ちはやふる 結びのレビュー・感想・評価
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有終の美を飾る瑞沢カルタ部と新たな仲間とライバル達
新たに瑞沢カルタ部の仲間入りをした"花野菫"と"筑波秋博"の二人と、千早の恋もカルタも敵である"我妻伊織"、"周防久志"など、新たに迎え入れられた豪華な顔ぶれと、上・下の句から続く千早達との関係にも注目していきたい。
“恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
人知れずこそ思ひそめしか”
“しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで”
この2つの歌のような恋が繰り広げられ、新と太一、千早など、そして太一と周防などの関係がすごく濃厚になっており、後味の強い魅力的な関係が、製作陣やキャストなどの素晴らしさが窺える。筑波の団体戦への取り組みの成長や、菫の百人一首への挑戦が、とても新鮮であり、カルタ部への刺激となっていた。伊織や新の取り組みも面白く、その執念がカルタに表れていたのだとも思う。太一の受験や成績への苦悩など、高校生らしい問題を抱きながらも、恋をしたり、自分の大好きな千早の為にカルタをやったり、カルタを好きになったりと、実に高校生らしい。千早も将来について考えたり、恋に悩んだりとおもしろい。魅力がある。菫も太一を追いかけた感じだが、カルタを真剣にやっており感動ですよ。最後の全国大会は太一と周防さんが素敵だな。周防さんは「感じ悪っ」と思っていたが、良い人だった。素敵だ。他人を強くできるし他人を思えている。そんな周防さんを太一も尊敬していたのではないだろうか?決勝の激戦を強く表しているキャスト陣、製作陣に敬意を表します。詩暢は今回はカルタでの登場は少なかったが、やはりギャップが面白く、しかし千早に心を開いた感じがしており、青春だなと感じた。ウケを狙ったような箇所もあり、楽しめる。それが前作とは違ってくる。好感を持てる。
でも太一、新、奏、西田、菫、筑波がどうやったのかは気になるなぁ......。
スピードと静寂の世界!
最後のちはやふる、完結編とだけあって、製作陣の本気さが熱く強く伝わってきた。アニメーションの美しさ、カルタ競技中の撮影の仕方、歌の聞き方など、ちはやふるが3作を通し、この作品で結ばれたなと感じた。
『ちはやふる -結び-』
色々あった高校3年間をどれだけ楽しめ、どれだけ青春を懸けたか、見てわかる作品だ。ちはやふるの結びに相応しく、3年間培ったカルタ部としての努力が報われる作品であると思う。素晴らしい作品で、感動的な作品です。
《Pick Up People》
「周防久志、花野菫」
周防さんはやはり太一との関係が一番の魅力だ。太一に対して心を開いていなかったのに、心を開き、共に行動をし、"ありのままの音"を太一に与え続けようとしており、自由に、しかし太一を想って接してくれていたのが素敵だ。太一への言葉も、太一が何をすべきなのかが伝えられ、太一の"守りカルタ"ができたのだと思う。
菫に関しては、大変好意を持てた。太一を狙った流れでカルタ部に入部することになるも、最初のうちは軽くだったのに対し、1年の筑波が仲間を意識しだし、菫もそれに少しは感化されたのではないかと思う。奏など、他のカルタ部員達にもかなり影響され、カルタへの取り組みも本気になっていくというのがすごく好感を持てる。すごい人だなと思う。太一からカルタに恋心が移ったかのような素晴らしさだ。
3/17(土) TOHOシネマズ新宿にて
8時30分~の回
3/17(土) 新宿ピカデリーにて
3/20(火) TOHOシネマズ新宿にて
シリーズファン感謝の大完結編。
上の句、下の句も鑑賞しているのが条件のレビューとなります。
前作から2年後の物語。
千早、太一、新は高校三年生になり、各々競技かるたもしつつ、未来を見据えて行動していく様になる。
前作からのファンからすれば「あいつらが帰って来た!」状態で皆んな変わらない姿に感動。後輩やライバルも増えて、まるで続編を待っていてくれた人へのプレゼント映画です。
誰もが大人になり、恋愛要素が強めになった感はあるが、それも良し。
下の句から登場し、私推しである若宮詩暢(松岡茉優さん)の出番が少なかったのが残念ですが、代わりとなる今回も凄いインパクトある存在感の俳優が現れました。
周防名人演じる賀来賢人さんです。
今回の物語のキーマンであり、TVの番宣での彼の行動を払拭する様な活躍ぶりでありました。
周防名人の凄みを感じます。
本当に強い人間は周りをも強くする。
後進には希望を
相手(ライバル)には敬意を
仲間には勇気を
時間も空間も超えて永遠になる。
本当に良い台詞。彼無しでは太一の後半の存在感は無かったでしょう。
ストーリー進行はベタで有りますが、ファンとしては見逃せない後半。
4組同時の運命戦。最後の1000年語り継がれた和歌「忍ぶれど」と「こいすてふ」決着には震えさえ覚えました。
上の句、下の句もブルーレイを購入し満足していた私にとって、観る前はこの「結び」は正直心配でした。続編は作れば作るほど駄作に成りかねないから。。。
ですが、その不安も一掃する出来に感動。
見事に色々結んでくれました!
ラストの千早の姿は胸アツです!!
大満足でした!!!
消化不良
新メンバーも加わりも見応えある内容で結びらしく前作も絡めて上手く纏めている。主演の広瀬すずは勿論素晴らしいが、一番印象的なのはクイーン役の松岡茉優で個性のあるキャラクターが際立っていた。ただ、最後の展開が消化不良で物足りなく感じた。
2018-60
完璧
3部作の結びとしては最高の終わり方。
広瀬すずの魅力はもちろん、皆んなにストーリーがあって、2作を振り返ると込み上げるものがある。
折々に詠われる百人一首がストーリーとリンクして、感動を倍加させる。
ネタバレ書きたくないので、見たほうが良いよ。
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