ゲット・アウトのレビュー・感想・評価
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タイトルの意味は全部観ると分かります
GETOUT! でていけ!
黒人の男性(主人公)が白人の恋人の両親の家に挨拶に行く
→徐々に家のヤベー雰囲気に気づいていく
といった展開です。
登場人物が少ないので、勘のいい人は前半30分ぐらいで展開が読めるかも。
ところどころ音で驚かせてきますが、幽霊とかはでないのでそんなに怖くはありません。
不気味
アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。
その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。
そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。
しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる(解説より)
あらすじは解説のとおり。
終始違和感が拭えないストーリー展開だが、後半からその種明かしがされていく。
全体的にもホラーというよりは不気味な感じ。
大どんでん返しを期待していたのだが、結末は思ったほど。
ちょっと期待はずれでした。
親への結婚挨拶は地獄でした
親への結婚挨拶は地獄でした。面白かったポイントは2つある。
1つめは、ローズの家族が全員怖いこと。
愛想は良いし黒人差別もしない、一見優しそうに見えるローズ一家。でもどこか胡散臭くて、何考えてるか分からず終始怖かった。やたら黒人のことをベタ褒めしてくるのも気持ち悪い。現実でも作り笑顔して、愛想振りまいてる人いるけどそれと似たような怖さ。あんなパーティーの場に居たら窒息死しそう。
秘密を共有してる家族の団結力はすさまじい。唯一家族でローズだけは信じてたから、ローズも家族側の人間だと知った時はショックだったわ。よくも裏切りやがったな。せめてローズだけでも味方になってくれたら、クリスは少しは救われただろうに。
結局ローズは愛なんて嘘っぱちで、黒人の身体目的だったのね。PCで黒人の画像見ながら、ジュース飲んでたシーンが気になる。あの白い液体はまさか...。
2つめは、黒人の身体を乗っ取る設定が面白い。
脳の一部を黒人の身体に移すという、まさかのSF設定に驚いた。てっきり黒人達はローズの母に洗脳されたもんだと思ってたからね。やたら催眠術の描写が多かったから騙されましたわ。
黒人の使用人の反応が不自然だったのは伏線だったのか。ランニングしてた黒人(中身爺ちゃん)が、若くて強い身体手に入れてヒャッハーしたくなるのも納得。夜もハッスルしたくなりそう。
結婚挨拶いってローズ一家みたいなの出てきたら、俺は結婚を諦めるね。恋人捨てでも全力で逃げます。
愛なんかよりも友情よ。最後に救ってくれた友人めっちゃいい奴だったし。信じるべきは愛より友情なのかもしれない。
括りは恋愛映画だがマ王ならドッキリを祈る
前々から気にはなってたブラムハウス製作の映画😐
しかし、ブラムハウスの作品って奇を衒った内容のモノが多いから評価の落差が大きいのも否定出来ないでしょ😅
今でこそブラムハウスはホラー系の御大みたいに思われてるけど裏切る時は知らん顔😑
騙されたお前等が悪いとばかりの駄作もあるしなぁ😶
そんなこんなで観てみました「ゲット・アウト」です✨
Get out、和訳すると「出てけっ!」と強い意味が含まれる言葉ですが、スラングだと「冗談でしょ」みたいな感じにも使われたりするのよね😋
色んな映画の色んなシーンで「Get out!」と叫ぶ場面があるので字幕で追うより生音から現状を想像して適切な脳内和訳をするのは、映画バカの楽しみ方でもあります🤣
さて本作においての「出てけっ!」ですが、手遅れの場所からの本人の心の叫びがタイトルになってるみたいです(ネタバレギリギリ)
まぁ一般家庭では到底無理な施設とかに、流石はフィクション、と若気けてしまいましたし、何となくアナログな部分もあったりで、大丈夫?ちゃんと出来る?、みたいな不安も感じたりと(ネタバレスレスレ)ホラー映画ではよく見られる現実とのギャップもありで、マ王的には週末の深夜に映画館でのデートには最適の作品かなと←恋人のいないマ王の悪意ギュウギュウ
もう一つ、タイトルの和訳には「取り出す」という意味もある😵💫
何を取り出すのかは観たら解ります(ネタバレ寸前)
でも黒人の扱いが向上したのって(一般人扱い)ホント最近の話だからね🥲
今でも根強く残るアメリカの人種差別問題を題材にした本作は観る人間にとっては「Get out!」(嘘でしょ?)と言いたくなる内容だが、ほんの半世紀前まで黒人やヒスパニック、アジア系には人権なんて与える気が無かったのが白人だからね🙃
そもそも白人は根拠の無い「優生学」に基づいて差別を続けてたって話だから、差別の根っこなんて浅いもんなのよ😜
でもね、人間なんて教育次第で右にも左にもなっちゃうから怖い話なんだよね、実際は😱
マ王は差別が嫌い⤴️
そういう高圧的な性格では無いので寧ろ軽蔑の対象でもあります😤
だけどもマ王、性癖系がサディストなので夜は厳しめの言葉を耳元で囁くかも❤️←これぞ正に「Get out」(冗談だろ)と言われそう
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
ブラムハウスの実験的映画度★★★★★
フィクションでも嫌な恋愛度★★★★★
ホラーというよりSF気味なサスペンション
人は人、自分は自分なのにね
スタートは半年前の誘拐から始まる。
実家へ向かう車で鹿を轢くのも不穏。
話が進むにつれて、黒人たちの様子がおかしいところや、
親戚たちの声かけがどこか憧憬を含むところ(最初は嫌味にしか聞こえなかったけど)、
催眠術で操っているのかと思いきや開頭して脳を入れ替えるなんてクレイジー過ぎる
使用人の女性が鏡を見つめて身なりを整えたり、
男性が力仕事に精を出し夜中に走り回ったりしていたのは
入れ替わったおばあちゃんとおじいちゃんが第二の人生を謳歌していたのね。怖い。
ローズもいつかはバスケットボール選手に入れ替わってみたい、とか思っていたのかな。
クリスと盲目の画商の脳入れ替えエンドじゃなくて、
親友が助けに来てくれて良かった。
愛する人を最後見捨てて逃げるシーンは辛い過去(トラウマ)との決別も表しているのかな、と。
クリスがわんちゃんと親友と幸せに過ごせますように。
60点
映画評価:60点
差別なんかしてないと言いつつ、
ガンガン差別していくスタイル。
でも差別ではなく特別。
そして憧れ。
こういう見方もあるんだと感心しました。
この作品に理解を示せる方は、
もっと評価しているでしょうが…
私はこのジョーク(作品)に対して知識が足りませんでした。
というのも、この作品の根幹となっているのが
【黒人への憧れ】であるからです。
私が日本で育ったからなのか、
肌の色に対しての偏見もないし、
他民族別の能力(特性)に憧れもないので
その辺が共感出来たら、もっと面白かったのかなぁと思いました。
とはいえ、普通に面白いので
まだ見た事ない方は是非見てみて下さい!
【2024.5.14鑑賞】
おぞましさマックス
登場する結社の、黒人を見下しているが同時にその優れた肉体を自分のものにしてしまおうという発想のおぞましさが全て。謎が明かされていない時点で、体を奪われた本来の主の意識が浮上した時の表情の変化が後から見返すとぞくっとさせられた。ゲットアウトという表題の秀逸さよ。
伏線回収がすごい映画
一度鑑賞してからネタバレサイトを見ると面白い。
写真を撮られた黒人男性が鼻血を
流すシーンの真相。
冒頭に出てきた鹿の種類の意味など。
意味を理解した上で映画を見直すと 面白さや怖さもより感じられ、黒人差別問題も考えさせられる。
乗っ取られる恐怖
☆☆☆★★ ちょっとだけの感想で。 簡単に申せば… 「その手が有っ...
☆☆☆★★
ちょっとだけの感想で。
簡単に申せば…
「その手が有ったか〜!」
…と、思わず膝を叩いてしまう程の快作。
一応はホラー作品として認識するべきでは有りますが。一概には《ホラー》の括りでは収まらない、歴史的な恥部が、背景として存在するのが【肝】と言えるのではないでしょうか。
…まあ、そんな事を考えずに。単純に作品として楽しむのが、鑑賞方法としてはベストなのは明白では有りますが(^^;)
そう言えば、外から助けに来るデブっちよ黒人のアイデアは。ブルース・ウイルス主演の〝 あの 〟大ヒットアクション映画からなんじゃないの?(¬_¬)
2017年10月29日 イオンシネマシアタス調布/スクリーン8
何とも言えぬ居心地の悪さが素晴らしい
周囲の人間が、明らかにおかしいのではなく、言語化するのが難しいが何かがおかしい、調子がずれている感じを描くのが上手い映画だと思った。監督の独自の感覚が味わえて楽しめる。
終始違和感しかない人たちに囲まれているが、主人公が友人と話しているときだけ普通の世界が広がり、観ているこちらもそこで救われる感じがするのが良い。
あの友人は観客を代弁しているとも考えられる。
例えば、ブラック企業に長年勤めていると感覚が麻痺してきて、異常なことも普通になってくる。そんなときに友達に会社の話をすると「それってヤバくない?」と言われ、そこで初めて自分の置かれた環境の異常さを実感する。
あの友人はその役割を果たしていて、とても良いキャラクターだった。
家政婦が笑いながら泣くシーンは、本当に違和感と不気味さしかなくて最高!
あ、ちなみにティーカップをスプーンでかき混ぜるシーンの音はすごく苦手だった。
何て言うの、あの黒板を引っ掻いたときに鳥肌が立つやつ。あの感じがして嫌い。
黒人アクションミステリー
黒人は催眠による洗脳と脳の一部移植によって白人に人格を乗っ取られている。主人公は新たな犠牲者としてやってくる。移植される前に催眠の暗示方法であるカップをスプーンでかき回す音を封じるべく椅子の綿を耳に詰めて、催眠にかかっている振りをする。なんとか逃げ出すが、家を出てすぐ彼女と黒人の体を奪っている祖父に追われるが、携帯のカメラのシャッターにより、祖父が乗っ取っている黒人の暗示をとき彼女を射った後自殺する。撃たれた彼女と主人公だけがのこり主人公が彼女を殺そうと首を締めているときにサイレンの音を鳴らしパトカーがくる。
ゲットアウトとは主人公がカメラで黒人を撮影したときに言われるセリフであり、黒人の本当の人格が主人公を助けるために言っていた言葉である。
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