空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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三菱ふそうリコール隠しが元ネタ
映画館では2018年7月1日イオンシネマ石巻で鑑賞
原作未読
池井戸潤の代表作
実際にあった三菱リコール隠しが元ネタ
中小企業赤松運送のトラックのタイヤが走行中に外れ歩道を歩行中の母子に直撃する事故が発生
幼い息子は軽傷だったが母親の柚木妙子(谷村美月)は亡くなることに
赤松運送の整備不良を疑われたが実際はトラックを製造したホープ自動車に構造上の欠陥があった
赤松運送社長は汚名返上を果たすため隠匿する大企業と戦う
強いて苦言を呈するなら赤松運送社長がイケメンすぎる
泥臭い3枚目に演じてほしかった
ディーンフジオカが演じたホープ自動車販売部課長沢田がイケメンなのだから尚更
2度目の鑑賞だが亡くなった妙子の夫・雅史(浅利陽介)が抗議し泣き崩れるシーンに今回ももらい泣きしてしまった
僕は典型的な左翼ではないので大企業に対して恨みつらみを書く気は全くない
この物語の醍醐味は巨大な敵を相手に圧倒的不利な立場の主人公が全て合法的に逆転勝利するストーリーだ
ホープ自動車が家宅捜索されたというテレビニュースを観ているときの佐々木蔵之介の表情が印象的
タイヤが外れる死亡事故も実際にあったこと
戦隊シリーズの『超新星フラッシュマン』にタイタンボーイというトラック型の巨大ロボットが登場した
外したタイヤを転がして敵を倒す攻撃が得意だった
あの時代なら不謹慎で問題になっていたが事故よりだいぶ前の作品で良かった
心痛い
心痛い映画だった
実際にあったリコール隠し。大手企業が一番悪いんだけど、結局いろんな人がアホほど苦しんだ。
嘘や騙すことはほんとによくない。サラリーマンは見たほうがいい。モラルとして、隠すことがこんなに先々に問題になったりする。
実際にあった話を映像作品として世の中に残す。映画の本質を感じた作品でした
複雑に絡み合う企業と人間の関係
わかりやすいと言えばわかりやすい構図ではあるが、トラックから脱輪したタイヤが直撃と言う無さそうである話。
なにより今作の良い所はキャストの豪華さが良い。
またそれぞれがしっかりと役をこなし、ゆっくりと物語は進む。
しかも悪役がまた分かりやすく、岸部一徳はなぜあんなに憎たらしいのか?
多分鍋の白菜を口に運ばせたら日本、いや世界一かもしれない(笑)
車に詳しくない人はハブなんて言われてもピンとこないかもしれないが、そんな事は大きな問題でもなく人と人の魂のぶつかり合いを是非見て欲しい。
まあ、よかったよ、
池井戸シリーズ、香川照之は出てなかったけど(笑)、ストーリーもわかりやすくおもしろかった。
やはり大企業の隠蔽とか組織とかがひっくり返る話。
このテの作品、映画は、テーマ、題材が違うと、似たようなものでもまた新鮮に見られるものだな、と。
何故このストーリーで商業映画なのか?
映画を見たあと実際の三菱自動車の事件について調べました。映画そのまま、いや現実はもっと悪かった。
ストーリーは満点。
実話ベース、しかも元大手企業の話なのでかなり攻めてていいなと思った。
ただ、長瀬智也はとても社長に見えないし、ディーンフジオカは品があって役職以上に偉く見えた。高橋一生は何を考えて居るかわからない。
皆さん演技は上手いが、とてもベストな配役には思えない。
元がいいであろうだけに、実に勿体ない映画。
時代は池井戸作品
半沢直樹が大ヒットしてから急激に池井戸潤原作の映像化が増えた。その映画化の1つがこれ。
所々に染み渡る半沢直樹の匂い。
でも、この作品の主人公は大声出さないし、個性強すぎな適役も出ない。
どうやらレビューをみると、ストーリーはさくさくやり過ぎて駆け足気味だと。原作の大事な流れが省かれてしまっているとのこと。
まぁ確かに駆け足かも。
でも、別におれは気にならなかった。
TOKIOの長瀬と、ディーンフジオカがそれぞれの立場で奔走する感じがいいよ。
日本の大企業ってこんなんなのかなー。 夢や明るい未来の為に、国を引...
日本の大企業ってこんなんなのかなー。
夢や明るい未来の為に、国を引っ張っていくカッコイイ存在であってほしいなぁーと思うけど、、、
とりあえず本作の警察は悪者ではなかったので、それはよかったかな。
エンディングのサザンは最高!
ムロさんの役も、演技も好き❗️
長瀬智也。
三菱のトラックのハブが取れてタイヤが外れそのタイヤが人に当たって死亡する。NEWSになった作品。
真相を長瀬が暴こうと悪戦苦闘する。
大企業の不祥事を暴くことはなかなか難しいことだと思った。
暴くことが出来てよかった。
面白い。
もはや池井戸潤は日本のスティーブンキングか。
映像化作品は全部観たが、全部同じ。
事件がおこり、大ピンチ。
そこから発奮するが孤立無援。
悪い奴はとことん悪く。強い。
裏切らない仲間たち。
隠蔽。
内部告発。
行けると思ったら力でねじ伏せられる。
記事を消される。
子どもイジメられる。
奥さんが強く、学校と家庭の事件は全て解決。
悪い奴よりさらに悪い奴登場。
会社が助かる額の金をちらつかせられるが、断る。
社長一人で動き出す。
悪い奴が力を貸してくれる。
仲間が増えて来る。
大どんでん返し。
だけど、これが気持ち良い。
最初は空飛ぶタイヤを開発する話かと思ったら
空飛ぶってそっちかい!と面食らいました。
今作は、他作と違ってラスト解決するのが警察や
告発した人たちなので、いつものスッキリ感がなく
ボヤッとした終わりだったのが残念だった。
池井戸作品はドラマが合ってるのかな?
みんなが見れるという事
個人評価:3.6
邦画ってつくづく見易いなぁと、ある意味感心する。老若男女みんなをターゲットしている為、何かに偏ったこだわりはなく、お決まりの邦画方程式の脚本。それが日本人に向けての映画に必要なマーケティングであり、興行収入も安定する。
キャストも端から端まで有名俳優で、台詞も回想さえもない、亡くなった母の遺影だけに谷村美月を起用する徹底ぶり。それぞれでお客を呼べる役者もきちんと配置。
作品性はあるとは言えないが、こういった作品も必要だろう。
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