ラプラスの魔女のレビュー・感想・評価
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映画作品には向いてないのかも?
これは脚本を作るのに難しいかなと思った
主要な人物が多く出てくるのでそれを全て描かなくてはならず
2時間の中でそれを描くのは酷かなとも思った
全ての人物が中途半端に描かれてしまっている
登場人物のそれぞれに感情移入できず
正直つまらなかった
主役の桜井君もなんかいてもいなくてもいい感じになっていて
それも もったいない
もしかしたらテレビドラマで12回とは言わず
もう少し長くして登場人物をしっかり描き
丁寧なストーリー展開だったら面白くなったのではないだろうか
映画を観ていてこれは小説はとっても面白い作品では
ないかなと感じた
三池監督だけにとっても残念
よくわからない。
悪くはないけど…
途中で寝ても後悔しない映画
神様のパズルを彷彿
全てが中途半端😤
何が面白くなかったのかを考えよう。
もちろん、三池という時点で全く期待していなかった。
劇中に出てくる映画監督のように、自分に酔ってるんだろうな…笑
よくこれを描く気になったもんだ。自虐か。
ただそれ以上に、櫻井翔の演技が酷い。
え、こんなに下手だっけ?と思うレベル。
なんだか終始心ここに在らずという感じ。立場上、未知の現象に立ち向かう教授であるから、そういうイメージはあっているんだろうけれど、終始それでは教授感がない。
授業のシーンも下手…。笑ってしまった。
なんだかCGも安っぽい。
監督の生涯を描くシーンは大切なんだろうけど、題名がラプラスの魔女なんだから、もっと広瀬すずや福士蒼汰のシーンを増やして、謎めいた演出にしないと…と思った。
これが三池パワーか!と思うくらい豪華出演陣だが、増やした分だけ物語がバラバラしてまとまりがない。
誰に焦点を当てるべきなのかあまり考えられてない感じ。
銀山温泉、そして東山温泉の向滝など、行ったことのある宿が沢山出てきてそこだけ評価できた笑
また行きたいなぁ。向滝。女中さんがすごくいい人だったなぁ。という温泉の感想で締める。
自然界のフィクションも受け入れないと観れない映画
劇場公開時は賛否両論(否の方が多いが)激しかったこの映画。
やっと自宅で観れましたが、感想としては「色々なこじ付けが凄いな」と思った作品でした。
ある硫化水素事件にて大学教授が関わり、ちょっと普通じゃない周りの人間も関わる作品。
自然現象を利用するという面はフィクションと割り切れば何とかギリギリ観れる範囲だったが、それよりも一つこの作品はある事を間違い、それにより意味不明な作品にしてしまっている事。
それは「予測」
劇中で「予言」では無く、自分の手を離れた後に起きる現象。その未来には何かしら自ら「仕掛け」をしなければ「予測」が成立しない。
それをこの映画はメインとして扱い、説明・利用しているにも関わらず、ラストは「予言」寄りの仕掛けを起こすのには?としか感じられず、これが「自然界を利用するのはいいが、脚本設定が破綻してるんじゃない?」と自然界フィクションの限界結果に笑わせて頂いた。
「予測もテーマにした作品なんだろ?脚本家さん。予言にしてどうすんの?」
脚本が酷いだけに、出演者の意気込みも分かる様な作品。
櫻井翔君の平凡な教授役にツッコミは入れません。
玉木宏の警察官役のヘタクソさにツッコミを入れさせて頂きます。
ある映画監督Mの罪
三池崇史が東野圭吾ミステリーを映画化。
意外な組み合わせ!
話の方も、
離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が発生。
単なる偶然か、それとも…?
現場で目撃される謎めいた少女。
地球化学専門の大学教授が不可解な事件を紐解く…。
『ガリレオ』を彷彿させ、なかなか面白そう。
ここ最近ずっと、心配なくらい駄作続く三池だが、久々に期待も出来そう。
…が!
結局三池にまた一つ、駄作が加わっただけだった。
まずタイトルの“ラプラス”とは、18世紀に実在したフランスの数学者。
ある一定の時間空間の中の力学状態や力を正確に把握出来る知性があれば、これから起きる物事を予測出来る…という大胆な説を唱えた。
つまり、この世のあらゆる万物には必ず法則があり、全て化学の想定内という事。自然現象や予知能力も。
あくまで理論上の仮説であって、確たる証拠は無く、否定論もあるらしいが、非常に興味深い。
で、これを題材にした知的な化学ミステリーを期待すると、肩透かし。
一見化学的で現実的なミステリーだが、実際は非化学的で非現実的なSFみたいなんだもん。
説はいいとしても、作品的には突出し過ぎて、ちょっと有り得ないよね…。
これら化学要素を取り除くと、単なるチープな復讐サスペンス。
人の道理から外れるような手術を受け、“ラプラスの悪魔”となった少女と青年。
各々抱える孤独と苦悩。
青年の家族の悲劇。
父親の映画監督の罪。
化学の罪。
題材は悪くないのに、それを活かし切れない演出と脚本。
東野圭吾ミステリーの醍醐味である上質なミステリーと悲しき人間ドラマもほとんど味わえない。
犯人も途中で分かっちゃう。
本来なら話に踏み込んで、登場人物たちの感情や犯人の動機、何故そんな犯行に及んだかを書かなければならないが、それを勘弁して欲しいくらい何を描きたかったのかよく分からない。
面白味が見当たらなかった。
何もかもダメダメな、結局いつもの三池駄作。
ひょっとしたら、見る前からある程度予測は出来たのかもしれない。
キャストたちも本来の実力を発揮出来ず。
とにかく、櫻井翔の演技が酷い。ちょっと変わり者の大学教授って役柄だが、“ガリレオ”には全く程遠い。ってゆーか、何も活躍してねーし。
実質主役は、広瀬すずだろう。彼女と並ぶと、殊更櫻井翔の演技力の無さを痛感してしまう。
複雑な役所の福士蒼汰も力量不足。
衝撃的だったのは、トヨエツ。好きな役者で実力派なのに、まさかの大根演技…。
キャストで好印象を持ったのは、リリー・フランキーと志田未来くらいか。
これも監督の才能の無さかと疑わずにはいられない。役者に声を荒らげさせ苦悩の台詞でも言わせりゃ、熱演と勘違いしてるようだ。
クライマックスはもう化学なんて何処へやら。劇的な舞台を用意して最高の映画を作ったつもりが、とんだ三文芝居を見せられた。
どーでもいい事だが、鬼才と言われながらも今や狂人と化した劇中の映画監督に、同じくかつて鬼才と評価されながらも今は迷走する三池は何を重ねただろうか…?
本当に他に感想も語るべきものもナシ。
劇中に掛けて言うならば“ある映画監督の罪”か、別作品のタイトルを借りて言うならば“映画監督Mの失敗”か。
実につまらない。
もうこの監督に期待するのは止めよう。
よく分からないテーマ
だらだら長く感じました。1:30で良かった内容だと思います。
そして…うーん…私が観たかった東野圭吾作品ではなかったです。。
科学者だからもっと教授が活躍して科学者らしい発想、閃きがあるのかと思いきや・・ただの助手に過ぎない感じ、作られた能力・・なんだか現実感なく肩透かしを喰らった気分になりました。
前情報なしに観た私が悪いのか…。
映画を先に観ようと思っていたので、原作はこれから読みます。
映画で感じた内容と、、がらりと変わるのでしょうか…。
シリーズもののドラマ化は面白く拝見致しますが、単発ものを映像化するのは難しい作家さんな気がします。
特に伏線回収するとき、二転三転するときなど…。
あまり楽しめず残念でした。
あっという間に終わった
二つの温泉地で硫化水素で亡くなった人がいた。
青江教授は、物理的には不可能に近いと言ったが、羽原が簡単に硫化水素で殺すことを証明した。
羽原は、手術によって物質がどのように動くかわかる能力を持っていた。
同じ能力を持っている甘粕が、自分の家族を殺した実の父親に復讐するために能力を使って父を追い詰めていくという内容だった。
まず、思ったことが東野圭吾さんがすごいと思いました。この人が考えている作品にはいつもビックリさせられます。
物質がどのように動くかわかる能力。こんな能力がもし実際にあったらすごいと思いますが、劇中でも出てきた未来もわかったらきっと詰まんないだろうなと思います。
実の父親は、狂ってましたね。自分のためになら、他人がどうなってもいいと思って行動しているのを見たら、人間って本当に自己中的な人ばかりだと思いました。
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