろしさをえぐる程の社会派的な視点もない
これからの世の中は、公的、私的に関わらず全てを「シェア」する世の中になるっていうのも、すでにそうなりつつあって、むしろ、それを映画で描くには遅すぎる
「ザ・サークル」のCEOが、「我々が常に望むのは一歩先だ」という割に、この作品の中に「一歩先」の世界は見当たらない。
国民全員にアカウント登録を義務付けるって話は「スマホもPCも持たない国民は国民じゃない」ってこと??
最初から破綻してる
つまり、何を描くにも中途半端で時代から遅れてる
そこが、ピンとこない点だった
かと言って、私としてはそんなにつまらないわけでもなかった
私もメイのように、朝起きればSNSを開き、寝る直前までSNSを見ているから、メイの気持ちもよく分かる部分が多かった
だからこそ、この先に待ち受けるリアルな未来と危険性を観たかったと思う
全150件中、101~120件目を表示