スクランブルのレビュー・感想・評価
全86件中、1~20件目を表示
内容が空っぽのおバカ映画
総合:50点 ( ストーリー:40点|キャスト:55点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
金はかかっているようだが、安物の少年漫画のように内容がすかすかのおバカ映画。格好良さを前面に出しているが、裏付けがないので出来もしないことを無理やり出来ることにしても逆にくだらない格好悪さだけが残る。暴力組織を襲って損害を与えておきながら、その親分に簡単に会えて交渉をする時に不躾な態度をとってもあっさりと許されて、しかもこちらの提案を信用されて受け入れられるなんて、呆れるほどに馬鹿馬鹿しい。
これだけ金をかけているのならば、もう少しまともな脚本と演出で制作したほうが良かったのではないか。クリント・イーストウッドの息子が出演しているのを初めて観たが、父親の近年の映画がしっかりとした骨太の作品が多いだけに、この落差が余計に目立った。
アナ・デ・アルマス
2022年9月4日
映画 #スクランブル (2017年)鑑賞
高級クラシックカー専門に盗みを働く運転バリうま異母兄弟が、マルセイユを舞台に、ギャングとキレる経営者の間でそれぞれから追い詰められながら活躍する
#アナ・デ・アルマス がビッグになる前の作品です
イマドキこの程度で満足するだろうか?
世界中に数台しか存在しないような車、もはや美術品と言っても過言ではないゴージャスな本物を、何十台もそろえて、惜しげもなく走らせるどころか、カーチェイスもやっちゃいます。
主人公のフォスター兄弟は超一流の車泥棒。兄のアンドリューは無口でスゴ腕のドライバー、弟のギャレットはメカの天才、母違いの兄弟は、固いきずなで結ばれ、お互いを尊敬しあうチーム。
このお兄ちゃん役に、スコット・イーストウッドが扮し、ドッキドキのアクションを体当たりで演じています。これが、お父さんのクリント・イーストウッドにそっくりで、しゃべり方なんか「真似しているの?」と思ってしまうほど似ています。映画でも、母親が違う弟と、父親について語り合うシーンがありますが、まるでクリント・イーストウッドのことを語っているようでニヤリとさせられます。実は、ヒュー・ジャックマンにも似ていますが、ヒューは昔からクリント・イーストウッドに似ていると言われていましたから、そりゃそうですよね。二代目ウルヴァリン役は彼で決まりでしょう。
恋人役のアナ・デ・アルマスもとってもキュート!こんな彼女がいたらそりゃ彼らも張り切って仕事しちゃいますよね。彼女は「ブレードランナー2049」にも出演していて、ブレイク間違いなし。個人的にはロマンティック・コメディーに、ライバル役なんかで出演して欲しいなんて思います。
ここまで見て、もしこの映画見てみたいと思った人はここから先は読まなくていいです。だって悪口しか書いてないから………
----*----*----*----*----*
本音を言えば、この映画、つまんなくはないけど、これと言って面白くもない。一番強く感じたのは「今、あえてこんな映画撮る意味あるのか?」ということです。出てくる車はれっきとした名車ばかり、フェラーリの250GTO、アストンマーチンV8、66年ジャガーEタイプ、、、とにかく書ききれないくらいたくさん出てきますが、若い人の「クルマ離れ」を思えば、まさに豚に真珠ですよね。例えばデートでこの映画を見に行ったとしても、彼女はきっとブンむくれるでしょう。だって女の人が魅力的に描かれていないからです。
まさに、女優さんは助手席に座っているだけのお飾り。アンドリューの恋人で一流のハッカーという設定になっていますが、一度もそんなシーン出てきません。「危険だから今回君とは組まない」なんて言われて腹を立てたりしますが、実際、敵に捕まって人質になるだけの足手まといにしかなりません。
いまや、「ワンダーウーマン」「ハンガーゲーム」「スターウォーズ フォースの覚醒」強い女性が主役の映画が当たり前の時代に、なんとも古臭い価値観。
売り物のカーアクションも、見たことのあるシークエンスばかりですし、肝心の名車のカーチェイスに至っては「ぬるい」「腰の引けた」「何とも迫力のない」ものばかりで、最近見た「ベイビードライバー」の爽快感に比べれば明らかに劣ります。もっと言えば、宣伝展開で使っている「ワイルドスピード」の名前も出さないほうがいいとも思います。ワイスピを期待してこの映画を見た人には、本当に迫力のないカースタントに映るでしょう。だって、本物を使って車に傷でも付けたり壊したりしたら、賠償どころか取り返しのつかない事になるから。だから、「手加減」したチェイスシーンしか撮れないのです。
主人公の乗る、世界に2台しかないブガッティは(実は)レプリカなので、ちょっと派手にぶつけたりしますが、車を盗まれたコレクターは、平気で銃をぶっ放したりします。35~6億で落札した車に向けて、発砲したり、マセラティで体当たりしたり、いくら頭に血が上っていても、このオーナーの行動は理解できません。
それと、ネタバレになってしまいますが、橋を爆破し、崩壊するさなか、その橋を車で走り抜けるシーンは、宮崎アニメでさんざん見てきたもので、実写作品なのにその迫力に負けてます。
実写で、本当に橋を爆破した「ダークナイトライジング」など、過去にド迫力の本物を見ているだけに、このシーンのCGくささには胸がしぼみますね。
宮崎アニメで、どうしても連想するのが「ルパン三世」
主役はイーストウッドの息子さんですし、表向きアップビートな、スタイリッシュな、軽いノリで鮮やかに盗みをやってのけるスタイルは、ルパンそのものです。そして、映画に「イマドキ」の要素がひとつもないことも含めると、ちょっとお金のかかったルパン映画の実写版が、山田康雄→クリント・イーストウッド→スコット・イーストウッドつながりで見れたってことで、良しとしましょうか。
2017.10.9
車の美しさに星5つ
ストーリーはまぁまぁ。最後 少しひねってきたけどほかの映画のほうがストーリー性はある。ワイルドスピードよりもアクションは少なめで、クラシックカーを第一に考えられた車好き向け映画。アクションは少ないとはいったものの少しはあるし、なんせ登場する車はとんでもなく豪華なので見ごたえはある。
しかし、突っ込みどころが少し多すぎた。走っているはずなのにメーターパネルはなんと「P」(パーキング)モードに入っていてサイドブレーキまでかかっているし、最後 車を盗み走る際 ガレージの一番手前にいたはずの Bugatti Type 57SC Atlanticがなぜか一番後ろ。手前からじゃないと車は出れませんよ?
そして、「結婚してくれ」ってあの場面でいいますかね? あまりにもおかしすぎる。
ほかにも「弾が当たらなさすぎる」「明らかにレベルが低すぎる車をなかなか話せない空港でのシーン」などなど…
しかし登場している車はたまらない。
Ferrari 250 GTO、 Bugatti Type 57SC Atlantic、Alfa Romeo158、 BMW 327cabriolet、Shelby Cobra、Porsche 356 Speedster、 Aston Martin V8 Volanteq、Chevoolet Corvette C1、 Juguar XK120 drophead coupe、 Juguar E-type series1 4.2L、Austion-Healey 100-6、 Ford Musutang
「車がレプリカだから」と批判しているレビューがあるが、本物を出せるわけがないでしょ笑 数億のはなしではなく何十億というレベルだし、逆にあんなに荒く使ったらクラシックカー好きから大ブーイングになってしまう。250や57cと何台かはレプリカだそうだがそれ以外は本物だという。レプリカだとしてもすごいのに本物まで混ざっているのはすごすぎる。
ほかにクラシックカーがメインで出るような映画はなかなかないし、この珍しいクラシックカーたちがそろっているのを見れるのはこの映画くらいかもしれないから車好きなら見るべき映画なのかもしれない。
逆に車好き以外からすると全くと言っていいほど面白くはないと思う。
しかし!!登場している車の美しさ、かっこよさ、そしてスコット・イーストウッド, フレディ・ソープ, アナ・デ・アルマス等出演者の豪華さに星5
尻すぼみ感
冒頭のオークションから名車強奪までの流れは、うそ臭いと思いながらも、テンポが良くて展開が気になるスタート。兄弟に美女二人のチームまでは許せるとしても、有象無象の仲間が増えて、一気に失速。ストーリもドンドン雑になってくる。名車に興味ない人には、どうってことない作品になった。
クリント・イーストウッドも若い頃は、ずいぶんB級作品に出演していたが、名優の息子とはいえ、スターになれるまでは仕方ないか。
高級車カーアクション
スコットイーストウッド扮するアンドリューフォスターは、弟と組んで高級車を盗んでいた。オークションにかかった車を盗んだらそれはマフィアの車だったので兄弟は襲われ、1週間で高級車を盗み出せと言ったた。果たしてアンドリュー兄弟は目的を達成出来るのか? スコットイーストウッドは、クリントイーストウッドの息子だが、多少面影を感じるね。車で飛行機を止めたり橋の場面なんざ大したものだよな。
気軽に楽しめる作品です。
名車専門の窃盗団である異母兄弟と恋人が、マフィアに脅されて、敵対組織の名車を盗み出すストーリー。
明るく、テンポが良く、気持ちの良い作品です。
冒頭での強奪シーンも格好が良くストーリーに見事に引き込まれました。中盤でのシンジゲートやインタポールの圧力、そしてクライマックスの見事などんでん返し。構成もしっかりとして飽きさせません。
軽い気持ちで楽しく鑑賞するのに最適な、とても楽しい作品だったと思います。
古き良きワイルドスピード
個人評価:3.0
超大作にはなりきれない、古き良きワイルドスピードの初期版を受け継いでいる。
主役も亡くなったポール・ウォーカーにも雰囲気が似ており、B級アクションのいい部分で勝負しており好感をもてる。
ストーリーもミニマムでわかりやすくよい。
たまりません
車好きには生唾物の名車がゴロゴロ、たまらない!
ただ、いくら名車と言ってもクラッシクカー達が、カーチェースをするのは無理がある。
コブラ等のスポーツカーならまだしも(それでもタイヤの性能とかで厳しいと思う)、ブガッティが現代のポルシェやマセラティとタメをハルのはちょっと・・・
映画の雰囲気はワイルドスピードというより、シックスセカンドを思い起こした。
イーストウッドの息子かっこえ〜、やっぱり血は争えないな。
【スコット・イーストウッドを観に行ったのだが、アナ・デ・アルマスの美しさにノックアウトされた作品】
ー 今作にて、スコット・イーストウッドとアナ・デ・アルマス(余りに美しい・・)を知った作品。-
・物語としては、やや凡庸だが、この二人、というかアナ・デ・アルマスがメジャーに駆けあがって行く一つの作品というだけでも、観る価値はある。
ー この作品の後、彼女は「ブレードランナー 2049」の美しき近未来ヒロインAIジョイを演じ、スターダムを一気に駆け上がり、007の最新作出演も記憶に新しい。ー
<2017年9月22日 劇場にて鑑賞>
よくできた映画だけどパッとしない…
主人公の俳優はクリントイーストウッドの息子ですよね?初めて見たような気がしますが、なかなかのイケメンさんなんですね。
実は全て計画通りだった的なストーリーがよく練られた映画でした。たっかい車もわんさか出てくるお金のかかってそうな感じです。それなりに面白かったですが、なんかパッとしないのはどうしてなんでしょう?
それぞれのキャラクターが中途半端なんですかね。あまり印象に残らない人ばかりでした。
あまり車のことは詳しくないですが、古い車好きな人ならたまらないのでは⁈
名車が観れるのは嬉しいんですが、、
車泥棒をしている兄弟が、盗んだブガッティがマフィアの所有物だった事で大規模な車泥棒劇に巻き込まれるお話。
昔の名車や今の高級車も出てくるので、車大好き人間にとっては良く見える映画。
しかし、似たような映画にワイスピシリーズがある為、車アクション及びスピード感については足元にも及ばなかった。高級感重視であれば車以外の所(屋敷、倉庫セキュリティなど)に力を入れて貰いたかったものである。
ストーリーは第1作目と見ればまずまずである。
主役のアンドリュー演じるスコットもホント親父に良く似てる。
あの目つきを見るとダーティーハリーのリメイクをやらせたい気分になる。
ヒロイン役のアナ・デ・アルマスも「ブレードランナー2049」の時より活発な一面を魅せてくれた。
ポスターの謳い文句で車アクションを期待し過ぎてしまった。
2作目があるとするならば、よりスピード感ある撮影や周りの高級感に期待したい。
全86件中、1~20件目を表示