南瓜とマヨネーズのレビュー・感想・評価
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生きたいように生きる
主人公(臼田あさ美)の同棲相手はミュージシャン、キャバクラで援助交際しながら貢いでいる。
大した曲作りもせずにダラダラしている彼氏にイライラしている。
昔の男が現れ、逃げ込むように関係を再開する主人公。
今の若者はこんな感じなのかな。
内容はそれほど。 ただ、バギオとのやりとりは、昔の自分を思い出すよ...
内容はそれほど。
ただ、バギオとのやりとりは、昔の自分を思い出すようで、すごく苦しくなった。
そして、最後のシーンは、優しい気持ちになった。
ツチダ、せいいち、バギオ
男女って、そうやって、恋愛繰り返してくんだなぁ、って、少し胸がぎゅっとする話。
歳なんて関係ないって開き直るの、恥ずかしくない?
映画「南瓜とマヨネーズ」(冨永昌敬監督)から。
「漫画家・魚喃キリコの代表作を実写映画化」とあったが、
読んだことがないので、逆に、この展開を漫画にすると
どんな作品になるんだろか、と興味をもった。(汗)
ミュージシャンを目指す「せいいち」と、
以前バンドを組んでいたメンバーの会話は、印象的だった。
「せいいちさん、幾つ?」「27。歳なんて関係ねぇだろ」
「関係ないよ、関係ないけど、歳なんて関係ないって開き直るの、
恥ずかしくない?」
そう「歳なんて関係ない」と言うのは、その本人ではなく、
周りの評価であるってことに気付かされた。
夢を持ち続け、何かを始めるのに、歳は関係ない。
逆に、上手くいかない理由を年齢のせいにしたら、
それは恥ずかしいでしょ?と言うことだろう。
歳を重ねたことをプラスにする考え方、行動が、
成功に導くような気がするな。
P.S. (ラストシーンのオリジナル曲、メモしたのでご紹介)
道の向こうにネコがいる 見つめる先には川がある
川の向こうに山がある 山の中には何がある
迷子の迷子の迷子の誰かさん 迷子の迷子の迷子の誰かさん
ギターがあるなら歌を歌おう ギターがなければ手をたたこう
道の向こうにネコがいる 3回まわってニャーと鳴く
ニャー、ニャー、ニャー
愛おしいや .
ぜんぶ、、思い出がつまりすぎた アパート お風呂場 彼の匂いが残った服 砂時計に置かれた三万円 妙に目立つ オレンジのバスタオル 映画の中で一回しかない回想シーン そして せいちゃんの うた. すべて すべて が愛おしくて 、どうしようもないふたりだ と思いながらも なんだか 体に すっと馴染んでしまう えいが です .
そして、そして、 インスタグラム をやってる方は ぜひ、南瓜とマヨネーズ の 公式アカウントをのぞいてほしいな 〜 . もっと愛おしくなってしまうから!
ぜひ 夏 の 夜 . 夕方とは真反対の 夜風を浴びながら 観て欲し さくひん です .
人間
みんなダメ人間
だけど皆もがきながら生きている
それをたるーんとした雰囲気で描いていて、心地よい
色々あるけれどまた頑張ろうと思える作品でした
最後の歌がまた良い
それまでの誠ちゃんのダメ人間ぷりがあるがゆえに、更に良い歌に聞こえてしまう
オダギリジョー、あれはモテるわ
バギオは めっちゃ格好いいなー、あれは全部持っていくわ 後は何も残らないくらい
きっと こんな若者たちは偏在してるって感じられた青春群像作品でよかった
ラストのツチダの涙がいいね
まるで別れを再確認する儀式のようだった
せいちゃんの穏やかな微笑が余韻を添えていた
ああやって 人は過去を超えて今日を生きていく
原作との解離
一昔前に原作を読んだときは、主人公の心の揺れ動きの描写が都市的に感じられたが、今作は恋愛で身を崩す若者のステレオタイプを描いているように見えてしまった。
初めて原作を手にしてから時間が経ったことで、受け手としての私が変わったのかもしれないが、漫画には青春群像、映画は泥臭さを覚えてしまったのは事実。
新宿武蔵野館にて観賞
オダギリジョーのクズっぷりが素晴らしい。100%ピュアに悪意なきクズ。
惚れた主人公(臼田あさ美)が悪いってことだが、この男、本当に酷い。酷いが悪いと感じさせないオダギリジョー、最近は特に巧い。
本筋は何度と見たヒモ男と尽くした女の物語で何気に味わいはあるが、太賀に臼田あさ美に対抗できる貫禄無し。故にヒモか。
最後の彼女への“にゃーお”も、あんなのライブで本当に唄うのか?彼女の涙が、才能無き男に尽くして時間を浪費した自分へのものに見えてしまった。違うんだろうけど。
なななん2。
こちらも原作は既に何十回と読み返している作品。映画にするとこんな感じか…。これはこれで悪くないのだが、漫画の中の、せいちゃん、ツチダ、バギオのイメージとなんか違った。(太賀、臼田あさ美、オダギリジョーはいづれも好きなのだが、漫画のイメージとは…)最後のせいちゃんの優しい歌→エンドロールの感じはとても良かった。
自分が23.4の頃のクズだった日を思い出した
夢語ってでかいこと言って、それなのに仕事すぐ辞めるし言い訳して逃げてばっかりだった自分
それでも一緒にいてくれてダメなときにはえらいねって助けてくれた彼女
ツチダとせいいちの関係性があの頃の自分たちみたいだった
ツチダが主人公でツチダの物語だったんだと思うんだけど完全にせいいちに自己投影しながら見ていた
あの頃の二人があったからせいいちは成長し夢、やりたいことに向き合えるようになったんだと思う
最後は二人の関係は恋人ではなくなったお互いがお互いにとって良い存在になった
良い作品でした
ちょっと期待しすぎた感。
最近、こういうリアリティのある恋愛映画が多いことは素直に嬉しいし、見ていて楽しいが、
特に感動もないし、しっかりと自分を見つけられない女の恋愛を描いた映画。
今の恋愛に波風を立たせたいと思っている人は見てみるといいかも。
キャスト、演技はとても良かった。見て損は無い。
ただ、得るものも少ない。
つい先日、勝手にふるえてろを見てしまったが、正反対の恋愛映画だった。やはり日本映画の奥深さが好き。
淡々としすぎていて
一回見ただけじゃ
メッセージが分からなかった。
後で頭の中で整理して
南瓜とマヨネーズって
2人の関係性の事だったんだなあっと。
相性抜群であるためには
絶妙なバランスを
取ってないといけないんだって事。
当たり前の関係が本当は
いつでもとても脆いものである事。
ただ臼田あさ美の演じた役には
全然共感できなくて
男にそこまで依存する姿を見て
ゾワッとした。
やっと観れた〜。ゆったり自然体で普通の人達の話。だけど心地良く観れ...
やっと観れた〜。ゆったり自然体で普通の人達の話。だけど心地良く観れました。
オダギリジョーがやばい。キャラクター含めとても良い。臼田あさ美も可愛くて良かった。
週前半の平日に程よい。
じんわりと愛おしい
くぅぅ やられた。
好きだなぁこの映画。といったかんじで。
ツチダもせいちゃんも愛おしいや。
『せいちゃんがつくった歌はやさしくてかわいくてとても尊くて 』...せいちゃんの歌声に胸がぎゅってなりました。
そしてハギオ...というかオダギリジョーは
もう存在がずるい。もっていきます。
わたしたちのこのありふれた平凡は本当はとてもこわれやすくてなくさないことは奇跡
この感じを映画館で観れてよかった。
20代の青春を思い出しました。
主人公の女の子が、
バンドマンの彼氏と同棲しながら
彼と生活をささえる為ライブハウスでバイトを
しながら愛人になる。
だれもが、どこらしら
共感する部分があるんじゃないかなー。
誰かを忘れられなくて
でもそれがなんとなくあこがれの人で
恋の終わりが怖くて自分から離れたり
彼氏にみついだり
彼の夢が、自分の夢だったり
青春の1ページを覗いた感覚になりました。
彼氏役の太賀くんの歌が上手い!
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