劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディのレビュー・感想・評価
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久美子とあすかの物語
プライムビデオで久々に鑑賞。 アニメ2期の総集編ですが、ここでは久美子とあすかに焦点を当てた物語になっています。 2人の関係性が詳細に描かれているため、より感情移入しやすい印象を受けました。また、あすかの幼少期が登場するなど、彼女のエピソードも更に掘り下げられていました。 タイトルの「響け!ユーフォニアム」の意味も明らかになり、これを知ったときは「なるほど!」と思えるぐらい感動しました。それと、コンクールの「三日月の舞」をフルバージョンで聞けたのもよかったです。 同じ内容でも、フォーカスするキャラを絞ることでここまで別の作品になることに驚いた作品でした。
ただの総集編じゃない
ただの総集編じゃない。視点を主人公から物語のキーパーソン、田中あすかに移したストーリーの再構成だった。 TVシリーズではなかった新シーンも以外と多いし、なにより全国大会の演奏シーンをフルで見せて(聴かせて)くれる。やはり演奏シーンあってこそ、あの結果の苦々しさが意味を持つ。 TVシリーズは群像劇のような趣だが、この映画版は、久美子とあすかの物語に絞っているので、2人の姉妹に似た親愛がとても細やかに描かれていて、より深い感動を味わえた。 作中、一番つかみどころのないキャラだった田中あすかの幼少時代のエピソードが主に追加され、彼女がより共感しやすいキャラとなっているし、久美子があすかに対して姉にも近い感情を抱いていることが、構成の妙でTVシリーズよりも伝わりやすい。 何より演奏シーンはやはり劇場で体感するべき。
ふたりはユーフォ
今作はハードな練習場面や回想シーンがあり、なんと家族も登場します。映像は前作よりロケ地も多彩になり、飲食したり料理をして生活感も増しました。テレビシリーズ第二期に新規カットを追加して再構築したらしいです。黄前久美子と同じくユーフォニアム担当の田中あすか先輩に注目の巻です。 終盤、田中あすかを探すため雪が降る中、黄前久美子が走ります。 『響け!ユーフォニアム ~届けたいメロディ~』のタイトル回収もします。
前作のヒロイン的存在のトランペッターは完全端役。今作のヒロインは新...
前作のヒロイン的存在のトランペッターは完全端役。今作のヒロインは新しい学校のリーダーズみたいな先輩(笑)主人公姉も微妙に絡む。 話的には前作の方が良かったようにも思えるが、主人公の絶叫説得とラストに不覚にも涙してしまった。 京アニ恐るべし。
実力で親を説得
関西吹奏楽コンクールへ進んだ北宇治高校吹奏楽部。名古屋で10月に行われる全国大会へ出場する快挙を成し遂げた。しかし久美子は3年生副部長田中あすかがポロッと言った一言、コンクールなんてどうでもよくなるってのが気になっていた。 まあ受験と部活の全国大会と比べると、大人としては当然受験だろうね。でも実力で親を説得したのは素晴らしい事だ。
感動する‼️❓ありきたりで無い‼️❓日常の風景‼️❓
京アニはいつも感動をくれる。 この映画の舞台はいつか住んだ街。 吹奏楽はしら無いけど。 高校生の日常かな、じゃないかな、知らんけど。 ささやかな、感動をもらいました、ありがとうございました、テレビの録画。
なんか女好みの男キャラ設定が多いなと思ったら案の定原作女か 先生の...
なんか女好みの男キャラ設定が多いなと思ったら案の定原作女か 先生の設定がまさにそれでザ・女が思い描く理想って感じでアホくさかった 所々が妙に辛辣なのも女っぽいし オタク系の奴は楽しめるけど俺みたいな一見さんにはきつい 女の子たちは可愛いから星おまけ
腹黒く優しき先輩・田中あすかと久美子の忙しなき狂想曲
原作は武田綾乃の同名小説。 監督はこれが初監督の小川太一。 テレビアニメ二期の総集編に、またいくつかのシーンを撮り直したもの。 【ストーリー】 学生時代の全てをかけた練習で、ついに全国大会への道を切り拓いた北宇治高校吹奏楽部。 だが、三年生エースの田中あすかが受験勉強のために部活に出ないと言い出した。 主人公・黄前久美子と同じユーフォニウム(作中では ユーフォニアム)奏者でリズムパートのリーダーであり、実質的なトップでもある彼女は、孤高をゆく北宇治のカリスマだった。 迫る全国大会を前に、久美子は皆の期待を背負い、あすかの部活復帰に奔走させられるのだが……。 総集編第二弾です。 前作もそうでしたが、今回も構成が巧くて、単品でも十分に楽しめる出来ですよ。 にこやかでハイテンション、だけど他人のネガティブな面を嗅ぎ取るとサッと冷淡になる田中あすかと、彼女に振り回されてきた主人公・黄前久美子の関係のみを、上手く抽出して一本のストーリーにまとめています。 音声も撮り直し、音楽シーンの追加はもちろん、劇中曲の『プロヴァンスの風』『三日月の舞』など、メロディや演奏も素晴らしいので、なるべくいいオーディオ環境での鑑賞をおすすめします。 いつもの心強いメンバーとの第二楽章、ゆっくりとご覧ください。
届け!京都アニメーション
吹奏楽に打ち込む高校生たちの青春を描いた同名小説を基にした京都アニメーション作品。 TVシリーズ第2期の再構成劇場版。 久美子と麗奈の関係が描かれつつも、王道タイプの青春ストーリーだった前作。 コンクールで優勝を果たし、夢の全国に一歩近付いた北宇治高校吹奏楽部。 本作もその路線でありつつ、より登場キャラの心情にフォーカス。 3年生で同じユーフォニアム担当、副部長のあすか。 長身、容姿端麗、成績優秀。 ムードメーカーで、皆から頼られる部の纏め役。部長より部長らしい。 そんなあすかがある時見せた冷たい表情が気になって仕方ない久美子。 その訳は… あすかは“3年生”だ。つまり、最も大事な時期。 裕福な家庭だが、母親と2人暮らし。母親は束縛が強い。 部活をやっている事をよく思っておらず、成績が少しでも下がったら即退部。 ある日久美子は、ヒステリック気味のあすかの母親が顧問に娘の退部を強制的に詰め寄る修羅場を目撃。 部活も休みがちになり、あすかが退部するのではないか…? 部内に動揺が広がる…。 全国を目指す! そう力強く言ったあすかの言葉は嘘だったのか…? 心変わりしたのか…? いや、その言葉に偽りは無い。 全国を目指すあすかの動機には、ある理由があった…。 それは個人的な理由。 自分の為に吹奏楽を続けているあすか。 周りは青春の思い出や楽しみの為に吹奏楽をやっているが、あすかにとって吹奏楽を続ける事は、重圧。 学業やプレッシャー、部員からの頼られ…。 一人で背負い込み、大人の対応。 でも、もっと自分に素直になってもいい。だってまだ、高校生だ。 久美子は子供っぽい。 そんな久美子があすかへ思いの丈をぶつけるシーンは胸に迫るものがある。 あすかの吹奏楽への思い、向き合い。 そんなあすかへ久美子が抱く複雑な感情。 久美子が吹奏楽を始めるきっかけとなった姉との関係。 あすかは部を辞めてしまうのか…? そして、全国大会ーーー。 一応本作も再編集作だが、纏め方が本当に巧く、前作以上。一本の青春作品としても上々。 これで、今年のGWに公開された“2年生編”のリリースを待つのみ。 “3年生編”の製作も決定したとか。 彼女たちが奏でる合奏を、最終楽章まで聴かずにはいられない! 今京アニ作品を見ると、つい思ってしまう。 この素晴らしい作品に携わったスタッフの一体何人が、命を奪われたのだろう、と…。
うかつにも泣いてしまった。
「学園天国」だなんて古い曲をやるな~と思ってもみたが、これがまたノスタルジックな感覚を引き起こす。そして駅ビルコンサートにおけるスクエアの「宝島」だ。ここまでおじさんの心をとらえるとは選曲もニクい。 前作での終わり方も見事だったけど、さらりと全国大会まで進んだことが描かれている。そして目玉となるのが、3年副部長の田中あすかが退部するかもしれないという噂だった。揺れる乙女心の黄前久美子。このまま先輩と一緒に全国大会で吹きたいという思いがだんだん強くなってくる。身を引こうとするあすか。進路にうるさい母親のせいもあったが、彼女自身模試で全国30位内に入ることでケジメをつけ、コンクールだけは出場して高校生活を飾ろうとしていたのだ。30位以内っていったら東大合格も可能な成績だ・・・ 1作目では感じられなかった総集編感。今回は田中あすかと黄前久美子のストーリーに絞ってあるので、ちょっと知りたいあの子たち・・・というのが見え隠れする。最も気になるのが高坂麗奈と中世古香織、そして中川夏紀の博愛精神にも似た思い。これで、テレビシリーズも気になってきた。 先輩が大好きです!せめてハグして、チュっとか、期待していたのですが、これはもはやおじさんのスケベ心ですね。
劇場版としてうまくまとまる💮
テレビ版第二シーズン。 様々なエピソードが展開された中で 田中あすかとの関連、全国大会出場へ 絞った。 一作目と同様に、うまくまとめられた。 流れのスピード感、クライマックスまで、 ずっと心を鷲掴みにされますね。 涼宮ハルヒの憂鬱の石原立也。 聲の形の山田尚子のタッグで 期待値上がるけど、期待以上の完成度で プロの仕事を見た気がする。 駅ビルコンサートで演奏する T-SQUAREの宝島フルは、聞き応えあり! 宝島社の作品だけに宝島? いえいえ。吹奏楽でT-SQUAREはスタンダード。 見事でした😊
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