勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価
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個性的なキャラがわんさか
ヨシカを筆頭に愛すべきキャラたちがわんさか。
あんなにイタイ役こなせる松岡茉優ちゃんの演技力がすんばらしい!
全国のこじらせ女子、こじらせ男子にぜひ観ていただきたい作品!
騙されないで、この映画は単なるラブコメではない!
これからも日本映画界の中心を間違いなく担っていくであろう松岡茉優の初主演作は、映像を通じて自分のイタい経験を掘り起こされる感覚に陥って身悶えし、それでいて最後には爽やかな感動を残す、文句なしの傑作でした!
なんと言っても、フレディ・マーキュリー似の上司へのイジり、空耳アワー好きには堪らない小ネタなど、あらゆる技を駆使して観客を笑わせながら、同時に非常に自然体である松岡茉優の演技には舌を巻くばかりです。一歩間違えばデフォルメ化された、現実味のない人物になりかねない役を見事に体現していました。
しかし、中盤に訪れる「あるどんでん返し」には思わずギョッとさせられ、それまでゲラゲラ笑っていたシーンが180°違って見えてくるのです。彼女が内面に抱えていた孤独、自身が願う理想と現実のギャップの大きさに愕然とさせられました。
既に見た方はお分かりかと思いますが、試写会でも大九監督や松岡茉優が語る通り、この映画の主眼は「イタい女子が繰り広げるラブコメディ」ではなく、「人は何故辛い現実に向き合い、他者や世界と関わるのか」という至極ストレートなメッセージに置かれているのです。
それを踏まえると、タイトルの「勝手にふるえてろ」とは、世界と関わることを選んだ彼女が、未だ自身の中に残る恐怖を鎮めるために、自分自身に言い聞かせた台詞のように感じられました。
松岡茉優の魅力満載
コメディアンヌ松岡茉優の魅力に満ちた快作です。バラエティもラジオも完璧にこなす天才タレントだからそこそこやるだろうとは思ってましたがはるか上を行きました。しかもこんなこじらせ女最高!!
大九監督がここまでできたのもびっくり(失礼)
最後10分が最高
正直、最後10分まで大したことない映画だなーと
コレといって引かれる要素もなく、ただただ、松岡茉優ちゃんは可愛いなぁー。くらいの映画だったのです、、、が!が!が!
渡辺大知くんの演技で2人のケミストリーが爆発!
自分でも驚くくらいに楽しめたのです。
残り10分の2人の掛け合いが無ければ、この映画評価★2にしてました。
なんとなく、2人が本音で言葉を発したことが惹かれた部分だったのかなと。
前半の妄想の世界や、過去の思い出を美化しているところは共感できる部分もありましたが、今ひとつ、だから⁈くらいのテンションで見ていたので。
渡辺大知くんが、なんかの番組で絶対モテるねって言われてたのがものすごーく分かった。あくまでも今回のは役だけど、現実にこんな表情されたら、ノックアウト。
いや、勝手にふるえてろですね、失礼。
松岡茉優に拍手
拗らせ妄想癖女子を描いた作品。
めちゃくちゃ拗らせている訳でもないが、絶対的に拗れている絶妙な拗らせ女子。
そんな拗らせ女子(作品ではヨシカ)から出てくる言葉や行動全てが刺さる。
拗らせ女子に理解がない、または拗らせ女子に固定概念(拗らせ女子はこう考える、こう行動する等)がある人にはあまり刺さらないかもしれないが、ハマる人はずっぽりハマる。
また、妄想癖があるのもとってもいい。
拗らせと妄想癖の二段で、一見ただの面倒臭い女の子だが、刺さる人には
あぁ分かる、そうするよね〜
となる場面が多数ある。
いわゆる、拗らせ妄想癖女子の日常を描いた作品なので、これを下手な俳優がやると途端につまらなくなる。おそらく見るに耐えない。
セリフが他のキャストより圧倒的に多く、
1つのセリフやワンカットでも下手に演技すると台無しになる作品だが、これはもう松岡茉優の演技力に拍手。
最初から最後まで、
演技してるなあ と感じる部分が全くなく
よくこの一見簡単そうで、しかしとっても難しい女の子を演じたな、と思う程。
お顔が端整なので、ふとした瞬間に
こんな美人なら拗らせないだろ と思うが
演技力が高いのですぐ気にならなくなり、作品の日常に溶け込んでいった。
松岡茉優でないと無理な作品だったのでは。
他のキャストさんの演技も良かったです。
少しでも気になるなら見るべき。
作品に共感しそうになくても、松岡茉優の演技を見るだけでもいいと思う。
ふるえた。
妄想で作り上げた王子様か現実で好きになってくれた男性のどちらを愛するのか悶々とする話。
勝手にモテモテで困ってしまう女子の物語と思って観たら、あまりのヨシカの報われなさに震えた。
前半は個人的に共感しまくりで観るのが辛かった。精神的にズタボロにされた。
終盤からヨシカが笑ってしまうくらいに大暴走して、拗らせが過ぎたらこうなるのかと再度震えた。
演者さんの熱演や台詞回しも凄く良い。
本当に勝手にふるえてしまう作品です。
独特な世界観で引き込まれた
正直最初の方は、何がなんだか分からなくて理解が追い付かなかった。
しかし、みていく内に主人公のヨシカという不思議な人間の事をすべて理解する必要がないと割り切ってみることで、自分の中に落とし込めるようになった。
自分の中でも、すごく話したいと思う人が目の前にいたりする場面に出くわすが、なかなか勇気を振り絞って話すことができないこともある。
自分なんかが輪に入って、空気悪くなったらどうしようといったリスクを考えたりすることもある。
そんな心の内をこの映画で共感することができて、自分の中ではマッチした映画だった。
最後の「勝手にふるえてろ」の台詞は、相手に対して言ったというより、自分に対しての言葉だったのかなと個人的に感じた。
女性だったらだれもが共感出来ると思う
自分の中の自分と周りから見た自分は全然違って
上手く生きようとするほど空回りして
何回もイメトレしてるけど現実は思うようにいかなくて
なんかもう余韻語彙力
松岡茉優最高だった
たくみくんもかっこよかった
名画座の館主も悪くない
外出自粛のこの日は自宅で勝手に名画座館主の気分で二本立て上映。
特集は『日本映画三昧❗️勝手にほざいてろ‼️』
初日の二本目。
一本目は『ジョゼと虎と魚たち』でした。
若い頃の過剰なまでの自意識をこんなに上手に描いた映画は初めてです。
松岡茉優さんの演技と相まって、まさに青天の霹靂、驚天動地の光輝を放っていました。
主人公のキャラクターをセリフ以外の何気ない日常の所作から匂わせる演出も見事でした。
例えば、自意識過剰なタイプならよくありそう、と思わせてくれる几帳面さは、あの計算機の打ち方や仕事ぶりで。
脚本と俳優さんとの相性がこれほどマッチしているという意味では、ジェシカ・チャステインの『女神の見えざる手』と双璧を成す、と私は言い切ります。
打ちのめされた
ダメだ、面白すぎる。
どんでん返しの連続で、息つく暇もない。
最近見た邦画では、万引き家族、宮本から君へ、と同レベル、いやそれ以上の傑作だった。
途中、一時停止ボタンを押して、笑う時間を設けなければならなかった。
あと、あまりにも松岡さんの表情が良すぎ。
怒りを通り越して侮蔑の感情の時の彼女の目が、ほんとに死んでいて、惚れ惚れした。光を当てていない時の黒目がやばい。
そして何度も泣いた。
しかも感動した後の、裏切られる感じ。
さっきの涙は何だったのか、と。
宮本から君へ、を観ているので最後の2人の絡みはあそこまでではないが、総じて良い。
あれは流行ってるのか?
とにかく、見終わるのが、惜しかった。
あっという間の2時間。
そんな映画体験だった。
なんとなく園子温監督の愛のむき出しも思い出した。
原作も読んでみようと思う。
トイレットペーパー、最高!!
初めて星5を付けちゃいました!!!
何となーく気になって、ひまひまな休日に鑑賞。
こんなに脇の方々が素晴らしいとは知らずに、、、
こんなに最高とは!!!
松岡茉優ちゃん、まあ好きよりの普通だったけど
だいぶ好きよりになりました!←(何様笑)
何がって、描写が全部斬新、新しい!
通りいっぺんじゃ無くて、本当に監督が好きなことやってる感じで、私がふるえました!
何が良かったって、挙げきらない!
久しぶりに参りましたー!
面白かったです!!!
哀切さがない
やたらキッチュなアパートとか、何故か主人公と仲が良い近隣住民たちとか。もう最初からこの映画はどこからどこまでが現実か曖昧な、こじらせ女子の幻想の世界。で、それの何が面白いの?という感じ。誰にでもあるこじらせであったとしても、その妄想を見せられる事が面白いとも思えないし、後半町の人たちが赤の他人だと分かった所でまぁそうだよねとしかならない。脳内をぶっ飛んだ面白さで活写するユーモアのセンスも感じない。美術や手法含めての世界観が10年古い感じがする。
誰とも関わりが持てない、好きだった相手に名前すら記憶されないというクラスターの女子の生態をリアリズムで描写した方が絶対面白いでしょと思ってしまう。甘いのはそんな女だけど勤めてる会社では自分の恋愛観を理解してくれるちゃんとした友達がいるという箇所もそうで、学生時代と社会人の間にこの女に特に変化があったわけでもなさそうなのに、そんなに上手くいくものか?と。
頭の中を映画にすれば面白いのか?逆にリアリズムだけを映画にすれば面白いのか?そんな事が自問されている感じがしない。他人の妄想に付き合わされるだけの映画。結末もどうしてこんなに甘くなるのか。会社も辞めて、男も去って、それでも何か新しく始まるとかでいい気がする。
松岡茉優オンパレード
「十数年振りに観る恋愛邦画」と思って見始めたけど、これ恋愛映画じゃなかった。松岡茉優映画だったわ。
松岡茉優を余すところなく表現する映画。普段、邦画はあまり観ないのだけれど、彼女の演技が凄いとは風の噂で聴いていたので、今回鑑賞に至ったのですが、やはりスゴイですね。観てて「ふるえ」ました。
ヨシカが愛する絶滅種と同様に絶滅に舵を切るのか、子孫を残していくのかが、イチを中心とした妄想世界にとどまるのか、ニとの現実の関係を取るのか、とリンクしていて面白い。松岡茉優に当てがきされたのでは?と思ってしまうような良い作品ですね。
あぁ、邦画も観ないとなと思わされました。
イチー!
はじめて見る感じの恋愛映画。わりと変わっている主人公だが結構共感できる部分も多い。似ている作品を探してもなかなかないのでは?
映画好きが好きそう。面白い。という感じだった。
私は結構王道の青春恋愛映画が好きなので少し物足りなさを感じたがこの映画はそういうキラキラした部分ばかりを求めていたのではないのだろう。
私は北村匠海くん目当てでこの作品を見たので断然イチ派で、、でも結末にはわりと納得できた。ただ今の私はやっぱりキュンキュンした部分を求めてしまう方なので、もう少し大人になったらまた見たいかも。
ニは黒猫チェルシーの人らしいが、なぜDISH//のボーカルと黒猫チェルシーのボーカルを抜擢したんだろう??笑
DISH//のファンなのでDISH//の曲を使ってほしかった気もちょっとだけするけど、主題歌のベイビーユー1年以上リピって聴いてる!
イチはかっこいい笑
やっぱり北村匠海かっこいい。笑
この2人が最高!!
かなり拗らせて生きてきちゃった松岡茉優演じるヨシカと二を演じる渡辺大知。
2人ともかなりクセが強くて、現実と思って見てた映像は全て妄想だったり、二もなんか言動もなんか周りくどかったり、しつこいし、スマートじゃなくてキモい。
中学の頃から大好きだったイチが自分の名前を覚えてなかっただけで撃沈。だったら、話も合ったんだし、そこから名前覚えてもらって仲良くすればいいのにって、普通の感覚なら思ってしまうけど、ヨシカはそうはいかないんだな。谷底に突き落とされた勢いでネガティブモードに入ってくから、観てる方は面白い。
本当に見事にお2人が演じ切っていて、感動さえ覚えました。結局、この2人似たような境遇を歩んできてるのかな。とにかく、何も考えずにこの歪んだヨシカの世界に浸ってほしい…そんな作品でした。
一度見たら充分
松岡茉優をどうして好きになれないか、思い出した。
彼女を初めて観たのがCMで、「部長、NTTなんたらでしょう」とか言いながら
偉そうに上司に話しかけてたシーンを不快に思ったからだわ。
その後、躍進し、今は人気女優の一人。
大してかわいくもないし。演技力があるのかなぁ。俺はそう思えないけど。
内容は、ひきこもりと内気の間に居る、正直、めんどくさい女の話。
申し訳ないが、グッとくるところが全然なかった。
もう観ない。
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