空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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三菱自動車リコール隠し事件
視聴率40%超え半沢直樹の原作者池井戸潤とジャニーズ事務所の長瀬智也主演というだけで既に数字は保証済み(これで木村拓哉ならどうなってたか)。だから出演者はまるで大河ドラマのように豪華。肝心の作品はWOWOW(5時間)よりもいい意味で急ぎ足だから退屈しない(人間ドラマは良くも悪くもカット)。三菱リコール隠し事件という実在する事件を長瀬智也ファンやTOKIOファンが興味を持てば幸い。違和感が拭えない自動車事故が起きる度にリコール隠しを疑うようになった。
「飛ぶぞ!」
池井戸潤作品初の映画化ということでなんとなくは知っていた。
M菱自動車のあの事件のことを題材にされたもの
まだ小さかったが、親に「M菱は乗ったらアカン。タイヤ飛ぶで?」と本当にこの題名の通り散々言われた覚えがあるのでかなり印象に残っていた。
東京ブレンドパーク2でも「Pジェロ、Pジェロ」の掛け声が 「車!、車!」に変わるほどの事件だと思った。
とりあえず結論からいうとやはり池井戸作品は映画は向いていない。短すぎる。
中小企業の運送会社の熱い若社長が
映画に出てくる財閥系巨大企業にはやはり頭の良い悪い大人はまだまだいっぱいいるんだろうなと思う。
良いよね 会社の金で美味しいものをゆっくり
2021年にはみないメンバーがたくさん出てた。
長瀬、木下、上田。
三菱ふそうリコール隠しが元ネタ
映画館では2018年7月1日イオンシネマ石巻で鑑賞
原作未読
池井戸潤の代表作
実際にあった三菱リコール隠しが元ネタ
中小企業赤松運送のトラックのタイヤが走行中に外れ歩道を歩行中の母子に直撃する事故が発生
幼い息子は軽傷だったが母親の柚木妙子(谷村美月)は亡くなることに
赤松運送の整備不良を疑われたが実際はトラックを製造したホープ自動車に構造上の欠陥があった
赤松運送社長は汚名返上を果たすため隠匿する大企業と戦う
強いて苦言を呈するなら赤松運送社長がイケメンすぎる
泥臭い3枚目に演じてほしかった
ディーンフジオカが演じたホープ自動車販売部課長沢田がイケメンなのだから尚更
2度目の鑑賞だが亡くなった妙子の夫・雅史(浅利陽介)が抗議し泣き崩れるシーンに今回ももらい泣きしてしまった
僕は典型的な左翼ではないので大企業に対して恨みつらみを書く気は全くない
この物語の醍醐味は巨大な敵を相手に圧倒的不利な立場の主人公が全て合法的に逆転勝利するストーリーだ
ホープ自動車が家宅捜索されたというテレビニュースを観ているときの佐々木蔵之介の表情が印象的
タイヤが外れる死亡事故も実際にあったこと
戦隊シリーズの『超新星フラッシュマン』にタイタンボーイというトラック型の巨大ロボットが登場した
外したタイヤを転がして敵を倒す攻撃が得意だった
あの時代なら不謹慎で問題になっていたが事故よりだいぶ前の作品で良かった
心痛い
複雑に絡み合う企業と人間の関係
まあ、よかったよ、
何故このストーリーで商業映画なのか?
時代は池井戸作品
日本の大企業ってこんなんなのかなー。 夢や明るい未来の為に、国を引...
長瀬智也。
面白い。
もはや池井戸潤は日本のスティーブンキングか。
映像化作品は全部観たが、全部同じ。
事件がおこり、大ピンチ。
そこから発奮するが孤立無援。
悪い奴はとことん悪く。強い。
裏切らない仲間たち。
隠蔽。
内部告発。
行けると思ったら力でねじ伏せられる。
記事を消される。
子どもイジメられる。
奥さんが強く、学校と家庭の事件は全て解決。
悪い奴よりさらに悪い奴登場。
会社が助かる額の金をちらつかせられるが、断る。
社長一人で動き出す。
悪い奴が力を貸してくれる。
仲間が増えて来る。
大どんでん返し。
だけど、これが気持ち良い。
最初は空飛ぶタイヤを開発する話かと思ったら
空飛ぶってそっちかい!と面食らいました。
今作は、他作と違ってラスト解決するのが警察や
告発した人たちなので、いつものスッキリ感がなく
ボヤッとした終わりだったのが残念だった。
池井戸作品はドラマが合ってるのかな?
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