ディープ・インフェルノ
2014年製作/85分/アメリカ
原題または英題:Indigenous
スタッフ・キャスト
- 監督
- アラスター・オア
- 製作
- テッド・オニール
- マーク・マニュエル
- 脚本
- マックス・ロバーツ
- 撮影
- ブレンダン・バーンズ
- 美術
- ジョージ・アランゴ
- 編集
- アラスター・オア
- 音楽
- ジョーナ・オスティネッリ
-
ザカリー・ソエテンガ
-
リンジー・マッケオン
-
ソフィア・パーナス
-
ピアソン・フォーデ
-
ジェイミー・アンダーソン
2014年製作/85分/アメリカ
原題または英題:Indigenous
ザカリー・ソエテンガ
リンジー・マッケオン
ソフィア・パーナス
ピアソン・フォーデ
ジェイミー・アンダーソン
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2019年6月27日特別大きな捻りの無い作品だが、密林で怪物の餌食になる若者の可哀想な姿が描かれる王道のモンスター・パニック・ホラーだ。
90分弱の本編でサクッと観れるが、アルバトロス製作のトンデモ作品よりは大真面目なホラーとなっている。ペルーの密林が舞台で、地元民に散々止められたのに禁断の領域へ足を踏み入れるというバカな若者の姿は「いつもの」それだが、意外にもドラマパートの軸がしっかりとしており、登場人物が良く印象に残っている。
主人公は大学卒業後の進路、つまり就職先が決まっていないものの、アプリの開発者であり、これが時代の流動とは無縁と思えたジャングルで関わってくる展開は中々面白い。
この手の作品だと鑑賞者はどんな怪物が出てくるのかと楽しみに待っていると思うのだが、割りと冒頭で「チュパカブラが〜」なんて話が出てきて少々興ざめしてしまった。ある程度それでビジュアルの想像がついてしまうので、こういうのは言わないほうが良いのではと思う。せっかく未来の獣医たるやヒロインが居るのだから、それを大いに活用して「チュパカブラだ!」の方が自然な流れではないか。何ならそれを利用して退治方法なんかも分かってしまったらなおのこと盛り上がっただろうに、ワンパターンに飛び出してきて殺られての繰り返しでは飽きる。
また、製作者は恐らく「ディセント」(‘05)のファンか、オマージュしたのだろうと思われるシーンがかなりある。肝心のチュパカブラはもろ地底人そのものであり、鳴き声等もかなり意識している様に思える。本作を観て再度「ディセント」の怖さが相当なものだったと思い知らされる。
自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作で原題"Indigenous"。パナマのダリエン地区が舞台。『ザ・ビーチ('00)』にやや似た導入部~前半迄は佳かった。バイラルメディア等を採り入れた現代風の味付けだが、どんどんご都合主義になり、後半尻すぼみ。L.マッケオン演じるヒロイン“ステフ”が獣医の卵と云う設定も活かされておらず、全篇これと云った伏線も無い。4時間で1,000万回再生の動画でも臨時ニュースになったり、短時間で警察や捜索隊が動いたりと云うのは如何なものか。ラストももう一捻り欲しい。55/100点。
・字幕では"Facebook"が「SNS」と訳されていた。どこに行ってもイチャイチャする若者達に、このテの作品としての定石としてフラグは立ちっ放しだが、3:1と別れた後、3が襲われるイレギュラーな展開有り。
・『地獄の変異('05)』や『ディセント』シリーズ('05・'09)に似た“チュパカブラ”、外観や描写等はまずまずだが、パッケージ程、大勢出てこない。
・鑑賞日:2016年5月22日(日)
パナマの密林にある幻の滝を見りため、現地人の制止を振り切って、愚かな若者5人組がジャングルに入る。
滝は美しかったが、モンスターが現れ・・・。
ラストはホラーとしては新鮮。
よくある、旅先で怪物に襲われてしまう系。
襲われた人間たちの傷がなかなか痛々しい。
怪物はオリジナルのモンスターではなく、有名なUMAのチュパカブラでした。