勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価
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過去の自分、勝手にふるえてろ。
へたれを演じていた、いや、むしろ本当にへたれなんじゃないかと思わせる雰囲気が松岡茉優にはある。
そして、そこから吹っ切れていくまでの過程の演技も引き込まれた。泣くシーンもよかった。
長さも丁度良いし、個人的には好きな映画入り確定。
ラブコメはラブコメだけど、自分がへたれとか恋愛下手だと思う人は、感じ入る部分が少しあるかもしれないね。(自分もそうだったし。)
ヨシカの自分本位の恋愛観にイラッ!
原作未読。松岡さんの演技を拝見した。JRのCMで見たことがあるがコミカルな演技は良かった。はじまった瞬間ヨシカの独り言か?怪しいと思ったが、前半は片桐さんの「オカリナ」が気になったが、作品の展開に少しイライラ。後半からこの作品の芯が見え始めたが、ヨシカの自分本位の恋愛観に呆れてしまった。会社の同僚や「二」がこんなにもヨシカを思う気持ちが彼女には判っていない所に「ハァ~?」と思ってしまった。そんな思いにさせるのが綿矢世界なのか。最後二人はどうなったのでしょう。
留守番の番号案内とか原作にあるのだろうか。原作を映画化するのと、映画が原作にどの程度沿っているのだろうか。
「一」と古代化石で盛り上がる場面は良かったのに。自分の名前はわすれることもあるだろ~よ。相手は好きでも何でもなかったのだから。古舘さん等 キャスティングは良いのに、俳優陣の勿体ない扱い方に残念。
後半で持ち直した
原作未読
内容もあえて見ず、松岡茉優(名前が憶えづらい・・・役名も)目当てで観た(あまちゃんの演技が良かったので)。
前半は邦画で良くありがちなドアップ映像と説明台詞演出で寝ていようかとも思ったが・・・
後半はなかなか面白かった。
構成が分かったので再度鑑賞するのも悪くないと思われ。
とても良かった
年末に見てあまりに面白く、再び見たのだが全く新鮮な気持ちで楽しむことが出来た。ロングラン興行になっているようだ。嬉しい。松岡茉優さんの他の作品が見たい。特にテレ東の「そのおこだわり〜」が見たい。
なかなか面白い
面倒くさい人物ばかりだなと思って見てました。妄想の感じが40代のおっさんにはなかなか恥ずかしい。
松岡茉優は良かった。
役が暗すぎるけど、演技とストーリーが良かったので、見終わったときモヤモヤしたところがない。
妄想ワールド 松岡茉優の世界観全開!
内容としては展開は読みやすかったが、主役が見事演じているので、見応えがありました。
こんな人現実にはいないだろうと思いながらも、過去に囚われすぎて自分の世界だけで生きている人はたくさんいるんだろうなと感じました。
新しい世界へ飛び込むのは勇気がいりますが、勇気づけられる映画だとかんじましま。
こじらせ男子にも共感できた
小学生のときに好きだった人のことを大学生になっても引きずっていた過去のある自分としては、ヨシカのイチに対する想いに共感できました。
相手は覚えていないであろうささいな思い出も、脳内再生余裕です…笑
とにかく松岡茉優ちゃんが最高でした!
もっと怖い作品にも出来そうだけど、全編通して優しい目線で描かれているし演じてもいる。痛いというよりもむずかゆいトーンで、うまくコントロールされている印象だ。
まあそれも見方によるのだろうが、ヨシカだけがではなくイチもニも、オカリナさんやクルミといった登場人物の描写がイーブンで過不足なく表現されているので、ヨシカのモノローグが思いの外浮いていない。そこにヨシカへの愛情を感じるし、ひいてはヨシカ的な人たちへの優しさを感じられる。
衣装、音楽、美術などではヨシカの人となりと歩んできた時間、世界観などが窺い知れて、その制作側の選択の確かさも魅力になっているように感じた。
【松岡茉優】の良い意味で主役然としていないところもこの作品の出来に寄与していると思えるし、それは狙っているというよりもそういう才能なのだろうと感じている。
キャスティングでは『鈴木先生』『あまちゃん』『桐島』への目配せも感じられてそれも楽しい。
そして片桐はいりのキスシーンは初めて観たんじゃなかろうか。
地味に面白い
可愛さに陰りが出始める年頃の事務員、まだまだ青いけど大人になるためのジタバタが楽しく綴られてます。なんとなく泥くさい演出が良かった。
「川の底からこんにちは」のおばさん女優やオカリナさんその他、脇がしっかりしていて映画的仕掛けにキチッと嵌るようになっているのに感心。
ロケ地も華やかではない東京を選んでいて、地方出身者の居心地の悪さがよく出ていた。
ヨシカは女子たちだけのものじゃない!
おい!ヤバイの来たぞ、年の初めから!
もう松岡茉優さんの演技については、改めて書くこともないでしょう。
とはいえ、初主演だったとは意外ですが、それほどにどの作品に出ても主演級の印象を残してきた証なのかもしれません。
それにしても、未だかつて、ここまで「(本当の意味において)等身大の」「普通にいるはずの」女性像が描かれた邦画があったでしょうか?
あったのなら是非、教えていただきたいが、少なくとも40年以上映画を見続けてきて、私は出会ったことがなかったです。
絶妙のリアリティラインとコメディセンスをキープしながら、エンターテイメント作品としてまとめ上げる大九監督の脚本と演出手腕。
それに応える松岡茉優さんの、女優としての才能とコメディエンヌとしての才能が炸裂し、脇を固める俳優陣も好演を連発しており、キャステイングの座組に奇跡を感じるレベルです。
爆笑と苦笑。
胸の痛みと顔を覆いたくなるような、けれど何度も思い出し、味わい尽くす記憶の数々。
涙とその後にある爽快感。そして爽快感がもたらす、何かを吹っ切った時に必ず感じるある種の喪失感。
「これは私だ!私の映画だ!」と心の中で叫んでいたのは私だけではないはずです。
ちなみに私は男性です。
男性の私でさえこの状態ですので、女子の方々はくれぐれもお気をつけて
ご覧になられますように(笑)
激しくオススメです!
原作は未読ですが
ずっとニヤニヤして観られてなかなかに面白かったです。
主人公はもっと本命の男の子にガンガンいけよーとは思いましたが結構共感できる部分も多かったです。
絶対観るべきとは言いませんが気楽に観るには良い映画だと思います!
ボディーブローを食らわされた
凄い。ひどい。ひどいよ。何てものを作ってくれたんだよ。
観た後しばらく呆然とした。帰り道、今すぐ私から正気を奪ってくれという気持ちになった。今すぐ私を抱き締めてくれ。助けてくれ。
松岡茉優主演のこじらせ女子のラブコメを期待した人達からしたら「なんじゃこりゃ」な話であろう。ラブコメではない。ヨシカ本人は大真面目だけど周囲から見たら滑稽極まりない話ではあるけれどラブコメではない。
私が好きなイチを選ぶか、私を好きな二を選ぶかとかそういう話じゃない。
自己愛を貫くか、他者を選んで世界と関わる方を選ぶかという話。
中盤まではそんなにつらくなかった。
ヨシカ視点とは言え個人的にイチ自体がそこまでのめり込む程魅力的に感じなかったのもある。イチはただただヨシカの「名前を知らなかった」だけだし、(いやヨシカからしたらそれまで愛していた自分の世界が崩れる一大事なんだけども)むしろ現在のイチとの会話シーンがヨシカにとって都合が良すぎて、どこまでがヨシカの妄想なんだ??と思いながら観ていた。
触れない愛(ヨシカの空想上の王子様のイチ)より触れる距離の好き(二)を選んでハッピーエンドです、で終わる話なんだと思っていた。途中までは。
後半から怒涛の展開である。
二を選んだ直後、己の絶対に守りたかった秘密が暴露され、ヨシカの精神は崩壊する。
自分を心配してくれる同僚の友人や二に対し
「お前らは私を見下してたんだろ!!」
「処女だから好きとか可愛いとか思ったんだろ!!!」
と暴走したあげくの偽造妊娠、偽造育休、すごい。見てらんねえ。こんなに見てらんねえヒロイン居ないよ。この役をやりきった松岡茉優はすげえよ。
友人の電話も出ず二にも愛想を尽かされ、もうこれ何処に着地するんだよ。自分に都合のいい王子様のイチが居る妄想の世界へ完全に旅立ってしまうしかないんじゃないのかと思った。
ラスト、ヨシカは初めて他者である二に対して感情をぶつけます。
このシーンが一番好きです。
今まで妄想の中でしか他人と関わらなかったヨシカが初めて他者と言い合いになる。
二はすごいよ。目茶苦茶しぶとい男だよ。そしてヨシカは初めて二の名前を呼びます。
「キリシマくん」。
最初観た時は「二は悪い奴じゃないんだろうけど付き合いたくはねえな」と思うが最後まで観ると「二と付き合いてえ」としか思えなくなる。
ヨシカの中のイチは絶滅したけれど二は絶滅しない。
感情を整理したいのでもう一回観ます。
妄想ミュージカル
最初は、明るく見えない主人公が通勤途中に、さまざまな人と会話し合う姿に違和感。
こういう違和感は既視感あるな、思ったら、そう!ミュージカルの世界だ。
シェルブールの自動車修理工場での、汗臭い労働者同士の歌い合う、あの違和感!
ありそうで、なかった映画表現。
東京の下町、湾岸、昭和の事務所、ロケ感のない故郷の同窓会、、
脳内ララランド
不思議な映画体験でした。
新宿シネマカリテ
クスクス笑えるし内容的にも意外とよかった🎈 10年片思い イチと二...
クスクス笑えるし内容的にも意外とよかった🎈
10年片思い
イチと二
赤い付箋
こんな風に好きになってもらえるのいいなー
ヨシカ役の子が、何故か石原さとみと被って見える
ヨシカの傲慢で、でも精一杯生きてる感じ、とっても可愛く描かれていて...
ヨシカの傲慢で、でも精一杯生きてる感じ、とっても可愛く描かれていて、大好きな作品になりました。
脇役の方たちがまた素敵で、お隣さんのオカリナさんだけしっかり現実的に繋がっていたのも、この映画の優しくて幸せにさせる大事なポイントだなと思う。
イチに名前を覚えられていなくて、あーー、、ってなってから歌い出すシーン、とても印象的で見所だし、この映画すべて全編通して無駄がないと感じました。
とにかく、二が笑える。いるよね、こんな人!って感じが詰まってる。素晴らしい演技でした。黒猫チェルシー好きになる。
ファーックっていう?
[ファック]
知ってるけど、
とっさに
あんまり言わない。
でてこない。
にやつく場面は多いけど
ときには、
シリアスな切口にドキドキする。
妄想なのか現実なのか
どっちかわからないシーンの
描写は、
人との距離感に悩み少し
病んでしまう都会暮らしの
あるあるかな。
いくら憧れでも、
存在を否定されたような
言葉はさめます。
名前は大事。
だって
自分が必要とされてると感じた時に
一番うれしいのに。
多かれ少なかれ、
恋愛が始まるときは、
後から考えると、
心の隙間にはまった時。
胸の赤いポストイットは
よかったな。
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