「彼女の報酬(価値)はいくらなのか」女神の見えざる手 TOKIESさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女の報酬(価値)はいくらなのか
ロビイスト達が銃規制法案の賛否を巡り奔走する話。
ジェシカチャスティンをはじめとする安定したキャスティング、ストーリー展開のスピード感、内容の重厚感、全体のバランス感覚、カメラワーク、音楽、全てにおいて欠点がほとんど見当たらないほど優れた作品。
ロビイストの陰謀やサンキュースモーキングに比べ、遥かに練り込まれている。個人的にはビリーワイルダーの情婦のラストのような衝撃を受けた。
ラスベガスの銃乱射事件が起きた今、銃規制はアメリカが直面する最も重要な課題であり、改めて考えさせられた。
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