ゲット・アウトのレビュー・感想・評価

深い歴史・現代社会を題材にしているようです。
脚本もお見事です。雰囲気だけであれだけ没入させられるのですから。

心臓がぞわぞわっときました。あまり書くと全部ネタバレになっちゃうので、書かないですが、主人公にうまく感情移入できると、最高に怖い思いができます。怖い物好きなら、絶対見て！

差別を新しい角度から映像化した映画だと思う。とにかく先が読めなかったけど、終始、胡散臭いのがぷんぷんしてた笑 ハラハラよりはじっとりねっとりのスリラー映画

語彙力がないレビューで申し訳ない。
が、本当に面白い。後味が悪いのがお好きな方にもおすすめ。
人種差別を扱った映画なので、監督が白人なのか黒人なのか気になり調べると白人だった。そこもポイントが高い。
とにかくすべてがブラックムービー。

いや、これあるんじゃない？！と思わずにはいられないし、こういう思想絶対あると思う・・・。
そう感じさせるホラー。
じわじわくる違和感はこれだったのかと、わかってからの怒涛の流れはお見事としか言えない。
ネタばれになるので書けないけれど、めちゃくちゃ名作だと思います。
いや、ほんと怖い・・・。

テーマ、ストーリー構成は、素晴らしくよかった！
個人的にはオカルトっていうか、なんていうか、好きなオチではなかったけど、好きな人もいそうな気がする。

評判がいいらしく見てみた。
なるほど、発想の仕方が新しいのかもしれない。要するに、ミステリーとしては平凡だが、ストーリー展開を推進するエンジンに、黒人差別問題を組み込んだということ。

それを真っ向から扱うところから、一つ飛躍した扱い方。そこが新しい感じがある、てこと。

でも、どうでしょう。猟奇的な事件の内容自体もおもしろいが、それだけといえば、それだけ。

おもしろかった。

設定のユニークさと、久々にどんでん返し方(？)が巧いと嬉しくなった映画。

知り合いからある程度、内容を聞かされていたから面白さが半減してしまったのだなと思い、少し悔しかった。
きっと、彼女の家が黒人差別をする人だということを知らなかったらもっと面白く観れたのではないか⁇

俳優さんの、お芝居は素晴らしいと思った。
瞬きをせずどこを観ているか考えているかわからないのに、涙が出てきている。
その姿を見て恐ろしいし、それを演出したのもすごいなと思った。

これがホラー映画かどうかもわからず観賞。話がすすむにつれて、明らかに典型的な白人による黒人差別をベースにしたスリラーだと気付かされるが、これが社会問題を取り扱った映画ではなくエンターテイメント映画ということに違和感を感じる。
もしこれが現状のアメリカの病理にもつながるというなら、とんでもない問題作ということになる。ミシシッピーバーニングより胸糞悪い映画かも。

作中漂う絶妙な"違和感"が上手い！

ずっと手の汗がとまらない！ホラーとは違う恐怖！ある意味ホラーは笑ってみれますがこれはヤバイ❣こわすぎます！

■好きなところ
着想
展開
伏線
わかりやすい

■嫌いなところ
女優が華奢

最初と最後だけ良い。

黒人差別にあまり現実で触れたことがないから、その違和感にもそんなに気づけなかったけどストーリー構成には感動した

こんなことあっていいのかって思うけど、他の方のレビューみて白人と黒人の間のすれ違いを考えると膨れ上がる妄想の中の一つにあってもおかしくないんだろうなと思った。

とりあえずなんか気持ち悪くて、でも最後にはそっかーってなる不思議な作品。

中盤まで謎が多くあるが、最後まで見ればしっかりと伏線を回収してくれる。
ホラーとしてはB級だがストーリーは良作。
エンディングが2種類あるらしいのでもう1種類が見たくなった。

どんな映画か知らないまま観たが、面白かった。

B級はB級でも、良い方のB級。
グリーンインフェルノとか、観ていてイヤーな感じが全編通してまとわりつく感じがしながら、ブラックな笑いが散りばめてある。
フラグ立てたなってわかるけど、そうゆう映画なので回収を楽しむ。とは言え、「時代は黒」がそう回収されるとは。
現代アメリカの問題をこういう形で作品にできる力ってすごいなぁ。

すごく分かりやすく楽しめた！
時間もタイトで、とても良い意味で雑味のないスッキリとした内容。

一見普通に見える中でもどこか不気味な奇妙さが延々と続き、それでいて後半の展開は最後まで予想がつかず、ずっとドキドキしながら見れました！
定番のサスペンスホラー展開でありながら、今まで見た事あるようでない！そんなフレッシュな作品！
かなり良かったです！

いわゆる”来るぞ来るぞ……ギャー!!!”みたいなベロベロバァー的なビビらせ方はほとんどないので、そーゆーのが苦手なチキンハートの私にとってはより最高でした笑

強いて欲張るなら、クライマックスの展開はもっと振り切って欲しかったかな〜。