ヴァレリアン 千の惑星の救世主のレビュー・感想・評価
全139件中、121~139件目を表示
ヴァレリアン 千の惑星の救世主
2018年27本目の劇場鑑賞。
バンド・デシネの巨匠ジャン=クロード・メジエールの伝説的グラフィック・ノベル「ヴァレリアンとローレリーヌ」シリーズを、
長年の悲願を実現させ、
ついに実写映画化したSFアドベンチャー超大作。
様々な種族が共生する28世紀のアルファ宇宙ステーションを舞台に、
宇宙の平和を守る特殊エージェント、
ヴァレリアンとローレリーヌの活躍を壮大なスケールで描き出す。
本作に原作(漫画)が存在したのは知りませんでした。
デヴィッド・ボウイの歌声で始まる冒頭に魅せられるなか、
宇宙ステーションがだんだんと巨大になって、
最後は全宇宙の生命体が集まるアルファ宇宙ステーションになっていくのは面白い。
凝りに凝った映像や、
多種多様なエイリアンやクリーチャーの造形、
リアーナ演じるグラムポッドの変幻自在のポールダンサーなど、
観てる分には楽しめますが、
肝心なお話はというと、
そこまで目新しい展開はありません。
リュック・ベッソン監督が大好きな作品を自己満足に作りましたみたいな映画でした。
映像エンターテイメントの洪水!
予告を見た時にかなり情報量の多いヴィジュアルだなぁと思った。
この手の映画は映像に金がかかってるだけで、中身が無くて期待ハズレってパターンが多かったが、本作はリュックベッソン監督という事もあり、「フィフスエレメント」の様な素晴らしいヴィジュアルエンターテイメントを味わえるのではと、劇場での鑑賞を選択。
ひょっとしたら駄作かもという不安の中、結果は「フィフスエレメント」程ではないものの、リュックベッソンらしい良質なSFエンターテイメントでなかなか楽しめた。
これでもかと、詰め込めるだけ詰め込んだヴィジュアル世界は思った程物語の邪魔にはならず、むしろその想像力の洪水に圧倒された。今までこんなヴィジュアル見た事ないなってくらいのユニークな映像体験を味わう事ができ、これはまさに劇場でしか体験できないものだ。
こーした素晴らしいヴィジュアル世界の中で男女2人の若き登場人物が明るく元気に活躍する様はとにかく観ていてすがすがしく、そんな2人を中心に動いていくストーリーもシンプルでわかりやすく、エンディングのオチもリュックベッソンお馴染みのスタイルで今も変わらず良質なエンターテイメントを提供してくれるリュックベッソンは健在だなと思った。
欲を言えば、音楽がエリックセラだったらなぁと思ってしまったのはノスタルジーにひたりすぎか。
あと、クリーチャーデザインに関してはもうちょっと可愛いさがあるといいのになって思うキャラがいたり、この辺は好みの別れるところか。
何はともあれなかなか楽しめたので劇場に観に行って正解だったなと思った。
魚顔
満腹
壮大なスケールと凄まじいアクションとの中和
まず冒頭の語りから壮大な宇宙の世界に引き込まれた。冒頭どの数十年を、人の老いや都市の発展などで表しており、世界観が作られていた。アルファ(千の惑星)も壮大で、複雑で、カンパニーの美術装飾などの努力が感じられた。アルファの広大さや重量感、都市感が強く伝わってきた。アルファに存在する様々な地域も一つ一つが見ものだ。見てて面白く、一つ一つの世界が創造されている。
ヴァレリアンとローレリーヌの二人に注目したい。冒頭から二人の場面が多いが(主役だからということでもあるが)、どの場面でもヴァレリアンのローレリーヌへの気持ちは感じられるが、この時点ではまだ愛ではなかったと感じる。ローレリーヌもヴァレリアンを意識しているが、`愛´というものを認識させてあげようとしていたのかもしれない。その二人のやり取りがチーム感やパートナー感を醸し出しており、長年の`相棒´というものを感じた。それが物語が進むにつれ`愛´となっていくのも見応えがあった。
ヴァレリアンのアルファでの追尾飛行シーン。アルファの複雑な街を縦横無尽に駆け巡り、アルファの広大さと無限さが感じられた。SF映画ならではの宇宙での飛行シーンと接触シーンが迫力のあるものであった。その後のローレリーヌがアルファを助けに?どんな手を使ってでも追いかけて行ったのが`愛´だなと感じた。パートナーだからであるかもしれないが、それは個人的には愛であると思った。
ローレリーヌは強い人間であると感じていたが、意外と探求心が強く、ドジな一面もあった。ヴァレリアンも自信家ではあるが、しっかりと考えて行動しており、後半には他人を思って行動していたのが魅力的だ。
天国横丁やビックマーケットの場面が面白い。横丁や市場ならではの人混みや賑わい方、建物の統一のなさが面白い。ビックマーケットの世界観がすごい!
そして物語後半のヴァレリアンとローレリーヌ、バブルのアクションシーンが見応えがあった。軽い身のこなしと迫力のあるアクション。興奮するしかないものであった。ヴァレリアンの一つ一つの行動が善に向かっていた。
最後の惑星パールの人達との場面。映画冒頭に出てきた惑星パールの壮大な自然と豊かさを取り戻そうと努力しているミュール人が素晴らしかった。心が広く寛容であるのも人?としての見本だなと感じた。
司令官と将軍の対立が出てきて生まれるヴァレリアンの戦闘シーンがミュール人やローレリーヌを守るために繰り広げられているものだと感じ、愛を感じた。最後の司令官への仕打ちはヴァレリアンとローレリーヌらしいと思った。
ヴァレリアンとローレリーヌの最後のシーン。漂流船の中で愛に満ち溢れていた。二人の描く愛とはどういうものかはわからないが、ヴァレリアンが愛に気づき、ローレリーヌも愛を認めたのが感動的であった。
想像していたよりは戦闘シーンが少なく、見易いかったので良かった。制作陣も撮り方が、見せる撮り方で良かった。宇宙の広さ、大きさを、物体を小さく映し、作ることで、宇宙の壮大さが表されていた。
これはIMAX/3Dとか4D上映で観るべき!
ヴァレリアンとローレリーヌは本当に実在しているかのような二人で、些細なミスも苦にしなく、パートナーの協調性が感じられた。二人のGive and Takeの関係と、一方を失いたくないという強い想いを感じられた。二人で一人として行動できる良いパートナーだと感じた。
この素晴らしい作品を作り上げたカンパニーは凄く、称賛できるものであると思う。この世界を作り上げたのは凄く、物語の世界が壮大で、とても素晴らしい作品であった。
《Pick Up People》
「ローレリーヌ」
"ローレリーヌ"を演じる"カーラ・デルビーニュ"の動きが凄いと感じた。女優のアクションわ越え、一人の政府の人間、ヴァレリアンの相棒になりきっていた。"ローレリーヌ"も`愛´というものを強く発揮し、ヴァレリアンにも説いていたのだと感じた。
3/30(金) TOHOシネマズ日比谷にて
IMAX 3Dでの鑑賞
4/3(火) ユナイテッドシネマ豊洲にて
4DX/3Dでの鑑賞
4/4(水) TOHOシネマズ日比谷にて
IMAX/3Dでの鑑賞
4/5(木) ユナイテッドシネマ豊洲にて
4DX/3Dでの鑑賞
あの世界に住んでみたい...
懐かしいSF世界
映像が主、ストーリーが従
とっても綺麗な映画
エロっちそうでそうでもないSF
発想が斬新で珍しく既視感が少ないSF
とにかく出だしからエロいんだが
でもそういう映画じゃないのでね
リアーナの七変化とか蝶釣とか
アイデアは面白いが感情移入とか一切しない
草食系デイン・デハーンと役柄との
煮え切らないミスマッチ感が最後まで続く
ハリウッドのSFとは一味違うというはあるが
見終わった後の欲求不満感はなんだ?
全139件中、121~139件目を表示