スクランブルのレビュー・感想・評価

上映時間が短めなのは正解です
これであと30分長かったら星１つ減らすとこでした
アクションやテンポ、映像は悪くないのですが、肝心のストーリーがいまひとつです
芸術的な盗みのストーリーを期待したのですが、やり方があまりにも雑すぎです

マルセイユを舞台に名車を盗む泥棒の兄弟。最初に盗むのがブガッティ・アトランティークで次に狙うのがフェラーリ250GTO。思いっきりベタな選択だけどこいつらがカーチェイスする映像にワクワクしないクルマ好きはいない。ワイスピやベイビードライバーは現代の日本車やアメ車だからスピードや迫力で見せないといけないが、この映画のクルマたちは走ってるだけでうれしくなる！このクルマたち自体が大スターだからなぁ〜。アトランティークと250GTOは盗んだらすぐ足がつくだろうけど、それはご愛敬。
マルセイユの街並みは数々の映画で見て来たが、この映画のマルセイユは街中の延々と続く道や夕景など、アクション映画とは思えないほど美しい。監督はこの街をよっぽど愛してるな。
キャストは悪役も含め皆んな悪くない。とくにスコットは親父そっくりで、その表情やリアクションまで70年代のクリントだった。時々クリントの新作かと錯覚してしまうほど。しかも70年代の。ファッションも70'sテイスト。
意図的にデジタルツールをあまり出さないのも、クルマもマルセイユの街並みもキャスティングも70'sへのオマージュだと思う。その意味でワイスピ好きはガッカリするかも。
ストーリーはコレも70年代のルパン1stシリーズみたいだが、尺の問題か、最後はアレっ？て感じだった。主人公たちとふたつの犯罪組織と警察の四つ巴の対決にみせつつそこまでやらないのも70'sっぽくていいかな。
個人的にはラストのカーチェイス、250GTOに参加して欲しかった。

クラシックカーが実際に走行している姿が素敵で、テンションが上がりました。従来のカーアクションには無い要素な気がして、車が好きな人には特に楽しめる作品かと思います。

車の事は全くわかりませんが、
クラシックカーが芸術的に綺麗なのはわかりました。これはロマンを感じますね！
クラシックカー好きな方には堪らない映画だと思います。

オチが途中でなんとなくわかってしまいましたが、ちゃんと楽しめました。
普通に面白い！
ただ兄弟の父親の思惑の理由など説明不足な部分が多少あり、
尺が足りなかったのかなぁと。

スコット・イーストウッドは、
CGみたいな美形。
弟くんの方がかなり魅力的で、
今後も楽しみな気がしました〜。

車泥棒の兄弟がターゲットにした車が
マフィアに落札された、搬送ちゅうに
車を盗むも二人はマフィアに追われ
ついに囚われの身に！
恋人を人質に取られ、命の代わりに
フェラーリを盗むように頼まれる
期限は一週間！さあ兄弟はどうなる？

といった感じで単に車泥棒だけではなく
ストーリーがちゃんと加わってます
どうして車泥棒なのかちょっと不明だけど
美しく盗むとか書いてあったけど
美しくはない（笑）
それでも高級クラッシクカーの姿は
とても美しく、エンジン音には
ボルテージがあがりました♪

南仏マルセイユを舞台にＢＭＷ３２７、
ポルシェ３６５スピードスター
アストンマーチンＶ８など往年の名車の
疾走シーンはまさに圧巻とあったように
本当に凄かったです♪

カーアクションだけではなく
他にもアクションシーンがあって
主役４人が美形だということもあり
街並みも美しいしちょっとおしゃれです

「ワイルドスピード」より「オーシャンズ」
シリーズに近いと監督さんもおっしゃってるように
カーアクションだけの映画ではないです

この映画のもう一つの主役は車で
ブガッティは本物から修復の為に使われた実際の鋳型を
使いレプリカを２台作ったそうで、フェラーリ２５０ＧＴは
当時のエンジンや本物同様の部品を使かった
クリエーションモデルでそれ以外の車は個人コレクターが
実際に所有している実物を借りたそうです

上映時間９４分と短いのでスピード感あったし
ストーリーも二重三重に入り組んでいて面白かった！
期待してなかったけれど良かったです♪

特に車好きには凄く堪らないと思います♪

車泥棒が盗んだ車はマフィアの車で、そのマフィアへのお詫びに、対立するマフィアの車を盗むはめになっちゃった車泥棒たちを描くアクション映画

うーん
「ワイルド・スピード」になりたくて、でもなりそこなっちゃった感のある作品

改めて「ワイルド・スピード」の面白さを感じたよ（笑）

各キャラクターの個性も薄めで、セリフもありがち、最後のどんでん返しも驚きが少なめ
CGもちょっと安っぽいかな

ただ、特に車に詳しくない私が知ってるようなメーカーのクラシックカーがわんさか出てくるので、車好きの方は楽しいかも

スコット・イーストウッドもアクション多目で好感度⤴︎⤴︎だったな〜

この手のケイパー物は、悪事を働くなりの大義名分がハッキリしていないと、主人公に感情移入して観続けるのが難しくなる場合がある。
その点で言うと本作の主人公兄弟は、なぜ車泥棒稼業をしているかの大義名分が不明瞭で、いささか感情移入しづらい。

クライマックスの大掛かりなミッションも、「美しく完璧に盗む」というモットーがあんまり感じられず。なんか強引な力技に頼った印象。
カーチェイスシーンもカット割りが激しくて観づらいなと思ったら、プロデューサーがあの『96時間』のピエール・モレルと知り納得。
94分という短いランニングタイムで観られるのが唯一の良さかな。