「ラストの雰囲気は好き」リバーズ・エッジ やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストの雰囲気は好き
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すみません、先に二つ言い訳をします。
まず一つ、原作は未読です。なので、原作も含めたこの作品の世界を、しっかりとは理解できていないと思います。
それからもう一つ、私は93年頃、17才だったはずですが、当時は今ほどネット社会では無く、外の世界をあまり知りません。
なので、リアルタイムで生きていたはずなのに、時代錯誤しているかもしれません。
ご了承下さい。
この映画、あまりしっくり来ない感じでの鑑賞になってしまいました。
その要因は、インタビューに違和感を覚えたからだと思います。
当時はギリギリ、まだ大人が怖い世代だった気がします。
なので、大人のインタビューに対して、高校生がタメ口で答えているのに違和感が・・・。それも、全員。
些細な事なんですが、気になってしまって。
それが気になると、しゃべり方や受け答えまでもが幼く見えてしまって、設定の年齢よりも幼稚に感じてしまいました。
こう感じてしまうと、十代後半特有の多感なのに何かぼやけてモヤモヤする感じを表現している作品だと思うのですが、人物像がしっくり来ない印象を持ってしまいました。
それでも、終盤の二階堂さん演じるハルナと吉沢さん演じる山田の二人の表情は、それまでの違和感を打ち消してくれました。
この部分だけでも、観た価値があった気がします。
あと、工場の夜景は綺麗でした。当時は光化学スモッグなどで、工場が綺麗な物と言う概念は無かったですが、良かったと思います。
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