劇場公開日 2018年5月4日

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サバービコン 仮面を被った街のレビュー・感想・評価

全62件中、21~40件目を表示

3.5怖かったー(´;ω;`)

2018年5月27日
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鑑賞方法:映画館

めちゃくちゃ怖かったよー

人の事なんて考えない完全自己中オトコとそれに振り回される家族(一緒になって御都合主義に乗っかってる人もいるけど)。息子の耐え忍ぶ姿が痛々しい。
そして柵一つ越えた隣のお家では何も悪いことをしていないのに人種的マイノリティという理由だけで1人では何もできないくせに集団になると急に強くなったと勘違いする人達の攻撃の対象となってしまい可哀想な目に遭う家族。

誇張した捉え方かもしれないけれども保護主義を唱え、自国の民のためにという大命題のために他への配慮を欠く経済大国と、その大国と隣接し、今後壁で隔てられると言われている国の今後辿るであろう道のミニチュア縮図を見ているよう。
柵の向こうの家族を攻撃しているのは柵を建てた側の人間たち。普通に暮らしているだけの人達にとっては彼らの生活に勝手に干渉してくる侵略者でしかない。大袈裟に見えるけど、でも普通に起きそうな事が全てきっかけとなっている。本当に恐ろしい。この怖さが有名なコーエン兄弟の作風なのかな?

マット・デイモンは相変わらず役の幅が広い✩⃛✩⃛✩⃛

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らまんば

2.52018-56

2018年5月24日
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鑑賞方法:映画館

難しい

期待してたトーンとは違う。
とりあえずきちんとした格好のオスカー・アイザックは、デニスの行雄ちゃんにしか見えなかった。

何が伝えたいんだろう。
この感じ、『聖なる鹿殺し』を観たときとおんなじ。
あちらのほうが数倍ブラックでしたが。
アンビリーバボーや世界仰天ニュース的なノリを期待してたので、あぁ違ったーという感想です。
あんな偏屈な家庭で育ったニッキーがいい子だっていうのが救い。
皆さんのレビュー読むと、ジョージ・クルーニーはこういうこと伝えたかったのかぁと感銘を受けるのですが……。

あぁでもこういう映画もハリウッドなんだなぁと。
思ったことをストレートに言うアメリカ人、Noと言えない日本人みたいなステレオタイプが言われるくせに、
なにかしらメッセージを伝えたいのはわかるんだけど、はっきりとは言ってこなくて、はい!あとはよろしく!みたいな映画は、アメリカのほうが多い気がする。

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かいり

3.0サブタイトル通りの作品

2018年5月23日
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鑑賞方法:映画館

第一印象は、
何となく「アダプテーション」に似てるな…。

ブラックユーモアたっぷりの作品。

サブタイトル通り「仮面を被った街」が
映画の主題。

一見何の不自由もないように見える
ニュータウンで繰り広げられる
はちゃめちゃなストーリー展開。

街では、表向きの上品さとは裏腹に、
実体はかなり歪んだ感情が渦巻く。

登場人物が
どんどん破綻していくテンポ感がいい。

あまり真面目にみる必要はないと感じた。
ただ、誰にでもあり得る本質的な要素を描いた
サスペンス風のブラックコメディといった印象。

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tbgoh

3.0なんかもうどうでもよくなる

2018年5月23日
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決して真剣に観てはいけない。
人種差別とか出てきますが、とくにそれがなんだとかいう話でもない。

ブラックコメディの割りに、構成はかなり真面目に練られています。
他の人間がやってたらもっと良いドラマが生まれるのではないかというくらい真面目。
でもドラマなんて少しも起きない。
それがまた可笑しい。

全体的にもっとテンポがよければなと思った。展開がバレて、起こる前に笑ってしまったりした。

どうしようもない事で悩んでぐったりしてる日の夜中とかに何も考えずに観るのが最適。
ああもうなんでも良いよ、ってなって結構スッキリする。

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銀蝿

2.5コーエン兄弟風味は薄め

2018年5月21日
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鑑賞方法:映画館

女優さん二人の表情の演技が上手い!

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zita

3.5もう一度観たい

2018年5月20日
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鑑賞方法:映画館

よくあるブラックジョークもの。
必ずフリがあるのとても分かりやすい。
結局どっちを訴えていたのかが微妙。

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どれびん

4.0コーエン兄弟のクラシックサスペンス

2018年5月19日
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鑑賞方法:映画館

知的

マットディモンと子役のノアジュプ、保険屋のオスカーアイザックが印象的だった

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MAX

3.0とことん身勝手になれば自分だけは幸福

2018年5月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

寝られる

ジョエル&イーサン・コーエン脚本、ジョージ・クルーニー監督作。
1950年代アメリカの閑静な住宅街で巻き起こる騒動を描いた、シニカルでブラックなサスペンス。

冒頭で紹介されるサバービコンの街は、まさしく『旧き良きアメリカ』のイメージそのものだ。
太陽はさんさんと降り注ぎ、車も服もキッチュで鮮やか、人々はみな明るくフレンドリーで、
幸福そうに満面の笑顔を浮かべている。なんて快活で健康的! 素晴らしきかなアメリカ。

だがまあ、『旧き良き』というイメージは、暗い2018年現在に疲弊した人々が、
現代よりも夢や希望や未来を感じる場所として理想化している側面もある。
血生臭い殺人や酷い人種差別など、後ろ暗い出来事はむしろ多かったのではと思うのだが、
大抵の人間は汚いものや恥になるものは公には残したがらないものだし、そうやって
『昔は良かった』と思える部分ばかりが際立ってしまうのかもしれない。
で、この映画で描かれているのは……そんな明るい陽射しの裏に隠れた暗い影の部分。

...

主演の2人は流石の演技!
マット・デイモン演じるパパ。マジメそうで、いつも仏頂ヅラで、いかにも堅物だが、
物語が進むにつれてどんどんボロボロになり、同時にそのこすっからい本性も明らかになっていく。
ジュリアン・ムーア演じるママ。彼女は自分の欲望に常に忠実で、思考パターンも短絡的。
自分の為なら他人を少しも気に掛けない所も含め、まるで無邪気で残酷な子供のようだった。

そして息子を演じた若干13歳のノア・ジュプが見事! 実質的な主人公はこの子。
周囲で起こる理不尽な騒動を受け、どんどんオトナへの不信感を募らせていく表情が巧い。
終盤の食卓でのシーンで見せた怒りと悲しみ、ラストで僅かに和らぐ表情が、実に良かった。

...

本作に登場する人々が、黒人を追い出そうとしたり、殺人を犯したりするのは、
煎じ詰めれば自分の価値観に基づく快適な生活、理想の人生に近付きたいが故だ。
自分が幸福になる為ならば他者を蔑むことや貶めることもいとわない訳である
(おまけにこの頃は黒人差別を“差別”と思わない人も多かっただろうし)。

にこやかな笑顔と健全な心で幸福な暮らしを手にしたように見えても……
そうして手にした幸福というのは、ずいぶんと醜く汚れて見えてしまう。
作り手は本作で、保守的・排他的な価値観に縛られた人々の偽善や欺瞞を描きたかったのだろう。

他方、他者に優しくなることで得られる幸福もある。
少年を我が子のように心配してくれる叔父のあの時の笑顔や、
黒人の少年と仲良くしなさいというある人物の助言が、
最終的には主人公の少年の救いとなる展開が優しい。

...

しかしながら……『旧き良きアメリカ』の暗部を描いた映画や、黒人差別にまつわる映画と言うのは
これまでも作られてきているし、それら過去作より踏み込んだ描写が本作にある訳でもない。
くわえて本作は、往年のサスペンス映画を意識したようなゆったりめのテンポで、クラシカルな演出
(殺人シーンで壁に映った影だけを映す等)も多く、どうしても新味が薄いと感じてしまう。

サスペンス映画としての強度もあまり強くは無い。
序盤の警察署のシーンで「面白くなってきた!」と思う瞬間はあったが、そこから先は
大胆な展開や二転三転する展開もあまり見られず、驚きや緊張感は総じて薄い。
サスペンスでは無くドラマの起伏と言う点でも、全体的には淡々としたリズムで進むので、
スピーディで派手な映画に慣れ過ぎた自分のような観客は……ちょいと眠くなってくる。

...

残念ながら個人的には、あまり印象に残る映画にはならなかったかな。
しかしながら雰囲気は嫌いじゃないし、演技やテーマのようなものも気に入ってはいる。
クラシカルな雰囲気のサスペンスがお好きな方、そして恐らくキャリア史上
最も情けなくこすっからいマット・デイモンが観たい!という方はご鑑賞あれ。

<2018.05.04鑑賞>

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浮遊きびなご

3.5偽りの豊かさ

2018年5月16日
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正直あまり期待してなかった分、面白さがジワジワ来ました。
マット・デイモン扮するガートナー・ロッジは、サバービコンという街の少しリッチな家に、足が不自由な妻、その姉、息子の4人で暮らしている。1950年代の、豊かなアメリカを象徴する郊外の街サバービコンで、絵に描いたような家族だ。その隣家に、黒人の一家が引っ越してくるところから、物語は始まる。

差別をテーマにした映画かと思っていたが、それは一部の話。ある事件をきっかけに、物語はカオスにはまり込んでいく。
古い映画を思わせるシーンやカット割りを散りばめつつ、伏線・回収がテンポよく続き、カオス度が増していく。ブラックな風刺やジョークが、破綻を感じさせない程度にうまく作られている。

古き良きアメリカの裏にある実態を、ブラックコメディとして描いた良い映画だと思う。が、難しく考えず楽しめると思う。

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AMaclean

3.0コーエンらしさはあるんだけど、可笑しさはあんまりない。いや、おかし...

2018年5月15日
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コーエンらしさはあるんだけど、可笑しさはあんまりない。いや、おかしな人たちの話だが。ラストシーンはいい。

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ghostdog_tbs

3.0ブラックジョーク? お悔やみ言いまくられてうざったくなるのは分かる...

2018年5月15日
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ブラックジョーク?
お悔やみ言いまくられてうざったくなるのは分かるなぁーと思ってニヤケタけど、
特に展開が面白いとかどーとか感じなかった。
最初に殺されたママは、ブロンドヘアだっけど、白髪と思い込んでて完全にお婆ちゃんと思ってたから途中まで頭こんがらがってた

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主に1人

4.5ムラ社会を笑い飛ばす

2018年5月13日
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怖い

 ジョージ・クルーニー監督は現代という時代に相当な危機感を抱いているのではないか。この映画の制作のモチーフについてそう感じた。

 映画は、マット・デイモンが主人を演じるリッジ一家の話と、町に越してきた黒人家族に対する人々の反応が平行して描かれる。振興のニュータウンであるサバービコンは白人ばかりが移り住んで住民全員が仲良くしているように見えるが、リッジ夫人の黒人家族に対する対応からすると、リッジ一家は必ずしも町の人々と精神的に共鳴している訳ではなさそうである。

 町のマジョリティはムラ社会の精神性を有している。他人に過剰に介入する、つまりお節介な傾向があり、異物の侵入には極端に警戒心を高める。黒人家族という町にとっての異物には町全体が国家主義みたいな高揚に包まれ、敵対行動がエスカレートしていく。一見ユートピアに見えるサバービコンは、実は不寛容で閉鎖的なムラ社会なのだ。
 対してリッジ一家は個人主義であり、利己主義である。ムラ社会の人々の暑苦しい精神性に辟易している一方、自己の欲求を満たすためには手段を選ばない無法者の側面を持っている。

 いずれも愚かで未来のない精神性で、共通しているのはどちらも不寛容であるという点だ。不寛容な精神は一元論に収斂される。一元論は異論を認めず、異論を説く人間の人権さえも否定する。それはつまり民主主義の否定である。
 映画は愚かな登場人物の愚かな行動を否定するが、最近の現実の世界はまるでサバービコンである。価値観の多様性が否定され、愚かで暴力的な事件が多発している。他国に対して不寛容であり閉鎖的である。この作品が描いたのは、アメリカの小さな町の何十年も前の話ではないのだ。
 映画は世界に遍在する反民主主義のムラ社会であるサバービコンを相対化して笑い飛ばす。そして未来に残る子供たちは互いの多様性を認め、寛容な精神をもって生きていく。スケールの大きな傑作である。

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耶馬英彦

3.5ブラックコメディ

2018年5月13日
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笑える

怖い

郊外の理想の住宅地、サバ―ビコン、は同じマット・デイモン主演の「ダウンサイズ」を連想するくらい何か人工的。
引っ越してきた黒人家族に対して、元からいる白人の住民が激しく抵抗・暴動を起こす中、子供に「男の子と野球してきなさい」と言うジュリアン・ムーア演じる2役の片方。この主人公一家はリベラルなのかと安堵しつつもどちらが子供の母親なのか混乱させられるが、押し入った強盗への返答の意味が後でわかる。黒人の子供と遊ばせようとしたのも、きっと…。
最初は善人だと思っていた人間がそうではなく、憎々しいだけだった人達が案外まともに見えてきたりして、人間って怖くて面白い。
登場人物の中で確実に無実な子役の演技力もすごい。

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ミーノ

3.5キャッチボール‼︎

2018年5月13日
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見終わった瞬間に、なるほど‼︎とか、凄いなぁ、とか、あー面白かった‼︎とはならない微妙な映画でした。

スタッフがスタッフだけに何か深い意味や含蓄があるに違いない、とあれこれと考えてみたい向きには題材に事欠きません。
そんなの時間の無駄‼︎ なつまらない映画、と断じるのには少しばかり抵抗を覚えるというのが正直なところです。

ひとつだけ確かなことは、キャッチボールって、やっぱりいいな、ということ。

仕事での交渉やコミュニケーションの比喩として、今はボールは先方にありなんらかのアクションを待っている、みたいな使い方をすることがありますが、大人も比喩でなくて本当にグローブ持ってキャッチボールしたら、結構言葉にしないことでも何となく伝えられるのではないでしょうか。逸らしたボールを拾いにいったり、ボールを強く投げたり、いろいろ試しながら最終的に相手の一番取りやすい高さや強弱を身につける。これって立派なコミュニケーションですよね。
ある種の空気に乗って、集団化してしまう恐ろしさを防ぐのは地道で時間はかかっても個人対個人のキャッチボールの関係を築いていくしかないのかもしれません。
(てなことを考えていたら、今の自分にはキャッチボールの相手をしてくれそうな大人がいないことに気がついて少し哀しくなってしまった。)

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グレシャムの法則

3.0アメリカ

2018年5月13日
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アメリカですね❗️深い!

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かずたけ

1.5コメディ?

2018年5月12日
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鑑賞方法:映画館

難しい

コメディに分類されるんですかね?
申し訳ないが全く面白さがわからなかった。
有名所が名を連ねていたので惹かれたのだが、
何も残らなかった。
映画ファンならわかるらしいのでにわかファンお断りなのであろう。

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toosumi

0.5この映画、何かおかしい。

2018年5月12日
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最近のマット・デーモンはセクハラ擁護したり作品にも恵まれてませんが、
ジョージ・クルーニー&コーエン兄弟製作なので観てみたら、なんじゃこれって感じで、映画コピーの『この2人、何かおかしい』じゃあないですが、『この映画、何かおかしい』とします。

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やなちゃん

3.5どうもねぇ…

2018年5月12日
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鑑賞方法:映画館

寓意を込めた話だとは分かるけど、あまりにもボンヤリとした犯罪の話であり、裏の黒人家族の意味も良く分からない。
ジュリアン・ムーアの熱演だけが良く伝わってきた。

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ぱんちょ

4.5アメリカでしか出来ない

2018年5月12日
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鑑賞方法:映画館

アメリカの闇 鬼畜の街
子供の恐怖はいかばかりか

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daikokumai

1.0賛否は必至。人間が持つ二面性の怖さとは。

2018年5月11日
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悲しい

怖い

単純

【賛否両論チェック】
賛:黒人差別を平然と行う街の人々や、どこかぎこちない家族の姿を通して、人間の二面性を垣間見る恐怖感がある。
否:物語の主軸となる事件同士が全く関係ないので、主張が伝わりにくい印象が強い。ストーリーもかなり予定調和。

 時代背景があるとはいえ、住民達が公然と黒人差別を声高に訴えるその姿には、改めて人種差別問題の根深さを思い知らされるようです。そんな街にあって、どこか不穏な動きを見せるガードナー達。彼らの素顔もまた、人間が持つ二面性を垣間見るようで、思わず考えさせられます。
 ただ、どうしても途中から先読みが出来てしまうストーリーや、変にグロい描写がやや気になってしまいます。また、そもそもの黒人差別騒動とガードナー一家の事件が直接関係ないので、お話がどっちつかずで、伝えたいこともあまりよく分からない感もあります。
 良くも悪くも、好みや評価が分かれそうな作品です。

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映画コーディネーター・門倉カド