勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価
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叶わない相手は美化されがち
ポスターを観た時には、頭空っぽで楽しめるラブコメって感じかな?なんて思ったのは大違い。ポスターで感じる印象より、だいぶ面白いです。騙されないでくれー!という感じ。
叶わない相手はどんどん美化されてしまい、好きになってくれる人のことを少し見下してしまうような感じ、、、身に覚えがあり過ぎます。それでもバカみたいに素直な感じが憎めなくて、広場や、玄関でのあの真っ直ぐな物言いに心打たれて、なんだか懐かしさもあり、気づくと涙。
東京にいると自分が透明人間のよう、っていう感覚もリアル。お互いを認めあうためにも恋愛はあるのかな。うーん、いろいろと考えられて面白かった。
メンヘラ女子の生態
メンヘラとかって表現をネットで見るじゃないですか。
でもイマイチ、ピンときてなかったけど、主人公のヨシカを観て妙に納得できた。
感情移入は出来ないけど、綿矢、大九、松岡3女史が作り上げたヨシカというキャラクターの虜になりました。
スラップスティックな展開で飽きなく観れるし、後半はちゃんとドラマで感情を揺さぶられる。
挑戦的な秀作だと思います。
2018-10
身につまされる?つつまされる?
どっちでもよー!ふぁーーっく!
(身につまされました。)
2017年、この作品を映画おさめにしようと思ってましたが、壮大な寝正月に変わってた。
ようやっと観に行けた。
一人暮らし、上京組、痛い部分多々あり、左利き……共通点ありすぎて勝手にふるえてた。
わかるわかる、一人暮らしのマンションの玄関閉めた瞬間、泣き崩れるとかね……😭
誰からも叱られんから、行儀悪くなるとかね(笑)
松岡茉優ちゃんを、女優として深く見たことがなかったけど、上手いなぁ。
そこら辺にいそうな感じの可愛さがいい。
好きな人に話しかけるとき、目を直視したい気持ちと恥ずかしさがごっちゃになって、あちこち視線いっちゃうとことか、自分もこうなってるんだと。
端から見たら、ばればれやん😨
自覚あっても治せないあの症状を演技しちゃうの、すごい。
ファッションも可愛かったなぁ。
ボリュームあるストールとか、チェックのロングコートをちっちゃい女子着るとかわい💖
この映画はラブストーリーだけど、今までにも数多くいた「痛いヒロイン」ともまた別格で、
上手く表現できないのですが、コーラを思い切り注いだときのしゅわわわという音が心に溢れるような感覚でした。
松岡茉優と喜怒哀楽をシェアする117分
映画であれ、小説であれ、登場人物に感情移入できるかどうかで作品の好き嫌いが分かれてしまうというもの。そして、この作品は上映時間の117分間、松岡茉優と喜怒哀楽を共有できるかどうかが正に評価の分かれ道。
彼女が笑い、泣き、怒る。この感情にどれだけ心が揺さぶられるだろうか。こうでありたい理想の自分、そうはなれない現実の自分。ありのままを受け入れてくれる人がいれば、というよくある展開さえも、本作の前では陳腐に映る。なぜなら、ありのままの自分にコンプレックスがあるからこそ、人は自分の理想像を抱くものだからだ。
だが、その理想は他人に見えるものだろうか?そのコンプレックスは他人も理解しているものだろうか?それ故に勝手にふるえる彼女の喜怒哀楽がいとおしく見えてくる。
いくらでも湿っぽく、陰湿に描けたであろうこの物語をここまでコミカルに、且つキュートに、それでありながらもシリアスなバランスを保てたのは、松岡茉優の才能があってこそ。だからこそ、我々観客は彼女と喜怒哀楽を共有できるのだ。
しかし、共有できなかったからといってこの作品を貶すのはナンセンス。ここでの彼女の感情を共有できなかった方は自分がリア充であることを実感して、スキップしながら家路に着けば良いのだ。きっとすれ違う人たちがあなたを祝福してくれるに違いない。
過去の自分、勝手にふるえてろ。
へたれを演じていた、いや、むしろ本当にへたれなんじゃないかと思わせる雰囲気が松岡茉優にはある。
そして、そこから吹っ切れていくまでの過程の演技も引き込まれた。泣くシーンもよかった。
長さも丁度良いし、個人的には好きな映画入り確定。
ラブコメはラブコメだけど、自分がへたれとか恋愛下手だと思う人は、感じ入る部分が少しあるかもしれないね。(自分もそうだったし。)
ヨシカの自分本位の恋愛観にイラッ!
原作未読。松岡さんの演技を拝見した。JRのCMで見たことがあるがコミカルな演技は良かった。はじまった瞬間ヨシカの独り言か?怪しいと思ったが、前半は片桐さんの「オカリナ」が気になったが、作品の展開に少しイライラ。後半からこの作品の芯が見え始めたが、ヨシカの自分本位の恋愛観に呆れてしまった。会社の同僚や「二」がこんなにもヨシカを思う気持ちが彼女には判っていない所に「ハァ~?」と思ってしまった。そんな思いにさせるのが綿矢世界なのか。最後二人はどうなったのでしょう。
留守番の番号案内とか原作にあるのだろうか。原作を映画化するのと、映画が原作にどの程度沿っているのだろうか。
「一」と古代化石で盛り上がる場面は良かったのに。自分の名前はわすれることもあるだろ~よ。相手は好きでも何でもなかったのだから。古舘さん等 キャスティングは良いのに、俳優陣の勿体ない扱い方に残念。
後半で持ち直した
原作未読
内容もあえて見ず、松岡茉優(名前が憶えづらい・・・役名も)目当てで観た(あまちゃんの演技が良かったので)。
前半は邦画で良くありがちなドアップ映像と説明台詞演出で寝ていようかとも思ったが・・・
後半はなかなか面白かった。
構成が分かったので再度鑑賞するのも悪くないと思われ。
とても良かった
年末に見てあまりに面白く、再び見たのだが全く新鮮な気持ちで楽しむことが出来た。ロングラン興行になっているようだ。嬉しい。松岡茉優さんの他の作品が見たい。特にテレ東の「そのおこだわり〜」が見たい。
なかなか面白い
面倒くさい人物ばかりだなと思って見てました。妄想の感じが40代のおっさんにはなかなか恥ずかしい。
松岡茉優は良かった。
役が暗すぎるけど、演技とストーリーが良かったので、見終わったときモヤモヤしたところがない。
妄想ワールド 松岡茉優の世界観全開!
内容としては展開は読みやすかったが、主役が見事演じているので、見応えがありました。
こんな人現実にはいないだろうと思いながらも、過去に囚われすぎて自分の世界だけで生きている人はたくさんいるんだろうなと感じました。
新しい世界へ飛び込むのは勇気がいりますが、勇気づけられる映画だとかんじましま。
こじらせ男子にも共感できた
小学生のときに好きだった人のことを大学生になっても引きずっていた過去のある自分としては、ヨシカのイチに対する想いに共感できました。
相手は覚えていないであろうささいな思い出も、脳内再生余裕です…笑
とにかく松岡茉優ちゃんが最高でした!
もっと怖い作品にも出来そうだけど、全編通して優しい目線で描かれているし演じてもいる。痛いというよりもむずかゆいトーンで、うまくコントロールされている印象だ。
まあそれも見方によるのだろうが、ヨシカだけがではなくイチもニも、オカリナさんやクルミといった登場人物の描写がイーブンで過不足なく表現されているので、ヨシカのモノローグが思いの外浮いていない。そこにヨシカへの愛情を感じるし、ひいてはヨシカ的な人たちへの優しさを感じられる。
衣装、音楽、美術などではヨシカの人となりと歩んできた時間、世界観などが窺い知れて、その制作側の選択の確かさも魅力になっているように感じた。
【松岡茉優】の良い意味で主役然としていないところもこの作品の出来に寄与していると思えるし、それは狙っているというよりもそういう才能なのだろうと感じている。
キャスティングでは『鈴木先生』『あまちゃん』『桐島』への目配せも感じられてそれも楽しい。
そして片桐はいりのキスシーンは初めて観たんじゃなかろうか。
ヨシカは女子たちだけのものじゃない!
おい!ヤバイの来たぞ、年の初めから!
もう松岡茉優さんの演技については、改めて書くこともないでしょう。
とはいえ、初主演だったとは意外ですが、それほどにどの作品に出ても主演級の印象を残してきた証なのかもしれません。
それにしても、未だかつて、ここまで「(本当の意味において)等身大の」「普通にいるはずの」女性像が描かれた邦画があったでしょうか?
あったのなら是非、教えていただきたいが、少なくとも40年以上映画を見続けてきて、私は出会ったことがなかったです。
絶妙のリアリティラインとコメディセンスをキープしながら、エンターテイメント作品としてまとめ上げる大九監督の脚本と演出手腕。
それに応える松岡茉優さんの、女優としての才能とコメディエンヌとしての才能が炸裂し、脇を固める俳優陣も好演を連発しており、キャステイングの座組に奇跡を感じるレベルです。
爆笑と苦笑。
胸の痛みと顔を覆いたくなるような、けれど何度も思い出し、味わい尽くす記憶の数々。
涙とその後にある爽快感。そして爽快感がもたらす、何かを吹っ切った時に必ず感じるある種の喪失感。
「これは私だ!私の映画だ!」と心の中で叫んでいたのは私だけではないはずです。
ちなみに私は男性です。
男性の私でさえこの状態ですので、女子の方々はくれぐれもお気をつけて
ご覧になられますように(笑)
激しくオススメです!
原作は未読ですが
ずっとニヤニヤして観られてなかなかに面白かったです。
主人公はもっと本命の男の子にガンガンいけよーとは思いましたが結構共感できる部分も多かったです。
絶対観るべきとは言いませんが気楽に観るには良い映画だと思います!
妄想ミュージカル
最初は、明るく見えない主人公が通勤途中に、さまざまな人と会話し合う姿に違和感。
こういう違和感は既視感あるな、思ったら、そう!ミュージカルの世界だ。
シェルブールの自動車修理工場での、汗臭い労働者同士の歌い合う、あの違和感!
ありそうで、なかった映画表現。
東京の下町、湾岸、昭和の事務所、ロケ感のない故郷の同窓会、、
脳内ララランド
不思議な映画体験でした。
新宿シネマカリテ
クスクス笑えるし内容的にも意外とよかった🎈 10年片思い イチと二...
クスクス笑えるし内容的にも意外とよかった🎈
10年片思い
イチと二
赤い付箋
こんな風に好きになってもらえるのいいなー
ヨシカ役の子が、何故か石原さとみと被って見える
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