5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生のレビュー・感想・評価
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気持ちよく見られる実話!
どうしても実話ベースの障害者物と言えば最強のふたりを意識してしまうが同じ方向性で、あちらが好きな人はこちらも楽しめるだろう。
目が見えないというのは本当に恐怖でみているこちらも、危ない!!なんてついつい叫んでしまう。
おいおいテーブルセッティングとかお酒作りとかすぐできるわけないだろうってくらい淡々と説明してくるから、目が見えてても難しいだろうに。
周りが全員理解してくれる優しい世界なのはまあ仕方ないとしてハンデを抱えた主人公の目が見えないからこその挫折に胸を痛める。
自分だったら絶対無理だもの。
友人の存在はなかなかよいが親父の店だ!って金持ちなのね
、ご都合主義もあるが鑑賞後にいい映画だったなーって気持ちよく終われる。
情熱
実話を元にしたお話という事で少し前から気になっていたが、やっと観る機会に恵まれた。
彼は大人になってから急に視力を失ったわけだが自分が同じ立場なら実際どうなるだろうかと思いを巡らせた。
映画にゲーム、海外ドラマなど、基本的に僕の趣味は観ることで成り立っているものが多い。
視力を失ったら、そういう楽しみは味わえないんだなと、今この映画を鑑賞している幸せに感謝した。
サリヤは途中、薬に手を出したりと挫折しそうになっていたけど周りの人たちが彼を支え助けてくれる。
マックスとサリヤは正反対な性格だと思うけど二人は、いいコンビだ。
そういう巡り合わせもあったんだろうなと思う。
対して彼の父親は酷すぎだ。
少し前まで赤の他人だった同僚ですら彼に手を差し伸べているのに家族である父親が息子を労わるのではなく追い討ちをかける様な態度ではダメだろう!
厳しく指導していたクラインシュミットも堅物で嫌な奴かとおもっていたがサリヤの情熱に心に感じるものがあったんだろうな。
試験で見せた彼の態度に『何だよお前いい奴じゃないかよ』と心の中で呟いていた自分がいた。
ハンデを背負いながらも並々ならぬ努力で研修をこなすサリヤ。
それが出来たのはホテルマンになりたいという心からの情熱が彼を突き動かしたからに違いない。
最終的に彼はホテルマンではなく、マックスと店を開くことになるわけだけど、彼ほどの情熱をかけて打ち込めるものに僕は出会えてるかなと、ふと考えさせられた。
まだまだこれから
ハンディを背負って頑張る人は小さな偉人!
仲間の大切さ
目に障がいのある主人公の話。
闘病物?と気後れしながら見ましたが。
「目の病気なんかで夢をあきらめたくない」。
障がいの話を打ち明けて応募しても、書類選考ではねられる。
ならば隠したままで応募するって、前向きな主人公。
同期見習いのチャラ男。主人公が助けたことが縁で、お互いを補うバディになっていく様がいい。
研修の中で出会うホテルの人たちが、主人公の目の事を知り、アドバイスしていく。それは主人公の勉強熱心さを知っているから。
うまくいかないことが、どんどん出てくるのが試練。
それを乗り切ることができるのか、後半ハラハラ。
サービス業って、臨機応変さが求められる。事前に勉強したことがそのまま使えるとは限らないもんね。
恋人や家族とも、ホテルの見習いが難しくなるのと一緒に、悪化していくのも。
何をやっても上手くいかないもどかしさが、漂ってました。
だけど。
全編にわたって軽快な音楽が使われていて。主人公の「やったるでー」な意気込みを彩ってました(知らない曲ばかりだけど)。
「急ぐならひとりで行け、遠くへ行くなら仲間と行け」。
チャラ男が主人公を、暗い沼から救っていく展開が軽快で。
邦題タイトルそのまんまな、素敵な話でした。
ポジティブ!
実話との違いが気になる
頑張り屋
最高の友とともに
「5パーセントの奇跡」 先天性視覚障害で5%しか見えない青年サリーがホテルマンを目指す物語。
しかし、本当に同僚のマックスが最高にいい奴!
(映画「50/50」のカイルを思い出した)
見えない事実を意外とあっさり受け入れ
ジョークも言い合いながら、サリーをフォローしサポートし続ける。
サリー自身も自分にできること、できないことを認め新たなことをチャレンジする。そんな前向きな姿にどうにも涙が溢れてくる。
家族のサポートも素晴らしい。
その姿を観た時、私たちはいま目の前で視覚障害の人が困っていたら、すぐに手助け出来るだろうか。見て見ぬ振りをしてしまうのではないか。そう気付かされ、困っている人がいれば助けるという精神を思い出させてくれた。
この努力と前向きさ、素晴らしいです!
良い映画でした
フィクションだと思って見ていた映画がまさか実話だったのを後から気づいてしまいびっくりしました。
目の病気を隠しながらも一生懸命にホテル業務をこなす主人公。
父親の突然の浮気離婚失踪により、もっと仕事をしなければいけないプレッシャー、色んなことによる圧により、薬に手をつけてしまいます。
どんどん悪い方向に進む彼ですが、同僚のおかげで何度も救われ立ち直り試験に合格し、同僚たちと自分たちとお店を開き、好きだった子ともラストにはうまく行っていて、ハッピーエンドで素敵な映画でした。
目が5パーセントしか見えない中で、耳、手の感覚、歩数などで全て覚えて動いて、尊敬します。
リスクがあるけど夢だけは諦めたくないという彼の強い意志が素晴らしい結果を残したのでしょう。
厳しいトップの人間も、最後には彼を認め、ワインの資格のスカウトまでしてました。
テストの時も本当はしちゃいけないはずの、トップの試験官から
あとはグラスだと小声で教えてもらえた時も、きっとこの厳しいトップ人も彼を認めてあげたい気持ちがあったのだろうと思いました。
素晴らしい勇気をもらえる作品でした。
同僚がチャラいし良い加減だけど、すごく友達思いのいい人でしたね!
目を覆ったりニコニコしたり忙しい(^-^)
ここまで見えなくても、こんなに出来ちゃうの…? と思わずにはいられなかった。また、ルーペくらいの度数の眼鏡を作ることはできないの? とも思った(頭が痛くなりそうだけれど)
とはいえ、実話がもとになっているということなので、天才的な記憶力と努力、周りの協力で何とかやりとげられたことも多くあったということなのだろう。
コールセンターかマッサージ師だと道が二択になってしまうような世界。二択あるだけでも凄いではないかという思いもないわけではないが、私だったら努力する前に投げやりになっている気がする。
日本語吹き替え&音声ガイドと日本語字幕の差異(前者では「障がい」後者では「病気」)も興味深かった。
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