「映画愛に溢れる作品」人生はシネマティック! ホワイトベアさんの映画レビュー(感想・評価)
映画愛に溢れる作品
ドイツの空襲を受ける戦時下のロンドンが舞台。ひょんなことから実力を認められて映画の脚本家として頭角を現すことになる主人公カトリン。その才気と機転で気難しい役者達を纏めながら、多くの英国人に愛される作品の完成に漕ぎ着ける。でもその作品と引き換えに彼女は人生の大切なものを犠牲にしていた... 映画以上にドラマチックな主人公の生き様を英国流の抑制の効いた描写で楽しむことが出来ました。Their finest one hour and a half と言う小説が下敷きになっているそうですが、その至高の1時間半(の作品)のために人生を賭した主人公の心意気と、このセンス溢れる邦題を考案された方に乾杯です。
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