人生はシネマティック!のレビュー・感想・評価
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すぐに映画が見たくなる映画愛に満ちた映画!
地方のため今日鑑賞。
脚本家の視点で描かれているが、
数々の困難、戦争の空爆、映画会社からの一方的な注文、俳優からのわがままな注文、そして、自身の失恋と投げ出しても仕方ない状況で、それでも映画を作る
というお話し。
その情熱は
映画を見て欲しい人、見せたい人がいるから。
映画の作リ手のドキュメンタリーみたい。
映画は真実だけを見たい訳ではなく、笑い、泣きながら、幸せになれるストーリーを見たい。
それにはもちろん俳優の演技も大事だけど、
一番はストーリー、脚本であることを改めて感じた。
完成したこの映画を映画館で見ているシーンで、観客が笑い、泣き、感動して、何度も見てしまう。
これぞ映画の醍醐味。
今年の1本目は大当たりの映画だった。
今年もたくさん映画を見て幸せな気分になる!
人生はシネマティック
映画は辛い現実を忘れさせてくれる夢の世界
第二次世界大戦当時のイギリス情報局映画部では、戦意高揚のための映画を製作していた
そこで、女性からの視点を反映させるため、脚本チームに女性スタッフとしてカトリンが採用される
その後、映画部では「ダンケルク」の映画を製作することなったが、カトリンは双子姉妹を主人公にすることを提案する
これは素晴らしい映画だったなぁ
「なぜ私は映画が好きなのか…」をずっと考えながら観ていた
それに加えて「もしも『ダンケルク』が女性を主人公にした映画だったら」どんかに素晴らしいかも考えていた
その2つの答えは一緒で
「映画とは、辛い現実から私たちを引き離し、素晴らしい夢を見させ、明日からまた頑張ろう」と思わせるためにあるんだと思った
姉妹の船が本当にダンケルクにいたのかいないかが重要なのではなく、観客はそこから何を感じ取るのかが大切だということ
人生の1時間半をそこで過ごす価値があったと思えるかどうか
映画館に行って、スクリーンの世界に浸り「明日もまたがんばろう」と思える自分にするために、こうして毎日映画を見るんだと思った
後半は号泣で、涙が止まらなかった
どんなに辛いことがあっても、映画があれば生きていける
そう思える映画だった
映画好きの映画
カトリンの前向きな眼差しが素晴らしかった。
もっとメロドラマでもよかった
映画愛に溢れる作品
ドイツの空襲を受ける戦時下のロンドンが舞台。ひょんなことから実力を認められて映画の脚本家として頭角を現すことになる主人公カトリン。その才気と機転で気難しい役者達を纏めながら、多くの英国人に愛される作品の完成に漕ぎ着ける。でもその作品と引き換えに彼女は人生の大切なものを犠牲にしていた... 映画以上にドラマチックな主人公の生き様を英国流の抑制の効いた描写で楽しむことが出来ました。Their finest one hour and a half と言う小説が下敷きになっているそうですが、その至高の1時間半(の作品)のために人生を賭した主人公の心意気と、このセンス溢れる邦題を考案された方に乾杯です。
映画作りと言うより1人の女性の物語
予告編で期待しすぎたせいか 良かったには良かったのですが
うーんと考え込んでしまいました
1人の女性の生きざまを映画作りを通して描かれているとは
思うのですが
色々お話を詰め込みすぎていてどこに視点を置いて観ればいいのか
とまどってしまいました
恋愛なら恋愛 映画なら映画にもっと焦点をあてて作ってくれたら
もっと面白かったかなと思いました
しかし
戦時中のお話なのでいつ死んでもおかしくない世の中を描いていて
どんなことがあっても今を明るく生きることの大切さを教えてくれ
てそれは良かったと思います
ラストの方であの女性の過酷な試練はなんでしょうか?
私はちょっとあきれてしまい ここまですると思いましたが
こういう話もありなのでしょう
まさに人生はシネマティックです
これは映画を愛する人の作品と言うよりは
1人の女性がたくましく生きていく物語だと私は思いました
台詞にグッときた
泣き、笑い、英国から映画好きに捧げる良作。
2時間の人生を捧げるに値する映画
意味がある?
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