「涙、涙、涙」旅猫リポート キャメロンさんの映画レビュー(感想・評価)
涙、涙、涙
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有川浩さんの作品が好きで、タイトルからほっこりムービーかなと思い、国際線のフライトの中で見ました。ところがどっこい、複雑な生い立ちの主人公が、猫を心の支えに人生を生き抜く姿を描いた物語で、ほぼずっと泣いていました。穏やかな中に憂いを秘めた福士蒼汰さんと、高畑充希さんが茶目っ気たっぷりの声を務める猫との絆の強さと、仕事をしながら主人公を支える竹内結子さんの温かさと、旅先の美しい風景が、悲しいストーリを優しく包み込んでいるところが、余計に切なさを募り、後半は号泣モードでした。共に生きてくれている家族や友人に感謝し日々大切に生きないと、と痛感させられた作品でした。
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