劇場公開日 2019年11月15日

アイリッシュマンのレビュー・感想・評価

全166件中、81~100件目を表示

5.0マフィア映画の最高峰と言っても良いでしょう

2019年12月12日
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鑑賞方法:映画館

とにかく素晴らしかった。
スコセッシがメガホン取って、デニーロとジョーペシとハーヴェイカイテルが出てるってだけで最高過ぎです。そしてパチーノまで。
こんな自分好みの座組み、どうしたって観るしかない。
しかしながらこれはNETFLIX配信作品。
東京国際映画祭では出遅れてしまった為チケットは当然取れず、劇場公開が発表された時は本当に嬉しかったです。
ただやはりハードルが高い作品でした。
3時間30分の長尺なので、時間が取りずらいんですよね。
2〜3回見送ってなんとか平日の仕事終わりに行ってきました。
それにしても面白かった、とても密度の濃い3時間30分を堪能できましたよ。
その豪華なキャストは想像以上にすごかった、皆その演技が素晴らしいんですね。
今回のペシはキレる感じでなく重鎮な役所なんですが、それでもやはり怖いのですよ。さすがですね。
音楽も当時の楽曲で彩られていて、こういった所もさすがスコセッシといったところでしょう。
その中でもやはりロビーロバートソン(ザ・バンド)によるテーマ曲ですね。重厚なサウンドが実にマッチしています。
ロビーとは自身の作品「ラストワルツ」繋がりなのも面白いですね。
物語は当時のアメリカの情勢や事件なども上手く絡めており、独特の解釈も興味深かったです。
VFXによる若返りもスムーズで、これを導入する大胆さにも驚かされました。
さらにこの膨大な企画を受け止めたNETFLIXもすごいですね。
頼まれ仕事とは違うスコセッシのものすごい気迫を感じる本作、マフィア映画の最高峰と言っても良いでしょう。
この作品が観れた事を本当に嬉しく思います。

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白波

3.0タイトルなし

2019年12月10日
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鑑賞方法:映画館

みーんな年取ったな 勿論監督も デニーロ アルパチーノ ジョーペシ等々 懐かしの面々の同窓会としては 自分はそれだけで嬉しくなるのだが これはもともと劇場向けでないのかな 「沈黙」でのやっぱりスクリーンで観なきゃ感はなかった。
デニーロ アルパチーノに年齢の緩さを感じたのに ジョーペシだけは 変わらずな怖さ 現役感 思えば 二人は色んな役をへた けどジョーペシはグッドフェローズが強すぎて コメディとかやってもなんか違うのが拭えなかった だから観てる側は本当 グッドフェローズの役のまま 年をとったように見える  やっぱりグッドフェローズもう一度見よう

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U-TA

3.0見る前に下調べが必要かも?

2019年12月10日
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鑑賞方法:VOD

映画は、下調べ無しでまっさらな状態で見るからこそ
新鮮な驚きや感動があるものだと思っています。

ですが、時代背景や実在人物のことを知らないと
楽しみ切れない映画というのは存在します。
この映画は、知らなくても十分楽しめますが
知識がないと、最初引き込まれるまでに時間がかかります。
それを承知で、まっさらな状態で見るかどうか
個人で選んで鑑賞いただきたいと思います。

私はそういったことを何も知らずに見ましたが、
それでも、年代で演技が微妙に変わる技は圧巻でしたし
独特のカメラ配置をとることで、殺人がより日常に感じる
演出のうまさにも感動しました。
それに、背景や衣装の美術はリアルでありつつも、
なぜかとても美しいと感じました。

マフィアやヒットマンというワードが入る映画のほとんどが
非日常を描くことで観客にスリルを味合わせますが、
この映画の場合、緊張感は各場面でありつつも、
マフィアの存在やヒットマンの存在が
至って普通の日常に溶け込んでいます。
仕事として人を殺していく人が、必ずしも悪人であったり
暗いバックボーンを持っている訳ではないのです。

本当に、どこにでもいるおじさんがヒットマンなんですが、
不自然な溶け込み方だったり、自然すぎて逆に
おかしかったりはしない、絶妙な演出の仕方なのです。
この絶妙な技にまた感服しました。

映画をみてから、実在している彼らのことを調べたり
この映画が公開されるまでの背景だったりを知り
さらに深みが増しました。
本当に長い映画ですが、それほど間延びした印象はありません。
半生を描くに必要な長さだと思います。

映画を一つの"作品"として楽しむタイプの人なら
一つ一つに刺激を受けながら見ることが可能なのではないでしょうか。

個人的には満足度が高いんですが、やはり
見る人を選ぶ映画ではあると思うので、☆は低めにつけました。

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S Y

3.0長い

2019年12月10日
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鑑賞方法:映画館
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吉泉知彦

4.0ロード回顧ムービー!!!???

2019年12月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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a9y

アイリッシュマンinデトロイト???!!

2019年12月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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OLDGoldenMobile

3.5俳優さんたちの年齢の演じ分けが凄すぎて

2019年12月9日
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鑑賞方法:映画館

淡々とアメリカの裏歴史が語られていく。画面は、その頃撮ったんじゃないの?と思うような見事な色調。ファッション、メイク、建物。
老境のフランクの回想で映画は進んでいくが、当然若い頃から晩年まで画面に映し出されるのだけど、どの人も違和感なく中年老年に見える。なんで?どうやってんの?メイクだけじゃないよね??

しかし、長いわ~。3話くらいに分けて、じっくり見る方がよかったんじゃないかなあ

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ユウコ

4.0所謂マフィアものかと思っていたら、いつの間にかどんどん映画の世界に...

2019年12月9日
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鑑賞方法:VOD

所謂マフィアものかと思っていたら、いつの間にかどんどん映画の世界に引き込まれていった。終わった後には何とも言えない手応えと満足感が。

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tsumumiki

4.5素晴らしいものを見せてもらいました

2019年12月9日
Androidアプリから投稿

 役者、演技、映像、CG、カメラワーク、美術、編集、音楽、ストーリー、歴史…。様々な意味でスペシャルなスキルが散りばめられた長時間の傑作を、Fire HD10の小型画面での視聴で申し訳ありせんが、堪能しました。Netflix作品ということでか、監督も見方の多様化を意識していたというような発言がMaking ofで語られてました。ケネディ家とマフィアの関係など、知らなかった事も散りばめられて色々wikiサーフしてしまいました。
 しかしこの作品のCGはターミネーターなどと比較して恐ろしく進歩的な使われ方たとおもいます。

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またぞう

3.0お話が複雑でついていけなかったのですが

2019年12月8日
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腰を据えて観たのですが、やはり途中で置いてかれました。こういうのは男性の方がよく理解できるんですよね、きっと。
過去と今が交差しているので、どうしても、演技の使い分けの方に目がいってしまい…。

終盤はとても悲しかったです。
栄枯盛衰盛者必衰、老いには勝てない様をまざまざと見せられたようで、何か考えさせられました。とりあえず、最後まで観ることができてよかった!

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はる

0.5興味を持てなかった!!

2019年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

伝記物ですが題材に全く興味を持つ事ができず、長すぎて苦痛でした。私は勤務先で何度も思いましたが、気に入らない奴をすぐボコったり殺したりできるのは楽で良いですね。スコセッシとデニーロだからと手放しで喜ぶ事はできませんでした。同調圧力に弱い方は面白いと感じるのでは無いでしょうか。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.5ラスト30分のための3時間半

2019年12月7日
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この時代にロバートデニーロとアルパチーノの競演が観れただけでも最高と思いたい三時間半でしたな。
しかも二人の関係性なるや…。
結局いろいろ撮ってきたマーティンスコセッシが撮りたかったものって、後悔とか哀愁とか、人生の虚しさとか何ですかねえ…。

ペギーがかなりキーパーソンでしたね。彼女の存在がふたりの関係をより熱いものにしておりました。

そしてジョーペシ。最初から、これ誰だろ、と思ってみてましたが、まさかのジョーペシだったのね!裏ボス的な雰囲気が妙に怖くてぴったりでしたな~。いや、ナイスキャスティング。
老いていく様は本当にリアルで、こっちも焦っちゃいました。

これを映画と呼ぶなら、マーベルなんてアトラクションだよな、本当に。
シボレーやら、棺桶やら、やたら格好よくて、わたしも緑の棺桶に入りたいです。

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JYARI

4.0映画の興行が本格的に変質してくる気配

2019年12月6日
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パチーノ、デ・ニーロ、ペシ、カイテルそしてスコセッシ。

このメンバーでジミー・ホッファ。
ケネディ暗殺の背後も何となく匂わせています。

最近だとジェシカ・チャステインの「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」でも描いてました。(ジェシカ・チャステインのカッコよさはレビューにも書きました。)

「デトロイト」の傍若無人の警官の背景にもこういう社会があったのでしょう。

バイオレンス、ロックの分量が減り、さすがのスコセッシ色も薄くなったなあと感じていたら、後半に昨今のスコセッシ色が濃密に出てきました。

このスペックでこのストーリーで都内数館で1週間の興行に感じた事。

今後更に、マーケットは分かれていく気配。
本作に関して、
◯どうしても映画館で観たい人(観に行けない人も含む)。
◯ネットで充分。
◯興味無し、映画は好き。

外資のサイト等プラットホームを確立した組織に国内の興行会社が吸収されるか、倒れるかになりそうな気配。

まずはDが国内の興行のグランドデザインを、塗り替えるらしい。

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蛇足軒瞬平太

2.5Too long

2019年12月6日
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Too much long , so l took a nap as expected.

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Telomere

4.5Netflixだからこそ208分で公開出来たのか(Netflix専用劇場が誕生! ニューヨーク老舗映画館閉鎖の危機救うのニュースも)

2019年12月5日
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鑑賞方法:映画館

従来のやり方ならスタジオ側があと1時間削れと云うんやろうな。
確かにケネディ大統領のあたりは意識が飛んだみたいで気づいたら既に暗殺された後やった。
それでも退屈することはなかった。
マフィア映画を見慣れていないと辛いのかもしれないが。
I Heard You Paint Houses
お前さん家のペンキを塗るって聞いたけど=殺し屋やってるらしいな
片付けもやるよ=死体処理も引き受けるけど
マフィアの中でアイルランド人が一人、シーランて苗字がまた。
マフィアがいつ死んだかは日時が出るが物語自体には時系列も年月も出てこないし。
アンナパキンとは気付かんかった。
ハーヴェイカイテルはクレジットの最後らしくいうほど出番なし。
エンドロールの2曲(特にインストの2曲目)が沁みた。
MARVEL作品と一緒にされたくない!というのは本作をみれば納得。MARVEL好きやけど。
スクリーンで上映してくれて良かった。家のテレビじゃ勿体無い。
ロバート・デ・ニーロそろそろアカンかと思ってたけど、まだまだ出ずっぱりの主役イケる!アル・パチーノも負けてない‼ズラっぽい頭が気になったけど。

ジミーホッファ
全米トラック運転組合(チームスター)
デトロイト第299支部
1961年ロバート・ケネディに再び告発され1967年収監
1971年、ニクソン大統領による特赦
1975年7月30日失踪
映画ではトニー・プロ(アンソニー・プロヴェンザノ)と険悪
フランクは2003年病死
主要なボス、ギャングは軒並み1980年前後に殺されてる

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消されるので公開しない

4.0ヒート以来の共演!

2019年12月5日
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ロバートデニーロとアル・パチーノ、
やっぱり、カッコいいですね!

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ミコライオ

4.0スコセッシ教授のアメリカ暗黒現代史講座

2019年12月5日
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スコセッシ監督お得意のマフィア年代記で、常連俳優が軒並み総出演なので、どこかで観た感があります。お話しは、始めは或るヒットマンの生涯からジミー・ホッファ中心にシフトして行き、結果として3時間半もの長尺となり正直疲れました。とは言え、主演のデニーロの緩急自在な演技、ジョー・ペシの不気味な迫力、場をさらうアル・パチーノの独特の台詞回しが、ガッチリと重厚な演出と噛み合って、実に見応えのあるドラマになっています。結果として、マンネリ、お馴染みのキャスト、長尺がみんなプラスに転化しているのは、監督自身の馬力によるものなんでしょうね。

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シネマディクト

2.5長い

Kさん
2019年12月4日
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K

5.0仁義を亡くして視認できない“苦行”を背負った一人の男

2019年12月3日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

圧倒的名作だった。
傑作では到達不能の本気の名作映画だった。

アメリカの闇の歴史に関わっていた一人の男、フランク・シーラン、またの名を“アイリッシュマン”のドラマ。正直衝撃的な場面がいくつもいくつもやってきて、でもド派手に見せはせず、即物的に見せていく。強烈に刻むために、淡々と紡ぐ手腕。多分マーティン・スコセッシにしかできない表現だと思う。

一番はホッファの末路。精神的苦悩と迷いが溢れそうになっているのに、表情では決して見せないシーランの因果な才能。よりにもよって尊敬し、唯一の友を殺したのに、感情と身体と思考が切り離せない過酷な状態。あんなに見えない視認できない苦行ってのは初めて見た。デ・ニーロが凄いってのは勿論だけど、だけじゃない。スコセッシと負けず劣らず素晴らしかったパチーノ、ペシ!あの人たちが素晴らしいから、デ・ニーロも素晴らしかった。相乗という言葉が、これほど似合うの久々だった!

アメリカ史に疎い身なのにこれほど没頭させられるのは、とても嬉しい驚きだったし、何よりスッゴく幸せだった。Netflixの株を上げて、パラマウントは逆に下がった。少なくともボクはそういう認識だった。勿体ない!

本年度ベストなんかじゃ『アイリッシュマン』には足りない。それ以上の称号でないと、この映画は語れない!!!映画ファン、絶対見ろ!!!

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平田 一

3.5すべてのマフィア映画へのレクイエム

2019年12月3日
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鑑賞方法:映画館

「グッドフェローズ」がロックンロールなら、「アイリッシュマン」はブルーズロック。勿論スコセッシなので本編はウェットな要素は全くないんだけど、ラストからエンドロールでまさかの哀愁咽び泣く展開へ。全てのマフィア映画への美しくて残酷なレクイエム。

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ピンボール