「情熱的なラブロマンスちょっとコメディ」人生はシネマティック! 匿子さんの映画レビュー(感想・評価)
情熱的なラブロマンスちょっとコメディ
明日終わるかもしれない命で恋をする
自らの命も危ぶまれる戦時中にプロパガンダ映画を完成させるため命を燃やす映画職人たちの話
国、恋人、仕事、映画、仲間、自分自身ーこの映画では様々なものに対する愛が描かれていると感じました。
死に生を支配させるな
どう足掻いても手に入らないもの それは生きる希望を失わせるか、燃え続ける情熱になるか
コメディを交えて描かれる軽快なタッチの中に力強いメッセージを込めた作品。
戦時中でなくても共感できる人は多いんじゃないかなと思います。
トキメキあり涙あり、考えさせられる上質な作品でした。
本当の人生と違い、全てに意味がある。
まさにシネマティックな映画ですね。
相性の問題だと思いますが、個人的には吹き替えでは台詞の意味がよく分からないシーンが多く、途中から字幕で視聴しました。
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