アトミック・ブロンドのレビュー・感想・評価
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美しさ天下一品
サイダーハウスルールで、ネイビーのハイソックス履いてた人と同じ女優だろうか、これが本当に。
シャーリーズ・セロンで本当に間違いないだろうか?
と、作中何度も考えてしまった。
そのくらい、シャーリーズは何か色々な殻や壁を壊し、成長なのか変革なのか、何かを遂げてきた女優。
本作ではハードなアクションや、本心を見せない鼻に付くほどのプライドや自己保身の気難しさを持ったどことなく冷たい美女で、なのに熱い!任務への責任感、勝ちへの拘りが修造レベルに熱い。
何メラメラだろうか。
そして繊細で、セクシーで、実は比較的本気になってしまう恋もしてたりなんかして、結構欲張りにテーマを広げている作品だった。
その分、流れが忙しく、敵か味方か見えにくかったり、洋名と欧米人の外見への不慣れさで、展開についていけない人も多そうな点が残念で満点には出来ないと感じた。
全く期待せずに行きましたが
それが返って良かったのか、いい意味で裏切られました。
Opening始まってすぐ、若い子が観る映画かな?失敗したと思いましたが、見るうちにシャーリーズ・セロンの迫真の演技とアクションに釘づけ。女性なのに迫力満点でした。他の女優さんではこんなに楽しめなかったと思います。
ボロックス😖
当時の音楽だけで この時代を表現するのは無理がある この時代の音楽使えば面白くなるのは違う。多分 これらの音楽に何の思い入れのない人が作ったのだろう せめて あの頃ベルリンの様子 壁の壊れる熱狂のようなものを伝える努力はしてほしかった。
リアリティー無さすぎて 引き込まれなかった。「その」リストと壁崩壊の関係性が分からないので社会の状況とスパイたちが繋がらない レズシーンも「ほらすごいシーンだろ」と言わんばかりで 取ってつけたようでシラケた
坊主の敵役弱すぎ KGBの奴ら最後に甘過ぎないか? セロンが強すぎなのか?
なんか演技とアクションが出来た綺麗なモデルさんの映画
音楽が好き
ノリのいい音楽かかるんだよ。それで楽しく観てられんの。
アクションはゆっくりめで振りを大きくしてるね。手数より一発一発の威力重視みたいな感じ。
ストーリーはドンデン返しが続くスパイ物だったけど、なんか「ふーん」って感じだったな。
セロンのアクションに釘付け
「ジョン・ウィック」の共同監督をしたデイビッド・リーチによる
女スパイアクション。
89年の東西に別れていた頃のドイツが舞台。
英国のMI6に所属する主人公が東ドイツから要人を
西ドイツへ連れ出すミッションを託された。
「ジョン・ウィック」のようにほぼすべてのスタントを
俳優本人が演じ、かつ監督がスタントマン出身ということで
アクションシーンのリアリティを徹底追及。
女性のような細い体で屈強な男を倒すには?
ストーリーは二転三転する皆が仮面をかぶった
誰が味方で敵なのか?が根底にあるサスペンス要素が強く
「ジョン・ウィック」のようなアクション密度は少し低め。
要所要所のアクションは素晴らしく特に後半に入る頃の
建物内から外に出るまでのアクションシークエンスの
長回しシーンは圧巻。体感で10分以上、
戦いながらもボロボロになるセロンに見とれてしまう。
オチに次ぐオチというような要素で引きずり込まれ
「ユージュアル・サスペクツ」的なドンデン返しも用意されている。
時代背景含めキャラクターがどの国に所属している人物で
どの国家間が敵対しているかある程度理解しながら観ないといけない。
そういう意味でストーリーが若干わかりにくいと評している方も多いようです。
セロンが好きな方は問答無用で見るべし。
今の時代の(スパイ)映画
アクションはそれこそ北野武のように激しくて。
ストーリーは音楽が煩いくらいに掛かっててスタイリッシュなファッション、風景。
昔からある「スパイ映画」を現代で作ったら、こうなったのだろう。
女性がタフで賢いスパイ。華となるボンドガールに、絡み付いた思惑に、決着。
その決着のために?となる部分がわかるのもご愛敬か。
動きがどんくさく見えなくもない予告…
動きがどんくさく見えなくもない予告、話が分かりにくいというレビューに目をつぶり、まあ、そこそこ面白いんじゃないかな?と少し期待したが…。回想シーンが何回も挟まれる語り口はまどろっこっしい。中盤のリアルな格闘はそれなりによかったが、終盤の変なロシア歌謡をバックにした格闘シーンは、アクション自体はいいが、曲が恰好よくなさすぎ。キングスマンの教会のアクションシーンみたいのをやりたいのかもしれないが、監督の感覚がズレすぎだ。
時代遅れのスパイ映画かな。
ドイツが東と西に別れていた時代を知る人間が限られている中でよくこんな作品を作ったなと思いました。
しかし、今は歴史なんて簡単に調べられる時代。冷戦って何だよ?西ドイツ、東ドイツって何だよ?調べればこの映画の世界背景なんて直ぐに分かるし、この映画の女主人公には歴史なんて関係ない。
どんな時代だろうがスパイ活動をするのがこの人達の仕事。しかし、今を生きる我々には時代遅れな設定。もうちょっと新しい時代設定にしてくれればストーリーに入って行けたかな。
映画の中のシャーリーズ・セロンはアザだらけになりながら任務を遂行する戦士みたいな感じで戦う女としては見応え充分だ。
自分より力のある男をぶっ倒していく爽快感と彼女のセクシーさにおっ立たない男は居ないだろう。
長回しアクションが最高!!
長回しのアクションが素晴らしく、特に後半の車のシーンが良かったです。敵が堅めのアクションと美でセロンのこだわりを感じます。進行は少し凝っていて分かり辛い面もあり、アクションからアクションの繋ぎとしてもっと単純で良かったと思います。ソフィア・ブテラが出ているのに彼女のアクション無しは残念です。沢山の楽曲は(邦画ですが)「イニシエーション・ラブ」のように単にかけているだけという感じで、効果的な使用ではなかったように思います。
懐かしい冷戦物
ベルリンの壁が崩壊してからすでに28年
アメリカとソ連の冷戦時代が終了してからそんなに月日が流れていたのかとしみじみ思う映画でした。
その時代をリアルに観てきた世代じゃない若者にはきっとストーリー的に少し物足りない映画でしょうね。
007的おしゃれ感のあまり無い泥臭いスパイ物感たっぷり。
スパイ同士の戦うアクションはなかなかですが、ド派手な映像がほとんどなく、スパイ同士の心理戦?が中心
最後のどんでん返しのオチも冷戦時代を知らない若者ではうけとめ方も違うでしょうから、少し物足りないかもしれませんね。二重スパイが誰なのかを探す以外は深い内容もありませんしね。
ただ戦うシャーリーズ・セロンのかっこよさはピカイチです。
個人的に同じスパイ物「裏切りのサーカス」のMI6幹部役のトビー ジョーンズが同じMI6の上司役で出ていたのがウケましたけど。
近年には珍しく、ザコ敵が中々直ぐには死なないアクションは新鮮で良か...
近年には珍しく、ザコ敵が中々直ぐには死なないアクションは新鮮で良かった☆ただ過去を振り返るストーリー展開はいただけない…スパイアクションは今そこに有る危機だから面白い!
シャーリーズ・セロン!
115分・映画.com3.6
はじめから最後まで、シャーリーズ・セロン特集のマガジン!
シャーリーズ・セロン好きには、たまらない映画。
ただ42歳と、最近少し歳を感じるかな…
時代背景は、1989年ベルリンの壁崩壊の前後と、自分的には面白かった。
ソフィア・ブテラ、『キングスマン』『ザ・マミー』と、最近よくみかける。
アクション少なく物足りないが、そりゃなんたって、シャーリーズ・セロンの映画だからネ
アクションやばい
血なまぐさいアクションは凄まじい迫力。
ただのアクション映画かと油断してると様々な思惑入り乱れるスパイ仕様なのできちんと話を聞いてないとおいてけぼりをくらう。
マカヴォイがすごくまかぼい。
東西ベルリンの終末期の設定と、タイラー・ベイツの選曲が見事にシンクロ
「アトミック・ブロンド」(原題:Atomic Blonde)。
本作の魅力の半分は、音楽にある。おそらく40代・50代のオッサン・オバハン世代なら狂喜乱舞。70~80's懐メロと効果的にシンクロしている。
選曲テーマは、英国のスパイが東西ベルリンで活躍するという設定から、80年代の懐かしい"ジャーマンポップス"と"ブリティッシュポップス(ロック)"で構成されている。
曲をよく知らないと、感じることのできない時代的シンクロ感が本作にはある。こればかりは若い映画ファンには絶対に分からないだろう。
本作はシャーリーズ・セロン主演。ベルリンの壁崩壊(1989年)の東西ドイツを舞台にした、古典的スパイアクション。あえて"古典的"というのは米ソ冷戦構造をベースにした映画の様式美のことであって、アクションやVFXが古臭いという意味ではない。映像的には、むしろ王道のカッコよさを展開している。
シャーリーズ・セロンが演じるのは、英国MI6のスパイ役で、女性版"007"的設定。セロンもさることながら、相手役がジェームズ・マカボイなので、高いレベルの演技競演が見られる。原作がグラフィックノベルということもあり、ダークな劇画調の描写によるハードコア作品になっている。
音楽を担当するのは、やっぱりタイラー・ベイツ。彼の映画音楽でいちばんイケてるのはジェームズ・ガン監督の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ(2014/2014)だ。ガーディアンズのサントラアルバムは、既存楽曲だけで全米チャート1位を獲得してしまうほど、その選曲センスは素晴らしく、映画のストーリーや設定、役者の動きとのシンクロが冴えまくっている。
本作ではタイラー・ベイツはオリジナル曲も書き下ろしているが、やはりジャーマンポップスでは、「ロックバルーンは99 (99 luftballons)」がひときわ輝く。ネーナのオリジナル(1983)と、英国バンドKaleidaによるカバーの2バージョンが使われている。
また予告編には、Queenの「キラー・クイーン」(1974)が挿入され、本編では、デヴィッド・ボウイの「Cat People (Putting out Fire)」や、エンドロールではQueen&ボウイの「Under Pressure」が流れる。
ほかにもデペッシュ・モードの「Behind the Wheel」や、New Orderの「Blue Monday」(1983)をHealthがカバー。ジョージ・マイケルの「Father Figure」(1987)、ザ・クラッシュの「London Calling」(1979)もある。もうたまらん。
(2017/10/20 /TOHOシネマズ日本橋/シネスコ/字幕:松浦美奈)
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