「現実もこうなら...」空飛ぶタイヤ birdbathさんの映画レビュー(感想・評価)
現実もこうなら...
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映画の結末は理想だ。
現実はというと、誰もがおかしいと思っていてもなすすべがない。やり場のない怒りと諦めを胸に生きているから。
被害者夫が、加害者だと思っていた赤松も自分と同じ被害者だったとわかったとたん受け入れられるのかはちょっと違和感を感じた。
いろんな人の犠牲を何とも思わず、権力をもって自分本位に利益を追求する組織のリーダー。最近そんな人がよくテレビに映る。
過ちを認めること。誠実に事に当たること。子どもに教えるようなことができない大人が多くなっている気がする。
子どもはすべて見ています。そんなこの国の未来を思うと憂鬱になる。
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