ザ・サークルのレビュー・感想・評価
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SNS依存を見つめなおすきっかけに
社会がネット依存方向に突き進んだ時の一つのバッドエンドを見せられた感じです。急速に進むIT化,ネット社会,SNS依存に警鐘を鳴らすという意味では,意義のある作品だと思います。
劇中の「秘密は罪」という考え方には,共感するところも大きかったです。不謹慎狩りのように,正義感を振りかざして特定の個人や団体を責め立てる昨今の風潮は,どうにも好きになれません。これも匿名だからこそ強気な発言をしてしまうのだろうと考えると,究極の理想は「透明化」なのかもしれません。しかし,それはそれで問題も多く,現実にそうなることはないでしょう。コンピュータにせよ,ネットにせよ,せっかく手に入れた便利なツールなのですから,節度と思いやりをもって上手に使っていきたいものです。この映画を見た一人でも多くの人が,そんなふうに考えることができたらいいんじゃないでしょうか。
ただ,映画としては,ちょっと残念な作品だったという印象です。というのも,展開に唐突さを感じる部分や,登場人物の心情の変化に納得のいかない部分が目立ったからです。また,会話のつながりがよくわからないところも気になりました。脚本がよくなかったのか,翻訳がイマイチだったのかはわかりませんが,そんなところが気になってなかなか作品世界に浸れなかったのは残念でした。
技術革新の善悪
過度なSNSの末路。
う〜ん、あと一歩 現代社会の問題SNSを取り上げ、キャストも豪華…...
あと一歩欲しい感じ!
変な企業の映画・・・
この手の作品っていなんて言っていいの分からないな・・・
サスペンスとも違うし、青春映画とも言い難いな・・・
現在のソーシャルメディアなどに対しての便利な部分、怖い部分などを訴えていたいと思う映画だと思うけど、しかし、その視点が少し飛躍し過ぎているし、「サークル」って言う企業って、なんか宗教団体みたいな企業にしか見えない。
なので、ソーシャルメディアの怖さと言うよりも、宗教的な存在の怖さを訴えてる映画にも見えるな・・・
ちょっと要所要所、大袈裟かな・・・・物語の展開が、無理やり過ぎるかな・・
ま、私的には、つまらないと思う程ではありませんが、少し難しいというより、理解して行くのかちょっと大変だったかな・・・
トム・ハンクスは出ていても出てなくてもどうでもいい役・・・
ある意味、スター俳優が出ていますが、特にその役者も使いきれていない印象もあるかな・・・・
ま、トム・ハンクス、エマ・ワトソンが出てなければ、ある意味、B級映画だったかもね。
さらに "前に進んだ" ソーシャルネットワーク
うすっぺらい。
SNSの恐ろしさ
ザ・サークル
2017年109本目の劇場鑑賞。
デイヴ・エガーズの同名ベストセラーを映画化したSFサスペンス・ドラマ。
憧れの巨大SNS企業“サークル”に就職したヒロインが、
すべての情報が共有されていく社会の闇に直面する恐怖を描く。
原作は未読。
SNSに対する不安をピンポイントで直撃するような内容でした。
テーマが身近なことも魅力でしたが、
出演陣が非常に豪華なのも見どころです。
サークル社の社内はまさにSNS上での評価がすべてというのがユニークでした。
本作で「透明化」という言葉がしきりに前に出てきますが、
既に個人情報は透明化されているというのが、
「スノーデン」を鑑賞した人なら分かると思います。
本作はメイの父親ビニー役のビル・パクストンの最後の作品でもあります。
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