女神の見えざる手のレビュー・感想・評価
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使えるものは。
強い女、ジェスカ・チャスティン
目的に向かってただひたすらに突っ走る。
社会でも時折見かけない訳ではないが、ここまで徹底的に疾風る人は見たことない。社内でチームを作る訳でもなく、目的達成のためなら手段を選ばずに。通常、このパターンだとチームはついて来ないと思いながらも皆んなのモチベーションも高い。勝つチームだからかな。
ミス・スローンにとってのチームは社外で違法行為をしている面々が本当のチームなのかな?きっとこっちのチームには少し心を許しているのではないかな?そんな気がします。
先日観たアトミックブロンドも強い女性(体力的にも)を描き、非常に似た映画の構成になってましたが、本作の方が何倍も脚本が練られており、スッキリと楽しめました。心を開けないが故に男娼にもきっちり金を払うものの、公聴会での男の心意気には◎です。
スローンがどうしてここまで全てを投げ打って勝ちに拘るのか、もう少し知りたくなりました。
すべてがラストに!
凄まじい。
傑作
最高に見応えのある映画
うっかりトイレに立てない程の密度
とにかく冒頭からラストまで台詞の情報量が多く、ほんの1分見逃すだけで話について行けなくなる事を覚悟し、手元の飲み物には途中から手をつけるのを止めました(笑
テキストの勢いで牽引する映画ではありますが、キャリア・ウーマンの孤独やそれに振り回される周囲の人間の感情など、台詞にならない内面についてもきちんと描写され、それがドラマとしても反映されています。理知的なゲームとしてのロビイングの綱引きの面白さ、時に痛々しくさえ感じられる人間"ミス・スローン"の生き方や、反感さえ感じられる勝利への執着についてなど、知性と情動を交互に揺さぶってくる手腕はお見事。2時間を超える映画なのにそれを感じさせないのは、それだけドラマに引き込まれた、という事なのでしょう。
傑作なのに宣伝不足と上映館が少ない。
2度目の鑑賞で、本年度公開作No.1を確信しました
【2回目の鑑賞後の追記】
彼女の先読みの凄さ、それでも想定外のことは起きること、そして勝利を掴むこと。
それぞれのシーンでジェシカ・チャステインが使い分ける微妙な感情表現。ラストの決然としたコメント。
脚本と表現者の完璧なマッチングが生んだ最高傑作だと再認識しました。(2017.10.29)
ブレードランナーやスターウォーズなど大物が控えている中で、何と素晴らしい映画との出逢いだろう。
間違いなく、今年度No.1候補となりました。
ジェシカ・チャステインの凄味のある美しさに見惚れてて、大事な台詞やシーンを見逃した感もありますが、それでも満足度は最高レベル。
ユージュアル・サスペクツの時と同じような、ラストの衝撃とジワジワと込み上げてくる痛快感(決して爽快感ではない)。
ダークナイトを彷彿とさせる孤高のヒーロー(ヒロインという性差を感じさせる言葉がそぐわない)。
内容理解を深めるためにもう一回、ジェシカ・チャステインの表情や所作を見るためにもう一回、うーん、結局何回見ることになるのだろう。
出番は少ないけど、ロバート・フォードっていい奴だったなあ。気持ちものすごく共感できた!エリザベス・スローンが唯一人前で弱気に乱れたシーンを知っている自分が彼女の味方にならなくてどうする‼️という思いを男ならみんなわかるはず。
前半の難しさに屈してはいけない
日本には珍しいロビイストの話
こんな俺でものめりこんだ。
決してお近づきになりたくない女
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