「ラスト30分のための3時間半」アイリッシュマン JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト30分のための3時間半
この時代にロバートデニーロとアルパチーノの競演が観れただけでも最高と思いたい三時間半でしたな。
しかも二人の関係性なるや…。
結局いろいろ撮ってきたマーティンスコセッシが撮りたかったものって、後悔とか哀愁とか、人生の虚しさとか何ですかねえ…。
ペギーがかなりキーパーソンでしたね。彼女の存在がふたりの関係をより熱いものにしておりました。
そしてジョーペシ。最初から、これ誰だろ、と思ってみてましたが、まさかのジョーペシだったのね!裏ボス的な雰囲気が妙に怖くてぴったりでしたな~。いや、ナイスキャスティング。
老いていく様は本当にリアルで、こっちも焦っちゃいました。
これを映画と呼ぶなら、マーベルなんてアトラクションだよな、本当に。
シボレーやら、棺桶やら、やたら格好よくて、わたしも緑の棺桶に入りたいです。
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