「チープな悪魔」ラプラスの魔女 さなさんの映画レビュー(感想・評価)
チープな悪魔
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東野圭吾の中で微妙な作品だと思っています。
原作に比例して映画も微妙だった。
「あの原作×三池監督=駄作」。想像通り。
小説で読むには自然現象が分かりにくい部分もあり、映像で観れたら…と思うけど、これを映像化するにはCGを使わないわけにはいかず、ことCGに関してはドヘタクソな三池監督(のチーム?)は手出ししちゃいけない作品だったと思う。チープすぎる。CGじゃない部分も手作り感丸出し。そのオレンジジュースはスライムですか?
後半、甘粕が語り出すのがやけに早く、「もう?」と思ったら、悪い予感が当たりその後の廃墟のシーンがめちゃくちゃ長い。その割に、千佐都と謙人の関係性はほぼ割愛して、いきなり利用したとかされたとか会話しだす。付いていけない…。
そしてラスト10分の青江がもはや櫻井翔。櫻井くん、役柄忘れちゃった!?って感じで櫻井翔そのもの。(笑)
あと、原作では青江と同じレベルで主軸なはずの中岡が、この作品ではほぼ何もしておらず唖然とした。
総合して、ひどい……。
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