「実話に基づいているという恐ろしさ」空飛ぶタイヤ nakado51さんの映画レビュー(感想・評価)
実話に基づいているという恐ろしさ
ストーリー自体は勧善懲悪のよくある感じ。
正義と自らの信念を盾に闘う男たちをカッコよく描いている。
また、巨大企業の融通のきかない縦割りな組織形態、内部での恣意的な人事も克明に描かれている。
業界を代表する大企業メーカーにおいて、データ改ざんなどが相次ぎ、企業のコンプライアンス、モラルの無さが問題視される中、「空飛ぶタイヤ」が映画化されたというのは、昨今のメーカーの在り方に疑問を投げかけるといった意義があるのだろう。
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