「底知れぬ嘘の果てに待つ、哀しすぎる真実とは。」嘘を愛する女 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
底知れぬ嘘の果てに待つ、哀しすぎる真実とは。
【賛否両論チェック】
賛:恋人の全てが嘘という衝撃に葛藤しながらも、真実を探し始める主人公の姿が切ない。哀しすぎる真相にも胸が痛む。
否:主人公の言動に一貫性がなく、観ていて戸惑いそう。展開そのものもかなり単調なので、思わず眠くなってしまいそう。
愛してきた恋人の全てが嘘だった。そんな信じられない事実を突きつけられた主人公が、己の不信感と葛藤しながら、やがて真実を探す旅へと歩みを進めていく様が、とても重苦しい雰囲気の中で描かれていくのが印象的です。
その旅の果てに、やがて辿り着く哀しすぎる真実にも、思わず胸が締めつけられるようです。
単調な展開には、もしかしたら眠くなってしまうかも知れませんが、「誰かを愛する」という普遍的なテーマを新鮮な角度から問いかける、そんな作品です。
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