アイリッシュマンのレビュー・感想・評価
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二枚組LP
マフィア映画の最高峰と言っても良いでしょう
とにかく素晴らしかった。
スコセッシがメガホン取って、デニーロとジョーペシとハーヴェイカイテルが出てるってだけで最高過ぎです。そしてパチーノまで。
こんな自分好みの座組み、どうしたって観るしかない。
しかしながらこれはNETFLIX配信作品。
東京国際映画祭では出遅れてしまった為チケットは当然取れず、劇場公開が発表された時は本当に嬉しかったです。
ただやはりハードルが高い作品でした。
3時間30分の長尺なので、時間が取りずらいんですよね。
2〜3回見送ってなんとか平日の仕事終わりに行ってきました。
それにしても面白かった、とても密度の濃い3時間30分を堪能できましたよ。
その豪華なキャストは想像以上にすごかった、皆その演技が素晴らしいんですね。
今回のペシはキレる感じでなく重鎮な役所なんですが、それでもやはり怖いのですよ。さすがですね。
音楽も当時の楽曲で彩られていて、こういった所もさすがスコセッシといったところでしょう。
その中でもやはりロビーロバートソン(ザ・バンド)によるテーマ曲ですね。重厚なサウンドが実にマッチしています。
ロビーとは自身の作品「ラストワルツ」繋がりなのも面白いですね。
物語は当時のアメリカの情勢や事件なども上手く絡めており、独特の解釈も興味深かったです。
VFXによる若返りもスムーズで、これを導入する大胆さにも驚かされました。
さらにこの膨大な企画を受け止めたNETFLIXもすごいですね。
頼まれ仕事とは違うスコセッシのものすごい気迫を感じる本作、マフィア映画の最高峰と言っても良いでしょう。
この作品が観れた事を本当に嬉しく思います。
タイトルなし
見る前に下調べが必要かも?
映画は、下調べ無しでまっさらな状態で見るからこそ
新鮮な驚きや感動があるものだと思っています。
ですが、時代背景や実在人物のことを知らないと
楽しみ切れない映画というのは存在します。
この映画は、知らなくても十分楽しめますが
知識がないと、最初引き込まれるまでに時間がかかります。
それを承知で、まっさらな状態で見るかどうか
個人で選んで鑑賞いただきたいと思います。
私はそういったことを何も知らずに見ましたが、
それでも、年代で演技が微妙に変わる技は圧巻でしたし
独特のカメラ配置をとることで、殺人がより日常に感じる
演出のうまさにも感動しました。
それに、背景や衣装の美術はリアルでありつつも、
なぜかとても美しいと感じました。
マフィアやヒットマンというワードが入る映画のほとんどが
非日常を描くことで観客にスリルを味合わせますが、
この映画の場合、緊張感は各場面でありつつも、
マフィアの存在やヒットマンの存在が
至って普通の日常に溶け込んでいます。
仕事として人を殺していく人が、必ずしも悪人であったり
暗いバックボーンを持っている訳ではないのです。
本当に、どこにでもいるおじさんがヒットマンなんですが、
不自然な溶け込み方だったり、自然すぎて逆に
おかしかったりはしない、絶妙な演出の仕方なのです。
この絶妙な技にまた感服しました。
映画をみてから、実在している彼らのことを調べたり
この映画が公開されるまでの背景だったりを知り
さらに深みが増しました。
本当に長い映画ですが、それほど間延びした印象はありません。
半生を描くに必要な長さだと思います。
映画を一つの"作品"として楽しむタイプの人なら
一つ一つに刺激を受けながら見ることが可能なのではないでしょうか。
個人的には満足度が高いんですが、やはり
見る人を選ぶ映画ではあると思うので、☆は低めにつけました。
長い
あんまり長くてちょっとウトウトした。CGで若返っていると聞いていたけど、それほど派手に若返らせてはいない。体形や動作はやっぱり老人にしか見えなかった。大傑作を期待して見た分、それほどではなかった。娘がデ・ニーロに冷たすぎてつらい。
ロード回顧ムービー!!!???
古き良き、回顧ロードムービー。
ソフトマフィア映画かな??
みんな死んで終わり。(笑)
ガンでバンバンとあっさりと。
ロードムービーで回顧しながら。
昔話てきな、懐かしい、ロングロードーサクサク、死にまくり映画。
この手の映画はなかなかわかりにくいけれど。
個人的には、ここから、現代版というか。
VFXやアクションシーンをあっさりとそして派手に、コメディー感も入れて。
ロングなのに笑わせて、ガンガンすっきりさせてほしいと思ってしまう今日この頃。
俳優さんとかはやっぱり渋いし、実写としてはいい感じ、これに、CGやアニメーションを取り入れて。
スピーディーに、ファンタジーに、めちゃくちゃに。ガンガンと、サクサクとやってほしい。(笑)
伝統とイノベーションの融合ですな。(笑)(笑)
まあネットフレックスなので、過去にリスペクトよりなのはわからなくはないのですが。(笑)
まあ、長い。
若干冗長。
まあそんなかんじです。
アイリッシュマンinデトロイト???!!
長い。(笑)
長い。(笑)
長い。(笑)
アクションが古い。
コメディーがない。(笑)
ゴッドファーザーを彷彿しまして。
うーーん。
個人的にはいまいちですな。(笑)
おすすめはしないです。(笑)
俳優さんたちの年齢の演じ分けが凄すぎて
素晴らしいものを見せてもらいました
お話が複雑でついていけなかったのですが
興味を持てなかった!!
伝記物ですが題材に全く興味を持つ事ができず、長すぎて苦痛でした。私は勤務先で何度も思いましたが、気に入らない奴をすぐボコったり殺したりできるのは楽で良いですね。スコセッシとデニーロだからと手放しで喜ぶ事はできませんでした。同調圧力に弱い方は面白いと感じるのでは無いでしょうか。
ラスト30分のための3時間半
この時代にロバートデニーロとアルパチーノの競演が観れただけでも最高と思いたい三時間半でしたな。
しかも二人の関係性なるや…。
結局いろいろ撮ってきたマーティンスコセッシが撮りたかったものって、後悔とか哀愁とか、人生の虚しさとか何ですかねえ…。
ペギーがかなりキーパーソンでしたね。彼女の存在がふたりの関係をより熱いものにしておりました。
そしてジョーペシ。最初から、これ誰だろ、と思ってみてましたが、まさかのジョーペシだったのね!裏ボス的な雰囲気が妙に怖くてぴったりでしたな~。いや、ナイスキャスティング。
老いていく様は本当にリアルで、こっちも焦っちゃいました。
これを映画と呼ぶなら、マーベルなんてアトラクションだよな、本当に。
シボレーやら、棺桶やら、やたら格好よくて、わたしも緑の棺桶に入りたいです。
映画の興行が本格的に変質してくる気配
パチーノ、デ・ニーロ、ペシ、カイテルそしてスコセッシ。
このメンバーでジミー・ホッファ。
ケネディ暗殺の背後も何となく匂わせています。
最近だとジェシカ・チャステインの「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」でも描いてました。(ジェシカ・チャステインのカッコよさはレビューにも書きました。)
「デトロイト」の傍若無人の警官の背景にもこういう社会があったのでしょう。
バイオレンス、ロックの分量が減り、さすがのスコセッシ色も薄くなったなあと感じていたら、後半に昨今のスコセッシ色が濃密に出てきました。
このスペックでこのストーリーで都内数館で1週間の興行に感じた事。
今後更に、マーケットは分かれていく気配。
本作に関して、
◯どうしても映画館で観たい人(観に行けない人も含む)。
◯ネットで充分。
◯興味無し、映画は好き。
外資のサイト等プラットホームを確立した組織に国内の興行会社が吸収されるか、倒れるかになりそうな気配。
まずはDが国内の興行のグランドデザインを、塗り替えるらしい。
Netflixだからこそ208分で公開出来たのか(Netflix専用劇場が誕生! ニューヨーク老舗映画館閉鎖の危機救うのニュースも)
従来のやり方ならスタジオ側があと1時間削れと云うんやろうな。
確かにケネディ大統領のあたりは意識が飛んだみたいで気づいたら既に暗殺された後やった。
それでも退屈することはなかった。
マフィア映画を見慣れていないと辛いのかもしれないが。
I Heard You Paint Houses
お前さん家のペンキを塗るって聞いたけど=殺し屋やってるらしいな
片付けもやるよ=死体処理も引き受けるけど
マフィアの中でアイルランド人が一人、シーランて苗字がまた。
マフィアがいつ死んだかは日時が出るが物語自体には時系列も年月も出てこないし。
アンナパキンとは気付かんかった。
ハーヴェイカイテルはクレジットの最後らしくいうほど出番なし。
エンドロールの2曲(特にインストの2曲目)が沁みた。
MARVEL作品と一緒にされたくない!というのは本作をみれば納得。MARVEL好きやけど。
スクリーンで上映してくれて良かった。家のテレビじゃ勿体無い。
ロバート・デ・ニーロそろそろアカンかと思ってたけど、まだまだ出ずっぱりの主役イケる!アル・パチーノも負けてない‼ズラっぽい頭が気になったけど。
ジミーホッファ
全米トラック運転組合(チームスター)
デトロイト第299支部
1961年ロバート・ケネディに再び告発され1967年収監
1971年、ニクソン大統領による特赦
1975年7月30日失踪
映画ではトニー・プロ(アンソニー・プロヴェンザノ)と険悪
フランクは2003年病死
主要なボス、ギャングは軒並み1980年前後に殺されてる
スコセッシ教授のアメリカ暗黒現代史講座
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