「好きになれない映画」ミックス。 さつまいもさんの映画レビュー(感想・評価)
好きになれない映画
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古沢さんのドラマファンです。
「デート」も「リーガルハイ」も最高だと思います。
ただ、映画「エイプリルフールズ」はハマらなかったので、そもそも見に行くべきじゃなかったのかもしれませんが…本作にはまったく心が動かされませんでした。
大作からミニシアター系、洋画邦画問わずに鑑賞するので、商業色の強いものにも偏見はないつもりなのですが…
この映画は小手先だけの「面白そうなもの」で作られた印象でした。
以下、良かった点と悪かった点を箇条書きにて失礼します。
▼良かった点
・キャストが魅力的
・警視庁チーム魅力的
▼気になった点
・全体的に笑いの質が古く差別的
(今時、オカマ・デブ・カタコト中国人で笑わせるのはどうなの?
わざわざ工場の上司まで中国人とかどういうつもりなんだろう?)
・観客全員が主人公たちを応援している状況に違和感
(スローのシーンで観客全員が祈りのポーズを決めているのには、鳥肌が立ちました。主人公たちが負けて静まり返る会場とか気持ち悪すぎる。敵チームは世間ではスター選手のはずなのに、終始ただの悪役扱い)
・そもそも卓球である意味がない
(スポーツものは、その世界ならではの展開や知られざる情報などが魅力になると思うのですが、それが皆無)
・舐めきった試合前のパーティに石川佳純を登場させるリスペクトのなさ
・恋愛が見せたいのかスポーツが見せたいのか、よくわからない
(両チームともに恋愛感情があるカップルって、卓球選手なめてるでしょ)
キャストは魅力的なだけに、残念でした。
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